ポコが居なくなって3日目
未だに夜中に目が覚め、朝も5時前に目が覚めます。
ポコは、亡くなる5日ほど前から夜中に起きる様になり、変化が起きました。
人間もそうですが、病気が重症化すると昼間はよく寝て、夜中に寝なくなる様です。
最初は、喉にたんが絡む音？
鼻が詰まって苦しいから？
どれも呼吸が苦しくなる原因には違いない。。。
けれどあの時は気がつかなかったけれど、それ以外にも一番大きな原因
筋力の低下だったかもしれません。
日に日に体を支える事が難しくなっていました。。。
輸液も主人の半休の残りが少なくなった事もあるけれど、一度に250ml入れてしまうと体のバランスが取れず、歩けなくなっていました。
輸液の吸収も悪くなっていたし、2回に分けてなるべくポコの負担を減らす事も大切でした。
5kgあった体重も亡くなる頃は、3kg台まで減ってしまい、毛がふわふわだからわからないけれど、抱き上げると肋骨がゴツゴツしてガリガリでした。
先代犬の経験から病気の進行がわかっていたから、色々な所に注意していたつもりでした。
輸液の吸収が悪くなる事。おしっこの出が悪くなる事。
ただ一つ見逃してしまった事、それは筋力の低下でした。
先代犬が慢性腎不全になった時は、10歳7ヶ月でまだまだ足腰しっかりして筋力もありました。
それにポコと違いわずか1ヶ月でお空に上がってしまったので、体重がポコの様に20％も減るという事もありませんでした。
同じ慢性腎不全でも個体差により進行も違うし、状況も違う事を学びました。
ポコの筋力の低下、これは大きな誤算でした。
ポコは貧血防止の為に鉄剤のタブレットを服用して、増血剤のホルモン注射も4週間続けて打ちました。
前回の血液検査でも貧血は改善されていたはずなのに、亡くなる3〜4日前には舌の色が白っぽくなっていました。
これはどういう意味なのか？！
呼吸も苦しそうに、肩で呼吸をしたり、口を開けたりしていたけれど。。。
これは筋力低下だったのか。。。
舌の色は？
たくさんの疑問が湧いて来ました。
注意深く観察していたはずなのに・・・・
ポコの左眼も緑内障かも・・？！
と村上先生がお休みの日に病院へ行った時
ポコの喉に端が絡まっている音がする事。
夜になると呼吸数が多い事などを話したけれど。。。
7日の診察時には、心音には異常が無かったことを考えると。。。。
やっぱり自分の疑問に思った事は、きちんとした答えを見出さないと前に進めない気がしました。
ペコの時もポコの時も亡くなる時は舌の色が真っ白でした。
酸欠です。
ペコの時は、リンパ腫が脳の呼吸を司る神経を圧迫して呼吸ができなくなったのでは、
と先生から説明を受けました。。。
そうなんだ。。。リンパ腫って怖い病気だな！
確かに、リンパ腫は、ペコの視力を司る神経も圧迫したから、見えていた右目も失明してしまった。
リンパ腫の症状の中でも脳神経を圧迫する事はレアなケースとの説明を受けました。
先生にご挨拶に伺った時に、今までの疑問を伺いました。
どんな病気も教科書通りじゃない。万が一の事もたくさん起きるということを学びました。
ポコの舌が白かったのは？
亡くなる2日前（2020.08.05 水）に寝ている時に足をバタバタ痙攣発作を起こしています。
先生に動画を見せた所、これは尿毒症が起因する痙攣ですと伺いました。
その時には、まだポコの口臭は尿の匂いはしていなかったけれど。。。
もしかすると高カリウム血症？！
よくこの病名は聞くけれど、正確にはどんな症状なんだろう。。。
そうだったんだね。。。
きっとポコの死因は、高カリウム血症だったのかもしれない。。。
吐き気や悪心から食事を取れなくなって、2~3日前から下痢が続き、筋力の低下が起こった。
亡くなる2日前に痙攣を起こしており・・・、心停止。
慢性腎不全の死因は、尿毒症だけだと思っていたら、高カリウム血症もだったんだ。。。
そう言えば、以前先生もそんな事を話していた気がする。。。
勉強不足だったね。。。
もっと色々な症状を調べておくべきだったね。
いづれにしても、もしあの時病院へ戻っていたとしても助からなかったんだね。。。
自分の中で納得がいく答えが出ない限り、ポコの死を受け入れられない。。。
きっとポコの優しさだったんだね。。。
きっとあの時、絶対なかったと思うけれど、安楽死を選択していら後悔が残ったかもしれないから。
ポコが先に自分で。。。 もしかしたらポコが私が苦しまない様に守ってくれたの？！
ごめん！ ごめんね、気づいてあげられなくて。 m(_ _)m
ポコ大好きだよ！
何時も笑顔と、至福の時間をありがとう！
また会おう！
姿が変わっても見つけるから！
ありがとう！！
