今日は、腎臓の療養食を食べれるようになってから初めての血液検査
前回は、お肉しか食べなかったのでBUNが高値でしたが
腎臓の療養食を食べれるようになったので(タンパク質摂取量が減ったので)
下がりました。
しかし、クレアチニンは上がってしまいました。
前回より点滴の間隔が空いた為だと思います。
16日の検査時は、1回/24時間 でしたが
その後、浮腫が出た為、 1回/36時間 に間隔を空けました。
皮下点滴の感覚がが24時間と36時間とでは、結果としてこんなに違う事に驚きました。
逆にもしこの状態で皮下点滴をしていなかったら・・・・
と考えると、些細な事で体調を崩しただけで病気の進行が早くなる。
ほんと怖いです!
そのほか、総蛋白やアルブミン(栄養状態)には問題はなく
食欲がなくても栄養状態としては問題はありませんでした。
日 付 | 比 重 | BUN | CREA | 無機リン | SDMA | HCT・貧血 |
---|---|---|---|---|---|---|
正常値 | 1.03以上 | 17~27 | 0.5~1.8 | 2.5~6.8 | 10~14 | 37.3~61.7 |
3/27 | 1.021 | 117 | 1.8 | 5.0 | – | – |
4/10 | 1.024 | 38 | 2.0 | 3.3 | 17 | – |
4/24 | 1.016 | 33 | 2.3 | 3.7 | – | – |
4/30 | 1.015 | – | – | – | – | – |
5/7 | 1.013 | – | – | – | – | – |
5/15 | 1.011 | – | – | – | – | – |
5/18 | 1.012 | 36 | 2.6 | 4.2 | 18 | – |
5/28 | 1.013 | – | – | – | – | – |
6/1 | 1.010 | 35 | 3.0 | 3.7 | – | 40 |
6/5 | – | 34 | 3.0 | 6.6 | – | 39.4 |
6/10 | – | 67 | 2.2 | 5.1 | – | – |
6/16 | 1.013 | 82 | 1.9 | 4.6 | – | – |
6/29 | 1.011 | 49 | 2.7 | – | – | – |
先生は、とりあえずご飯も食べられるようになって来たし
今回のハンガーストライキは診察を終了しましょう。
との事でした。
ストレスから体調を崩し、完全ではありませんが回復まで約1ヶ月掛かり
診察費用と食事に要した費用は、ざっと20万円ほどでした。
ストレスは万病の元とはいうけれど、これは人間に限った事ではなく
動物は皆同じ何ですね。
特に口を聞けないから、余計にストレスが掛かるのかもしれません。
先生からは、今回は色々大変だったけど
皮下点滴を自宅で出来る様になった事は、大きな成果でしたね。
自宅で出来るか、出来ないかは大きかったですよ。
との事でした。
今朝のポコちゃんは、ヒルズ腎臓ケア缶詰を50gほど食べ
夜にロイヤルカナン腎臓サポート(ドライ)10gと缶詰30g
総カロリーとしては、1日の必要量にはなりませんが、
今日食べなければ、明日食べるからと思える様になりました。
これも大きな成果でした。
クレアチニンの数字だけ見れば、まだ食欲が落ちる数値にはなっていないから
この辺も、先代犬の経験が少しは役にたちました。
しかし、今日先生も話されていましたが、
慢性腎不全は少しずつ進行していくから・・・
そうなんですね。。。。
慢性腎不全の場合は、完治はないし
数字が多少前後しながら悪化してく
唯一の治療は、進行を遅らせる事だけです。
これからは、少しの変化や様子を観察しながら
ポコちゃんと向き合っていきたい。