昨夜は、何時もポコが寝ている脱衣所から私が布団を敷いている所までポコが来れる様に、段ボールを並べて道を作りました。
けれどすでにポコは、長い距離(と言っても大したことはないのですが)は歩けなくなっているので、私の隣の毛布の敷いている所へ連れてきました。
万が一ポコが夜中に歩き回らない様に、段ボールで囲いを作りました。
今朝起きてみると、50㎝程移動していましたが、毛布の隅の方で丸くなって寝ていました。
手を飲ませばポコがいる。
以前の様にポコがそばに居る事が何よりの幸せです。
今朝は私が起きてもキッチンの音があまり聞こえないのか、なかなか起きず。。。
そのまま起きるまでそっとして置いたら、30分ほどして目を覚ましました。
すぐトイレシートが敷いてある脱衣所へ移動。
何時もの日課が始まりました。
ポコにお薬をあげて・・・・
もう吸着剤を考えずに何でも食べたいときにあげる事にしているので、投薬後すぐポコが食べそうなものを用意しました。
けれどやっぱり寝起きは食欲がないのは動物も同じなので、興味を示さず。。。
今日は、主人がお休みなので仕事へ行く用意をしました。
ポコはヨーグルトやクリームなどの滑らかな状態のもの以外にほとんど食べないので、主人でも冷蔵庫から出してあげられます。
今仕事へ頑張って行き、後でまとめてお休みを取りたいから・・・
出掛けになって、ポコがキッチンへやって来ました。
ポコがキッチンへ来るときは何か食べたい時。
ヨーグルトをあげると20g食べて、プリンの上にのっている生クリームをあげると2g食べました。
何も食べないと不安ですが、朝40g近いヨーグルトを食べてくれたので、ちょっと安心しました。
そして今日はお休みの主人に10時ごろ点滴をしてもらえるように頼んで出勤しました。
今までの点滴の間隔だったら4時間前倒しで11時の予定でした。
今朝出勤前にポコの浮腫を確認すると、まだほんの少し残っている感じでした。
この状態なら、9時か10時だったら点滴できそうと思いました。
10時過ぎ、ポコに点滴したよ。
と主人からの連絡が入り、その後ヨーグルトも10gほど食べたとの事でした。
家に居れば、こうして起きた時にクリームでもヨーグルトでも上げられるのに・・・
ちょこちょこ上げる事が出来れば、それだけでもカロリーを稼ぐことが出来ます。
けれどそんな理由で長期休暇を申請したとしても理解してもらえないでしょうね。。。
今日、何度も今の状況を話してお休みを貰おうと思いましたが、とうとう言え出せないままでした。
先生とのお話の中でも、ポコちゃんは進行も遅いし頑張る子だから皮下点滴をして水分補給をしてあげれば、しばらく頑張れるかもしれませんよ。と話されていました。
見た目はぼーっと天然が入ったおとなしいペキニーズ
ペコと一緒に走っても、ぶなぴーと追いかけっこをしても、ポコはいつも負けました。こんなポコのどこに強さがあるのだろうか。と思います。
甘えん坊でいつも私の後を着いてくるストーカー。
トイレはもちろん、お風呂場の中まで入って来ました。
私が帰宅すると、しばらくどこへ行っていたのよ!
と言わんばかりに怒っていました。
散歩へ行ってもペコは良く歩いてくれるのに、ポコは急に歩かなくなり抱っこ。
股関節が悪かったこともあり、冬場は抱っこが多かったですね。。。
思い出すと切りなく出て来ます。
ポコが慢性腎不全と言われた時もこんなに長い間頑張ってくれるなんて思わなかった。。。
だからこの場に及んでもポコは不死身だなんて思ってしまう。。。
飼い主の勝手な想像です。
通勤の車中も音楽を聴く気になれず、信号で止まった途端涙が止まらなかったりします。
この子が自分の目の前から居なくなるという事が理解できません。
帰宅後、ポコにお薬をあげて・・・
何か食べられるかと思っていると、クルクル回り出し発作を起こしました。
もうパワーがないから、立ち上がるのも大変そうです。
大丈夫、うつ伏せのままで大丈夫だよ!
と話しながら、ポコは寝てしまいました。
今まだ手元に2004年、先代犬の慢性腎不全の記録が残っています。
当時の記録を読んでいるとポコの発作の理由が分かる気がします。
まだあの子は10歳でした。
これから栄養状態が悪くなると痙攣が。。。
そうだったね。足の震えが止まらなかったね。。。
昨日も先生とお話しさせて頂きました。
これからポコに起きる症状は尿毒症から多臓器不全です。
私は、もう2度とあんなに苦しみながら亡くなる愛犬の姿を見たくありません。
ポコは尿毒症になったら病安楽死を考えています。
あの時の記録もそうでした。
尿毒症から多臓器不全で亡くなるまで、苦しそうに鳴き通しでした。
あの苦しみ方を見たら一刻でも延命したいとは思いませんでした。
飼い主からは言いづらいお話を前回病院へ行った時に、先生からありました。
僕はポコちゃんに苦しんで欲しくないです!
人間の場合は、癌の末期でもモルヒネの様な物を使い痛みがない様にしますが、動物の場合は苦しみながら最期を迎える事が多いです。
人間は病院で看護師さん達に看て頂けますが、動物の場合は家族だけで看なければならず、経済的にも、体力的にも、精神的にも大変です。それでもこの子供達からたくさんのものをもらい、癒されて長い間一緒に生活して来ました。後悔しない様に最後まで自分で看たいです。
両親には怒られちゃうと思いますが、親をなくすよりこの子達を亡くした時の方が何倍も辛かったです。。。
この話は、ここだけのお話です。
ポコは、6時半に発作を起こしたまま眠っています。
そろそろ起きてご飯を、何か食べて欲しいのですが。。。
暫くして21時頃、やっとポコが動き出しました。
ポコは認知症になっても何か食べたい時は、キッチンの定位置へやって来ます。
ヨーグルトは食べない。クリームもいらない。。。
じゃ〜、ダメもとで帰宅後すぐに焼いたグリルチキンを出してみると食べました。
最初は10g、その後7g、また追加、また追加で34gも食べてくれました。
この所、咀嚼も出来ず、ヨーグルトを舐めるのがやっとの日が続いていましたが、
ポコの生命力は、本当に想像を絶します!
きっとこのぬか喜びは、また明日には食べなくて打ち拉がれるのだと思いますが。。。
今日、食べてくれただけでも良かったです!
こんな日が1日でも続きます様に。
ポコと一緒に過ごせる至福の時間。
今日も一緒にいてくれて、ありがとう!!