2024.02.26　腎臓系の病気

腎臓の病気と言うと真っ先に頭に浮かぶのは慢性腎不全だけど、若い子に多いのは膀胱炎や尿路結石が多い様です。私のお友達のワンちゃんも、結石でずいぶん長い事治療をしていました。

ポコは12歳になってすぐ慢性腎不全になってしまいましたが、人間の体の様に動物にも体の中で弱い所があって、きっとポコの場合は腎臓だったのだと思います。
腎臓病を罹患すると、どうしても併発し易いのは膀胱炎
膀胱炎で治ってしまえば良いけれど、抗生剤が効かない耐性菌だったりすると腎盂腎炎になってしまう事も。。。

ポコは慢性腎不全と言われてから、先生が診察の際、頻繁にエコーを掛けてくれました。
膀胱炎の時には、お腹を少し叩いてエコーを掛けると膀胱内の尿の中に粉の様な雑菌が舞っているのが見えました。そして結石だと、もう少し大きな物が下の方にあるのが分かりました。

雑菌の舞った画像と結石の舞った時の画像の差は先生に言われるから
これが？
と思いましたが、石が膀胱内に舞っていた時は、前日からどんなものを食べたのか先生に聞かれました。

あの時は確かポコにあげた物はイチゴ、せいぜい1個程度だったと思うのですが
後から先生にイチゴもシュウ酸が含まれており

村上先生

たまにか、ごく少量なら良いけれど、毎日とかたくさんあげるとシュウ酸が溜まり結石になり易い。

慢性腎不全の子は抗生剤は使いたくないので、石ができ易い食べ物はなるべく控える様にしましょう。

その時に色々結石の事は調べました。
なんでも多量にあげたり毎日あげなければリスクは少ないですが、ワンコが喜ぶとついあげすぎてしまうのも飼い主です。

結石の中にもいくつか種類があり、ストルバイト結石については療養食が出ていたりお薬が効く結石ですがlシュウ酸カルシウムで出来る結石はそういった物がない為、大きくなってしまうと摘出手術になります。

ワンコの飲料水もミネラルの多く入った物は、犬の場合は結石のリスクが増す為、ポコの時はすでに慢性腎不全を罹患していた事もありミネラル「0」の純水をあげていました。

結石の時に食べて行けない食べ物はさつまいも・レタス・ブロッコリー未熟なバナナ
動物性の脂肪やタンパク質（肉の脂身・皮肉、魚、卵、乳製品など）を取りすぎないように要注意
犬で注意すべき結石は？結石ができやすい …より

私的に一番気をつけたい食べ物はさつまいもだと思っています。
理由は、あげすぎてしまう事！
レタスとかブロッコリーってそんなに多量に上げる事はないけれど、さつまいもって甘くて美味しい事もありワンコも美味しそうに食べてくれます。
ほんの少量あげるには良いけれど、つい美味しそうに食べるから小皿に山盛りであげている所を見る時もあります。さつまいものおやつも多いので、毎日あげると要注意です。