2023.02.20　血圧を下げるカリウム

ぶなぴーを亡くした事がまだ自分の中で消化が出来なくて、改めて肺高血圧症ってどんな病気なのか調べてます。
人間は、難病指定（86）で治療法が確立されてなくて、致死率が高い病気です。

犬の場合は、小型犬の罹患する心臓病と併発が多いとされており、血栓や心臓病の併発以外原因がわからない物については特発性肺高血圧症と呼びます。

先日TVで観た健康番組で「高血圧」の特集をしており飲水量が増えると血圧が上がると言うのがありました。

一般的には塩分を控えると言うのが鉄則ですが、塩分を取ると腎臓の糸球体でつくられるタンパク質分解酵素の一種であるレニンが血液内の物質に司令をだします。
腎臓の働きを知ろうなど複数のサイトより転用

その物質（ホルモン）が、血管収縮、血圧上昇などに作用し高血圧になるそうです。
肺高血圧は、肺動脈が何らかの影響で収縮して血圧が上昇し進行して行きます。
浸透圧で血管から水分がもれて、肺に水が溜まるのも一つの症状です。

体に余分な水分が入る事により血圧は上昇しますが、カリウムの入った野菜や果物で上昇した血圧を下げる効果あります。
カリウムの入った食べ物バナナ・カボチャなどは血圧を下げます。

慢性腎不全の子も末期になるとカリウム制限は必要ですが、維持期の時にはたくさん水分を摂取してカリウムの食材を食べて排出する事でバランスを取っていました。

ふと思い出したのは、ぶなぴーは去年の秋ごろから、以前と比べものにならないくらい飲水量が増えました。
もしかすると慢性腎不全に移行したのかと思うほど水分を欲しがりました。
その事が心配で、12月末村上先生最後の診察の時全項目の血液検査をして頂きました。
その時は、ミネラルバランスも含め全血液検査は特段変化した項目はなく、腎臓の状態も正常値内でした。

けれど飲水量増加＝血圧上昇と言う事を考えると、もしあの時にすでに肺高血圧症になっていたのなら、飲水量が増えた事でもっと肺に負担が掛かっていたと、今になって思いました。

肺高血圧所で血圧が上がったらカリウムの入った食べ物で、自然に水分を排泄できたら多少なりとも肺の血圧上昇の抑えられた？
と勝手な想像をしていました。

ぶなぴーはかぼちゃが大好きで、以前から野菜スープにはかぼちゃを入れると喜びました。
亡くなる2〜3日前にも、かぼちゃを美味しそうに食べました。
多少は、利尿作用があって体には良かったのかな?!
と思い返しています。

先日のTVでも、高血圧の人は積極的にカリウムの入った食材を！
と話していました。

我が家の子供達は、小さい頃から何でも食べられる様に、犬が食べても大丈夫な食べ物は何でもあげて、食べられる様にしていました。
ドッグフードしか食べた事がない子は、晩年食欲がなくなった時に食べず嫌い等でドライ以外の食物が食べられない子もいて、延命が難しい子もいると伺った事がありました。

その点では、ぶなぴーも亡くなる前日にグリルチキンを美味しく食べて、ヨーグルトも薄めずにスプーンに乗せてたくさん食べてくれました。

肺高血圧症が重度になると食欲不信になるとありましたが、最後に食べてくれた事がせめてのも救いでした。。。

カリウムの大きな特徴はナトリウムを排出する作用で血圧を下がる効果が・・・
バナナ・カボチャ・にんじん、大豆・芋類（人間の場合は、もっと色々な食材があります）

血圧の高い人や肺高血圧症の子にも、こんな食材が良いのかもしれませんね。

今日の子供達

今日、動物病院へ電話をして27日に予定していたドッグドッグを取り消して頂きました。
かと言って、自分の気持ちがスッキリしたわけじゃありませんが、気が進まない事を、やらなければならない事が一つ減っただけでも気持ちは少し楽になりました。

ドッグドッグも3月いっぱいまで割引サービスもあるし、フィラリア検査やワクチン摂取も去年は3月末頃だったので、四十九日を過ぎるまでゆっくりしようと思います。