2020.08.07 神様のもとへ

昨夜、23時半ポコが鳴いたので側へ行き。。。
体の向きを変えてしばらくポコと一緒にいました。。。
2時半、ポコが鳴いたので側へ行き。。。
ポコの居場所を少し移動してポコをずっと見ていました。

ポコはいつの間にか寝入ったようで、安心して私も布団へ入りました。
ポコが眠ると一安心でした。

今朝もいつも通り5時起床。
5時半に投薬、目薬の順番で最後の目薬をつけたのは6時になっていました。

いつも通りの幸せな朝。
ポコは、一昨日までやっと座る姿勢ができていましたが、昨日からは座る事が出来なくなりました。今までの様に自分の体が動かないから、ストレスになり鳴きます。
側へ行き、ポコを立たせてあげると歩こうとします。

それでもフラフラだから、ポコの体を支えながらポコが行きたい方へ一緒に移動。
座る姿勢をしたいのに、前足が滑って崩れてしまう。。。
私が掌で支えてしばらく座る姿勢で満足そう!

7時過ぎ、ポコが鳴き通しになりました。
どうしたいの?
どうして欲しい?

慢性腎不全で鳴き通し・・・
先代犬の時は、それは尿毒症になり痛みからくる鳴き通しでした。
直ぐにポコの口臭を確認。
ほんの少し、尿の匂いはしているものの、まだ重症ではない。

1時間経ち、2時間経ち・・・、ポコは鳴いたまま。。。
今日は、通院日。本当はポコは家に置いて行く予定でした。
けれど、この鳴き方で1日中いたら体力を奪われる。。。
沈静剤でも打ってもらい、少し休ませてあげたいと思いました。

今日の予約は、11時半。
9時半頃病院へ電話をして、ポコの容態が急変したのでもっと早い時間でとお願いしました。

病院へ到着後、他の患者さんの間に入れて頂き診察。
ポコの心音は変わりなし。
左眼の眼圧を測って頂くと、正常値でした。
右眼も70あった眼圧は、25まで下がっていました。
しかし右目の傷が陥没しており、もしかすると悪化する恐れが。。。。

そしてポコが鳴き通しの事を話すとお薬を出してくれました。
睡眠導入剤で安定剤的なお薬との事
この状態で鳴き通していると、疲れて眠れない。。。

先生にここ数日の事を話しました。
輸液の吸収が悪くなった事。オシッコの量が減っている事。
昼夜逆転して夜泣きする事
今朝からうっすら尿の匂いがする事を話しました。

血液検査はせず、これからの事を先生と話しました。

村上先生
村上先生

尿毒症の初期に入ったかもしれませんね。
これからは早いかも・・・
安楽死を選択するのであれば・・・

安楽死のタイミングは、何時も迷います。
どれも正解はないし、未だにわかりません。

僕の都合で行くと、今度の日曜日
11時半頃病院へ来て頂き、ポコちゃんの腕に留置針をします。
その後、ポコちゃんの車の後を僕が一緒に着いて行き
ポコちゃん家に行きます。

少ししてポコちゃんが落ち着いた頃、
ポコちゃんとお別れをする流れです。

これはあくまでも予定なので、日曜日の朝お電話頂き
延期にしても大丈夫です。

今日は、睡眠導入剤・輸液・お薬を2日分だけ出しておきます。

との事でした。

実は、今まで一度もブログにあげた事がなかった事。。。
病気をしている子の前で、これからどうするとか、亡くなる時の話とか、亡くなる相談とか
すると、動物は言葉は理解していなくても、感じ取り自分で帰り支度をして逝ってしまう。。。

今まで飼った子供達は、みんなそうでした。。。
ペコの時は、最後は両眼失明して、看ているのも可愛そうで・・・
主人とこれからどうする?!
と何気ない会話をした後、直ぐに旅立ってしまいました。

だからポコの時は、先のことは考えない。
決して口にしない。
この事だけは守って来ました。

これはポコが亡くなった後に先生に連絡した時も言われましたが

村上先生
村上先生

今日、ポコちゃんがいる前で僕たちが安楽死の話をしたから・・・
ポコちゃんが聞いていて、自分で空へ上がる時を決めて旅立ってしまったのかも。。。

と。。。
それに今朝も主人と、来週いっぱいまでは私がお休みを取っているけれど、それ以降は交互でお休みしようと話していたばかり。。。

今朝のポコの様子から言えば、ポコは一人で移動もできず、オシッコやウンチをしたら直ぐに片付けてあげないといけません。だから誰かしら家にいないと。。。
そんな事を話していました。

今まで守って来た事を今日に限って、破ってしまった。。。

ポコは睡眠導入剤を病院で飲んで、午後1時前に自宅へ戻って来ました。
帰宅後のポコの呼吸が辛そう・・・
一旦止まっていた鳴き声も聞こえ、目は見開いたまま・・・

携帯酸素で凌いだけれど、全然効果なし。
舌が白くベロっと長く出てしまっていました。。。

はっと気がついた時、ポコの呼吸の音が聞こえなくなりました。
舌をだしたままの状態で、私が口に息を吹くと一度だけ大きく呼吸をした気がしました。
そのまま戻る事はなく、神様の元へ帰って行きました。

考え方によっては、慢性腎不全から尿毒症で亡くなるより苦しまなくて良かった。。。
呼吸困難の状態は1時間位でした。
まだ息をしている様で、何度も何度もポコを呼びました。

ポコは亡くなった後もまだ息をしているかの様に、目は輝いて舌をちょこんとだしています。
私が感じるのは、まだポコの魂はポコから離れずずっと一緒にいる感じです。
そうそう、しばらく一緒にいよう!

少ししてから先生へ、ポコが亡くなった事を連絡しました。
先生は手術中だった様で、夕方先生からご連絡を頂きました。

村上先生
村上先生

ポコちゃんを病院へ連れて来て貰えれば、病院なら少しの間ポコちゃんを家に置いて行く様に処置ができます。

そう言ってくださいましたが、丁重にお断りしました。

村上先生
村上先生

そうですか。
それじゃ〜、少しの間ポコちゃんを家にいさせてあげて下さい。

との事でした。

人にはそれぞれ考え方は違うと思いますが、私はポコの亡骸をずっと見ている方が辛いです。
苦しみ抜いて亡くなったお顔と違い、とても穏やかな寝顔の様です。

近くに住んでいる娘が直ぐにポコの枕花と私たちの夕食を買って来てくれました。
可愛いひまわりやピンクのカーネション・・・
チビクロにはぴったりの可愛いお花です。

ポコちゃん、ありがとね!
ポコは最後の最後まで頑張り続けました。
まだポコがお空に帰るには心の準備はできていませんでした。。。

ただ、ただ、ありがとう
ポコは良く頑張った!
と褒めてあげたいと思います。

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