2020.09.03 眼の病気:マイボーム腺腫

我が家で今まで飼っていた子で眼の病気を一度もした事がないのはぶなぴー。
シーズーやペキニーズなど眼の大きな犬種は、一回位は眼の病気に見舞われる。

初めて飼った先代犬は、眼を擦って角膜炎を何度か繰り返していました。

そして8歳頃、上瞼に小さなマイボーム腺腫(霰粒腫)が出来ました。
以前から目を擦って角膜に傷がついて所にマイボーム腺腫が接触し、刺激する・・・
また目を擦る・・・
そんな悪循環を起こした事から、8歳の時に全身麻酔でマイボーム腺腫をレーザー切除しました。

目を擦る原因は、逆さまつ毛とドライアイ
この事が分かってからは、定期的(2ヶ月に一回)に病院へ通い、逆さまつ毛を抜いてもらい、角膜保護剤(アイドロイチンやヒアルロン酸)の目薬を朝晩2回つけていました。
それからは、目を擦る事はあまりなくなり、眼を痒がる事はほとんどなくなりました。

マイボーム腺腫は高齢になると出来やすい眼の病気です。
目尻にあるマイボーム腺が何かの原因で詰まり、腺腫ができる。その腺腫は、徐々に大きくなります。
腺腫のできる場所にもよりますが、それが原因で感染症を起こし結膜炎などを繰り返す・・・
特に高齢になってからの発症が多い為、全身麻酔での切除を躊躇する場合も多いです。

一般的には、レーザーや液体窒素で焼く治療が多い様です。
眼科専門の病院へ行くと、無麻酔で液体窒素で焼いてくれる所もあります。
ただ、高齢になってから遠方の病院へ通うのも大変な場合もあるかと。。。。

いつも先生からは、呼吸の異常と眼の異常は一刻を争い、病院へ!!
と言われています。なるべく早く診察が必要です。

眼の異常に気がついた時に私が実行した事は、眼の写真をとっておく事です。
充血やマイボーム腺腫や、マイボーム腺炎などもですが、写真をとる事により見比べる事が出来ます。

毎日観察しても前日との違いが分かりづらいです。
そんな時は、写真に取っておくと良くなる時も、悪くなる時も分かりやすいです。

『毎日の日課』
毎朝、4時45分目覚ましが鳴り (朝起きぬけは、ポコも眠そうです!) ポコ達を庭へ出し、オシッコをさせてから散歩 5時15分頃 ポコ達のご飯とヨーグルト水をあ…

目を何かに擦る仕草、ひょっとすると角膜に傷がついているかも・・・
角膜炎になると、体力や免疫力がある時は点眼薬で治りますが、免疫力がなくなると炎症が広がり全眼球炎などになる可能性もあります。

高齢になってからの目の病気は特に早期発見し、速急に治療しましょう。
眼の病気、気をつけましょう。

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