2020.08.31 今思う事

7日にポコが亡くなりあっという間でした。。。
もう8月が終わってしまう寂しさが募ります。
連日猛暑日の8月なのに、9月になるとう言うだけでポコと一緒に過ごした日々が遥か遠くになる様な気になります。

時間だけはみんな平等に過ぎているはずなのに、自分の所だけ時間が止まって欲しい。。。そんな事を思います。
今まで見送った子は、何かの加減に気配を感じたりしていましたが、不思議な事にポコの気配を全く感じません。
ひょっとするとポコはこの世に思い残す事なくお空に上がっていったのでしょうか。

ポコはどんな思いだったか、聞いてみたいですね。。。
父が亡くなった時も母が亡くなった時も、そんな事は考えた事はなかったのに・・・
愛犬を亡くすのは幼子を亡くすのと同じだと聞きました。
両親には申し訳ないけれど、両親を亡くした時よりも愛犬を亡くす方が何倍も辛いです。

我が家ではポコが一番の長寿犬だったので、今まで犬の認知症を知りませんでした。
ポコの行動に??と感じたのは、去年の冬でした。
ポコが夜中にベッドと壁の間に挟まってしまい動けなくなってしまいました。

その時は、どうしてそんなに狭い所に入ってしまったのかと思いました。
けれど今思うと、あの時は認知症の入り口だった気がします。

それから何度か狭い所にハマってしまう事があり、ポコが狭い所に入らない様にクッションや物を置いて対処しました。多分耳も遠くなって、私が呼んでもリアクションがありません。。。

いつも仕事から帰りリビングドアを開けると、今まではすぐ出て来て庭へ出ましたが、いつの頃からかリビングドアを開けても出て来なくなりました。耳が遠くなってドアの開く音が聞こえない。だから寝てまま起きて来ない。たぶんこんな感じだったのではと思います。

それからは、部屋の中まで入ってポコを起こして一緒に庭へ出る。
こんな日が多くなりました。

認知症になるのは刺激が足りないのかな。。。
人間の場合は、一人暮らしになって喋る相手がいなくなると認知症が進みます。
これは私の母がそうでした。

今思えば、「ポコが寝ているからそっとしておこう」じゃなくて構ってあげる時間をもっと持っていたらと思いました。
それから耳が遠くなると吠えなくなります。
たぶんこれも外部からの刺激がないからでしょうね。。。

適度な運動や声かけ、耳が聞こえなくなっても話し続ける事やコミュニケーションは大切ですね。。。
きっと今だったら、骨伝導でポコの頭に顔をつけて話していたでしょうね。

それに気が付いたのは、亡くなる1ヶ月前位だったから・・・
ポコの頭に顔をつけて声を出すと、ちゃんとワンワン!!
と吠えてリアクションしてくれましたね!

元気だった頃は、いつも私の足元にいたから言葉の掛け方も多かったし、私の動きをよく見ていました。
逆に体調を崩してからは認知も進んで、私のストーカーもしなくなりましたl
今思えば、色々な所で変化はありました。

ただポコは、夜に徘徊したり、吠えたりは一度もなかったので、それだけは助かりました。
毎日少しずつ変化していくから、認知になったのも、耳が遠くなったのも、どこからと言うよりいつの間にかという感覚でしかありません。

けれど今思えば、それに気が付いた時点で、何かを変えていたら
もっとポコと楽しくコミュニケーションが取れたかも?!
と思っています。

高齢になると、気がつけば認知症が出ていたり、発作が出たり
若い頃とは違う色々な変化があります。
やっぱり早く気が付いてあげる事。
そこからなんでしょうね。。。

子育てと同じで、1匹目より2匹目、・・・
きっとぶなぴーには、今までの子供達から教わった事が活かせるといいな。
と思っています。

最近、私がボーッとしているといつもぶなぴーが私の見える所にいます。
そして、私が笑顔になれる様に、一生懸命愛想を振りまいてくれます。

ありがたいね。
この子供達は、みんな可愛くて一緒にいてくれるだけで良い存在。
今日も一緒にいてくれて、ありがとう!

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