2020.08.08 無常の境地

今の私の気持ちは、この無情の境地です。
自然の摂理には逆らえない。。。受け入れるしかないんですね。。。

今朝も何時も通り5時起床。
この所、必ず夜中に起きていたので、夜中に何度も目が覚めました。
そして今日も目覚ましがなる前に目が覚めました。

それはポコとの日課でした。
ポコが亡くなってから、
ポコがお空に上がるまで、閉じない目が痛く無い様にずっと点眼していました。
眼がキラキラ輝いて、目薬をさすたび瞼を動かしている錯覚に落ちました。

ここ最近は、ポコが静かに寝ていると、痩せ細ったお腹が動いているか、じっと静視していました。そっとそばへ行って、大丈夫! ポコは頑張ってる!!
そんな毎日でした。

だから今日もポコのお腹を静視していると、動いている錯覚をしました。
2〜3日前から呼吸をする度、少し苦しそうな感はありました。
家に酸素室があったら・・・、そんな事も思った事もありました。

どんだけ親バカなんだって話です。
けれど我が家には、携帯酸素だけは10本ほど常備していました。
この2〜3日で3本ほど開けました。
人間用だから、犬が使うには中々上手に酸素を吸えません。。。
もっと早くに色々な所に気がついてあげれば良かった。

今まで15年も一緒に生活して、私は何をしていたんだろう。。。
どんだけ観察は大事と言って置きながら、全然見てなかったじゃん!
そんな思いに苛まれています。

そう思う反面、もしポコがお空に帰る事なく私と一緒にいたら・・・
すでにご飯を食べずに5日目になっており、後どのくらい頑張れる?!
決して言葉に出しては言わないけれど、心の中では色々な思いがありました。

痩せ細った体に多量の輸液を入れるのは可哀想で、ポコの事を考え一度に250ml入れたら歩けなくなってしまうから、朝晩2回の点滴に変えて量を減らしていました。
今私が思う事。。。
それは本当に本当に沢山あり過ぎます、けれどきっと今後も記録として残す事はないでしょう。それは私の心の中にだけしまっておけば良い事だと思うから・・・

決して後ろを向く事なく、前だけ向いて歩こうと思います。
きっと愛犬を亡くした後、後悔だけが残っている方が沢山いると思います。
けれど、振り返ったとしてもどうする事も出来ない、変える事が出来ない時間です。
それだったら、今までの思いはこれからの自分の知識や知恵として、経験として次に迎えるかもしれない家族の為に活かす事。きっと活かされる時が必ず来ます。

みんな初めて飼った子は、初めての経験だから分からない事だらけで、気づいてあげる事が出来なかったと言う思いがあったはず。。。
それは私もそうだったから。

村上先生と何時だったかお話しさせて頂いた時、
先代犬も慢性腎不全で亡くしており、後悔だけが残りました。
と話した事がありました。
けれど、ポコが慢性腎不全になった時は、先生より私の方が早く気がつきました。

2017年2月に健康診断(血液検査)をしており、正常値
けれど3月にヘルニアで通院した時に、私から申し出て血液検査をして頂きました。

その時先生から

村上先生
村上先生

先代犬の時の経験は、ちゃんとポコちゃんに活かされましたね。
こんなにお水を飲まない子では、慢性腎不全になっている事は気づきませんよ。
先月、血液検査をしたばかりだったし、僕も大丈夫だと思っていましたから。

その時初めて、先代犬の時に後悔した事が、後悔ではなくなりました。

きっとポコは私が後ろを向いて後悔だけの人生を過ごしていたら悲しむから。
どんな事を話したところで現状は何も変わらない。
だったら前を向いて、ポコが神様のもとへちゃんと行ける様に。
ペコが待っている虹の端のたもとへ無事にたどり着ける様に、祈るばかりです。

ポコの身体は、神様の元へ帰って行きますが、ポコの魂は私とずっと一緒です。
朝一番にポコの遺影を作りました。
大好きな私の一枚です!

慢性腎不全になってからも、こんな可愛い素敵な笑顔を見せてくれました。

ポコの笑顔
2017年10月

ポコの瞳は、つい先ほどまでこの写真の様にキラキラ輝いていました。
なくなった子に点眼なんてバカらしい・・・。
そう思われる方がいらっしゃると思いますが、晩年ポコはマイボーム腺腫や腺炎・結膜炎・緑内障・・・、眼の病気が多かったです。

もう誰も使わなくなった抗生物質の点眼点鼻薬、目につけて、鼻が乾かない様につけてあげました。ポコは今にも動き出しそうです。

きっとこんな安らかな寝顔になったのは、ポコは満足して犬生を全うしてくれたと思う事にしました。今日はポコに良くあげたシュークリーム・ドライ・お菓子を持って斎場へ行きました。

このポチたま霊園は、ペコの時もお世話になって2回目です。
斎場でお花の用意はしてありましたが、斎場へ行く前に一緒に入れるお花の用意をしていきました。

この場に及んでもまだポコが動きそうな感じです。
穏やかないいお顔です。

骨あげ前に係の方から、

とても綺麗な状態で頭も尻尾の骨も残りました。
骨格がしっかりして、骨量もある子でしたね。。。

ペコの遺骨もまだ納骨出来ないまま、ピアノの上に置いてあります。
今はお雛様の様にペコポコ2匹で並んでいます。
我が家の不二家は閉店です。

寂しいですね。もうお見送りした子が3匹になっちゃいました。
ペコポコは小さい頃からよく遊んで仲良しだったから、ポコはまたペコちゃんの隣にいられて幸せだと思います。

このサイトは自分の所だから、文字制限もないし・・・
記載を始めると何時まで経っても書き終えません。。。

また書きたくなったら、この続きを書き足します。

ポコちゃん、ちゃんと神様の元へ行かれたかな。。。
49日間は、魂はこの家の何処かにいるのよね。
ぶーちゃんが一人で寂しがっているよ。。。

ポコちゃんが亡くなってから、ブーが吠えなくなりましたよ。
あんなに吠えていたのは、今思うとポコちゃんへのエールだった?!

これからは、ブーが病気にならない様に観察して、注意して・・・
今まで見送った子供達が教えてくれた事を無駄にしない様にしないとね。

ありがとね。
ポコちゃん、これからもずっと一緒だよ!

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