もう月末。。。
本当は今年は、母の七回忌でした。。。
コロナの事もあり、来年に延期らしい。。。
8月はまた、悲しい思い出の月になりました。
だんだん歳をとると失うものが多くなり、切ない限り。。。。
ふと去年の今頃はどうしていたのかと、ブログを見ていました。。。
去年はポコの生涯で一番体重が多かった5.5kgだったんだね。。。
ポコちゃんは、ペコちゃんもぶなぴーも仲良しで、いつもいつも一緒にいる事が多かったですね。。。
この一年の変化は大きかったですね。。。
食べ物や摂取カロリーもほとんど同じなのに、少しずつ体重が減ってきました。
人間と同じ様に、老化すると自然に痩せてくる様です。。。
そして、去年の暮れ近く、一緒に2階の寝室で寝ていましたが夜中にポコが徘徊してベッドと壁の間に挟まってしまい動けなくなってしまった事。。。。
気がつくととても怒りんぼになり、若い時と比べ我慢が出来なくなりました。
爪を切るのも、毛の手入れをするのも、嫌がる様になりました。。。
そして耳も遠くなって、寝ている事が多くなりました。
普通に考えれば歳を取った。そういう事なんだけれど、12〜3歳の時とは違う変化でした。
それでも外は大好きで、庭へ出るとぶなぴーと一緒に家の周りをグルグル回って走っていましたね。。。
まだ外へ出られる間は、足腰しっかりして家の中でも滑るという事はありませんでした。
やっぱり一番大きな変化は、マイボーム腺腫を取った事。
続けて病院へ行った事がストレスになりご飯を食べなくなってしまった事。。。
それまでは安定してご飯を食べられ、お水も3〜400ml程度飲めていたのがお水も飲めなくなってしまった事。
これにより水で満たされていないと悪化する腎臓の状態が悪くなってしまった事。
この事がきっかけに血液検査の数値が上がって行きました。。。。
慢性腎不全にとって一番の薬は飲水量の確保。(体重1kg当たり100ml)
元からお水を飲まない慢性腎不全のポコは、私がお水を飲ませる努力をしないとお水を飲みません。
そして急激に食欲も落ちて、今までの半分程度のカロリーしか摂取できなくなりました。
それに伴い発作が頻発する様になりました。
ポコが初めて発作を起こしたのは、2年前でした。
2回続けて発作があり、その後1年間は何もなく過ごせていました。
そして今年の1月にやはり続けて2回続けて発作がありましたが、その後はどうにか安定した日々を過ごせており、発作も起こさず元気に過ごしました。
所が、4月にマイボーム腺腫を取った頃から、体調を崩しお水が飲めなくなり、ご飯を食べられなくなり、発作を頻発する様になりました。
すると・・・
発作になる刺激を避けた方が良いとの事で、外へ出る事も減りました。
刺激ない生活は、認知症を発症して徘徊する様になりました。。。
しかし発作は頻発する様になり、多い日には5回/日なんて時もありました。
発作で死ぬ事はないとの事でしたが、後から伺った事は発作を頻発する事により脳の損傷が出るとの事。
この事は、後からその症状が出る事により、脳の損傷があった事がわかりました。
家の中だけの生活が続くと、運動不足にもなり足腰が弱くなり、足が滑る様になりました。
足が滑る事もストレスになり発作の原因に・・・
そして、筋力が落ちてじっと静止している事が困難になると、水入れのお水が上手に飲めなくなりました。
老化とは、1箇所だけでなく、色々な所に影響が出るものなんですね。。。。
今まで絶妙なバランスで安定して過ごせていたのが、ちょっとした変化で体調を崩して
そのまま持ち直す事ができずに悪化して行きました。
たぶんそれは老化現象なんだと思うけれど。。。
ポコが亡くなる2週間前の頃、歩いていると急に頭を支えきれない様に、前に落とす事が何度かありました。私が見ている時でも急に頭を下げて動けなくなるので、最初は驚いて体を支えました。
後から先生に伺った事は、発作が頻発する事により脳に発作性の脳損傷が起こり神経細胞がやられてしまうとの事でした。
最後の頃は、てんかん発作を起こすだけのパワーがなくなり、発作はあまり起こさなくなりましたが、
今度は、腎性の痙攣を起こす様になりました。
この腎性の発作とてんかん発作の違いは、私の認識では、(ポコの場合)てんかんの発作は起きている時に何かのきっかけが発作を誘引していました。
腎性の発作は、熟睡している時に四足をブルブル震わせる様な痙攣を何度か起こしました。
これも後から先生に動画を見てもらい解説して頂いた時は、慢性腎不全(尿毒症)からくる腎性の痙攣だと思います。との事でした。
それでも、最後の救いは・・・
たぶんポコは慢性腎不全特有の末期症状(尿毒症から多臓器不全)はなかった事です。
ご飯を食べられなくなり、お水も飲めなくなり・・・
亡くなる3日前から呼吸が苦しそうになり、毎晩、夜中に鳴きました。。。
体調を崩してからも、一時はドライフードを食べられる様になったり
また元気になるのではと思う事もありました。
最後まで本当によく頑張ってくれました。
ポコは、私の尻尾のある可愛い自慢の娘でした。
ポコはね、天寿を全うして、犬生を全うしてお空にお引越ししたんだよね。。。
体調を崩してから4ヶ月間、人間だったら1年以上も頑張ってくれました。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
いつも、いつも、ありがとう!