2020.05.01 これからの事

今日はテレワークでしたが、ポコの状態が芳しくないのでお休みを頂き
午後の診察を午前中に変更して病院へ行って来ました。

ポコの腎臓の状態は、悪化・・・

日付 BUN CRE PHOS カルシウム カリウム HCT
正常値 17~27 0.5~1.8 2.5~6.8 7.9〜12.0 3.5-5.8 37.3~61.7
1/22 28 2.5 5.4 35.6
2/19 34 2.7 4.5 10.6
3/13 33 2.7 4.5
4/12 37 2.5 3.9 32.0
4/27 44 3.2 6.7 9.9 5.7 31.2
5/1 48 3.6 7.0 38.0

わずか4日で数字は悪化の一途を辿りました。
先生からは、色々な提案がありました。

もちろん静脈点滴です。
一過性であっても数字は改善して少なくとも延命には効果があります。

しかし皮下点滴と違い、朝病院へ預け夕方まで病院にいなくてはいけません。
病院が嫌いなポコにとってストレスになります。

なぜ私がここまで病院へ預ける事を頑なに嫌がるかと言えば・・・

それは、ポコの年齢もあるし、病院嫌いな事ももちろんあります。
しかし、実は先代犬の時にも同じような事がありました。

どうしても仕事に行かねばならず、モグを一人で家に置いて行くのも心配で
病院で相談した所、先生は、朝7時頃には病院に来ているのでモグちゃんを預かって静脈点滴しますよ。

とおっしゃって下さいました。
そしてモグを病院へ預けて仕事へ行き、終わってから速攻で迎えに行きました。
一人取り残されたと思ったモグは、ずっと鳴き通して迎えに行った時は憔悴していました。

その時の記録

その日から2日後、モグは虹の橋を渡りました。
あの時家にいたら・・・
仕事を休んでいたら・・・

どうせ助からない命なら、最後まで自宅で看たいと思いました。
静脈点滴をすれば確かに延命は出来ます。
しかし一旦悪化し始めた腎臓は、静脈点滴を止めれば徐々に元の状態へ戻ります。

もうポコは十分頑張ってきました。
大嫌いな病院でストレスを感じながら延命するより、自宅で看たいです。
と先生にもお話しして来ました。

以前通っていた病院は、静脈点滴をしている間、病院内で飼い主も一緒に過ごす事ができましたが、今通っている病院は一時預かりとなります。
もちろんその間飼い主は体を休める事も出来るので、一概にどちらが良いかの判断は難しいと思います。

先生からも獣医師としては、今の状態は静脈点滴をした方が良いと勧めますが、僕個人としてもポコちゃんもお母さんに取っても、もう心は決まっていますよね。

そんな折、先生からは異例の提案も頂きました。
連休中、もし時間が許すのならば車の中でポコちゃんのお母さんと一緒に静脈点滴出来る様にしますよ。ただ一緒に医師が一緒にいないので、心配ではありますが。。。

先生の気持ちはとてもありがたかったです。

延命ってなんでしょうか?!
ペコとリンパ腫と闘っている時にいつも葛藤していました。
この子にとって辛い治療を飼い主の都合でさせてはいないか?
この子にとっての幸せはなんだろうか?

痛い、嫌な治療する事がこの子にとっての幸せなのだろうか?!
もしそれで、元気になって何年も一緒に過ごせる希望があるのなら、
それはそれでとても意味のある治療だったかも知れません。

あの時の私はとうとう答えを見出せないまま・・・
本当に辛い思いをさせてしまったと思っています。

犬を飼ってしまった以上、必ず訪れるお別れの時
ポコが慢性腎不全と分かった時に、もう一ヶ月後はいないかも知れない。
半年後はいないかもしれない。
1年後は、2年後は、そして3年後は・・・

毎日の様に、今日も一緒にいられて良かった!
と思って来ました。

そして私の第六感
実父を亡くして、3年後実母、その3年後ペコと続けて見送って来ました。
今年に入ってから、そろそろなんだな。。。
と漠然とした不安がありました。

ペコとポコは3ヶ月違いの同じ歳です。
ペコを失った心の隙間をこの3年間の間、ポコが埋めてくれました。
ただ、ただ感謝しかありません!

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