2023.02.21　ぶなぴーのイメージ

最近、病気の話など暗い話ばかりですみません。。。
先日、セカンドオピニオンへ行った時、村上先生と昔話をしました。

村上先生は腫瘍認定獣医１級を持っている腫瘍専門の先生で、ペコが悪性リンパ腫になった時
2016年11月に転院しました。
先生に診て頂いてから、3年毎に3匹の子を見送りました。

ペコの時は、抗がん剤の副作用で免疫力が下がっていた所へ、眼球炎から失明。。。
そして眼球裏側のリンパ腫に圧迫されて失明した眼球は、肉芽になって飛び出ていました。
あの時は見た目もお岩さんの様で、本当に痛々しく可哀想でした。

そしてポコの時は、12歳で慢性腎不全を発症し15歳を過ぎた頃から認知症になりました。
てんかん発作を繰り返しているうちに脳の神経をやられて、頭が上がらなくなりました。

先生と、そんなお話をしました。

きっと先生との信頼関係がなければ、亡くなった子に「良かったと思います」なんて言えないですよね。でも、先生とはそんなお話が出来てしまう、信頼関係があったからこそです。

ぶなぴーは最後は酸素室の中で呼吸が早くて辛そうだったけれど、数日前まで元気に（本当は元気じゃなかったかもしれないけれど）散歩へ行って、いつもと変わらない時間を一緒に過ごせただけでも幸せな見送りだったと思います。

みんな最後は老衰で、窓越しの日向で眠りながら生涯を閉じる。。。
そんな亡くなり方が理想なのかもしれませんが、病気と闘いながら亡くなる時はみんな最後は壮絶な戦いの末、お空に上がって行く事の方が多いです。

そう思えば、幸せな見送りだったのかなぁ・・・
と、少しずつ思える様になってきました。

迎えた以上、見送りはあるし、一緒に過ごした楽しい時間があれば失った時に辛いのは当たり前です。
それは大切な家族だったから！

ぶなぴーは1歳まで一緒に過ごして、6歳の時に鑑札も私に変えました。
ぶなぴーの犬生の大半を我が家で過ごした事になります。
きっと1人でいるより、ペコポコと一緒にいた方が絶対幸せだったと思っています。

最後にやって来た乃音だけは、ちょっと迷惑だったかもしれませんが、良くも悪くも刺激になって、ぶなぴーには認知症はありませんでした。

先代犬・ペコ・ポコはみんな最後は壮絶な戦いの末お空に上がって行きましたが、ぶなぴーで思い出すのは呼吸が苦しそうにしている姿ではなく、キノコハウスで穴を掘っている姿や元気な姿が目に焼き付いています。

それもあの子が最後に、私が悲しまない様にと残してくれたぶなぴーのイメージだった気がします。

ぶなぴーが他界してから、我が家には白い毛が落ちていません。。。
ぶなぴーはものすごく毛が抜ける子だったから、掃除機を掛けても変な感じです。。。

時折部屋の隅から白い毛が出てくると・・・
ぶーちゃん、みっけ！
そんな気持ちです。

この子供達とは毎日ずっと一緒にいたのに・・・
過ぎてしまうと、本当にあっという間ですね。

今日は、晴れていたけれど風がとても冷たい1日でした。
今日も朝の散歩は一生懸命歩くのに、午後の散歩は半分程度はカートで。。。
何が理由なのか分かりませんが、気乗りしないのですかね?!

今日は、急遽用事ができてテニスはお休みして買い物だけ行って来ました。
わずか1時間半家を空けただけなのに、帰宅するとものすごく怒ってました。

洗濯物を畳んでいてもわざと邪魔しに来て、構ってほしい感じ。

元から構ってちゃんだけど、ぶなぴーがいなくなってからもっと構ってちゃんになった感じです。
1ヶ月前のぶなぴーの写真、どうみてもいつもと変わらない。。。

私には、こんな元気な姿しか残っていません。

いつも一緒にいてくれた可愛い子供達ありがとう！