昨日は、朝7時半の点滴だったので、昨夜1時に点滴。
毎回点滴前にベビースケールで体重測定しますが、7時半 4.16kg : 1時 4.20kg でした。
この所、毎日150~200kcalと栄養が取れているので体重がほんの少し増えました。
一時は、20kcalとお薬を飲ませる時のヨーグルトのみの時がありましたが、
体重が増えるなんて想像ができませんでした。
本当にポコの生命力の強さを感じます。
人間だったら高齢になり大病をしたあとは、
元気になりたい、〇〇したい等の生きる為の目的が無いと回復が難しいと言われた事があります。
動物にとっての「生きがい」や「〇〇の為に」と言う感覚はあるのだろうか。
もしあるとしたら、ポコがまだ生きたいと思う何かがあるはず。
元気になりたいと思う原動力があるはずです。
ポコに自分の意思があるのなら、その理由を聞いてみたいですね。
最近、ポコに話し掛ける時は、必ず顔をポコの体につけて話しかけます。
顔を体につけて話すと声の振動が体に伝わると聞いた事があります。
ポコは、直ぐ反応して遠吠する仕草で何度か返事をしてくれました。
音は空気を振動さて鼓膜を振動させる音と骨を振動させて聞こえる音(骨振動)があります。
ポコの頭に顔をつけて名前を呼ぶと直ぐに反応します。
耳が遠くなった老犬など、試してみて下さい。
犬は言葉は分からなくても、声の強弱や、飼い主の話しているトーンで理解すると言います。ポコにも骨振動はちゃんとわかる様で、応えてくれます。
今朝もどんより曇り空、8時過ぎになってもポコがまだ起きていたので庭へ出しました。
ポコちゃん、今日も足取りしっかり芝の上を歩きました。
なかなか顔を上に上げてくれないので、写真を撮ると下向きばかりです。
それでも夏の花壇の前で写真が撮れました。
上から見るとこんな感じ。。。
ポコちゃん久しぶりのスロープです。
今日、病院で村上先生と話した事
この2週間のポコの様子と変化をお話ししました。
特に増血剤と鉄剤を飲み始めたから、少しずつご飯が食べられる様になり摂取カロリーが2倍になった事を話しました。
ポコちゃん、さすがですね!
すごいです!!
ポコちゃんの体が今の状態に適応してきたのだと思います。
膣炎の方も悪化していない様だし、自分の免疫力で自然に良くなってきているんですね。
僕達は、治療というより手助けをしているだけです。
自分自身の免疫力や適応力だと思います。
ただし波があると思うので、また下降したりします。
所でポコちゃんの貧血の状態はいかがですか。
歩き方は如何ですか。
ちょうど今朝、ポコを庭に出したムービーと舌を出した写真もあったので先生に観てもらいました。
ポコちゃんの歩き方、しっかりしていますね。
舌の色は、以前と比べて如何ですか。
舌の色は、造血ホルモン(エリスロポエチン)をしてからもそんなに色が変わった感じはありません。
けれど、ご飯が食べられる様になったと思います。とお話しして来ました。
そして、この造血ホルモン(エリスロポエチン)の頻度と回数。それと、ネットで調べると抗体が出来ると効かなくなると記載がある事についても伺って来ました。
赤血球には寿命があり120日です。
増血剤を投与して自分で赤血球を作る場合は、3ヶ月間は大丈夫です。
しかし輸血の場合は、一過性に貧血は収まりますが、赤血球の寿命が短く直ぐ貧血になります。
この時期に赤血球を増産してたくさん作っておきましょう。
ただこのお薬は高いので、続けるには・・・
先生、私はこの為に働いているので、高くでも大丈夫です。
先生の判断でこのまま継続の方が良いのなら、続けて造血ホルモン(エリスロポエチン)の投与をします。
一般的に造血ホルモン(エリスロポエチン)を使い続けると抗体ができるとありますが、実際に抗体が出来たとしても、どの程度の期間でどの程度の抗体が出来るのか調べた人もいないし、実際の所は良く分かっていません。
人間のお薬なので、抗体ができないかもしれないし、分からないなら、貧血解消の為に造血ホルモン(エリスロポエチン)を使い貧血にならない様に予防しましょう。
造血ホルモン(エリスロポエチン)は、どの程度継続して投与したら良いのですか。
造血ホルモン(エリスロポエチン)は、5回は続けた方が良いと思います。
来週、造血ホルモンのお薬を取りに来られる時に、またポコちゃんの状態を伺いたいので、面談と言う形でお話を聞かせて下さい。
との事でした。
先生のお話の通り、ポコも慢性腎不全と言われてから本当にその時々波がありました。
波の上下が大きかったり、凪ぎの様に穏やかに過ごせている時があったり。。。
ただ今は、ポコに余力がないのでビッグウェーブにならない様に注意が必要です。
造血ホルモン(エリスロポエチン)は注射器に入れた状態で頂き、皮下点滴の液に挿入して点滴と一緒に入れます。病院により価格は違うと思いますが、ポコが通っている病院では、1本¥9,000です。
ちなみにペコの時に輸血を3回していますが、輸血は1回¥50,000(3年前)でした。その他に再診料や診察料、半日入院費などがかかります。
しかし造血ホルモンは、輸血と比べると体の負担は少なくて済みます。
ただし即効性がないので、貧血する前に準備する必要があります。
今日のポコは、そろそろドライフードに飽きて来た様で・・・
置き餌して少し食べてくれましたが、今一食が進まない様です。
早く入梅が明けて、天気が安定してくれると良いなぁ。。。
明日はもう少し食べられると良いね。
今日も一緒にいてくれて、ありがとう!!