2020.07.07　慢性腎不全の兆候

今朝、ポコの息遣いが聞こえてきたので目が覚めました。
ポコがいる所は脱衣所。夜に点滴をしている事、置き餌をしていたので、段ボールでぶなぴーバーケードを作り就寝しました。

私が寝ている部屋とは４〜５m離れる。ぶなぴーの息遣いかと思ったら遠くから聞こえてきたので、ポコだ！と直ぐに行きました。
昨夜は、前日深夜の点滴だった為、３〜4時間しか寝ておらず、爆睡していたはずなのに、神経が張り詰めているせいか、ポコの微かな異変にも敏感になっています。

きっとポコはおしっこて目が覚めたのでしょう。シートをきれいに取り替えて時計を見ると、4時半。何時も5時には起きるので、そのまま起床しました。

先にポコのお薬を飲ませて。。。
ここ最近生クリーム仕立てのカスタードを残す様になった為、冷蔵庫に入っていた丸ごとバナナの生クリームでお薬をあげる事にしました。

・・・カスタードも生クリームも、基本的にはあまり変わらず。。。
ただ味が変わったのでいくらか良い程度で、やはり残してしまいました。
直ぐに今朝は、豚しゃぶ肉を多めに入れて人参やジャガイモなどと一緒にポコ用のご飯を作りました。

今日、ポコが慢性腎不全と言われてからどのくらい経ったのか調べていました。

慢性腎不全の兆候として多飲多尿と言いますが、中々気づき難いです。
もし男の子だったら、散歩へ行った時に最初にマーキングする時にいつもより多く排尿します。これは先代犬がそうでした。最初の量だけが多い、その後は今まで通りマーキングして行きますが、ぜひ最初のマーキングの時のおしっこの量を確認して下さい。

それからもちろんお水を飲む量が増えます。
けれど多頭飼いしている場合は、分かり難いです。
けれど、お水を入れる時に計量して次にお水を入れる時に飲んだお水量をカウントして下さい。

我が家も多頭飼いなので、お水の計量もしましたが、あまりお水を飲まないポコがお水をよく飲んでいる所をよく目にした事
もう一つは、健康診断のクレアチニンが正常値内でしたが、前年度（0.８）の倍（1.7）になっていた事でした。

１〜11歳までの健康診断では、0.6~0.8程度でずっと推移していました。
正常値内でも急激に数字が上がる場合は、要注意です。
健康診断をしたら、必ず前年度の数値と見比べて下さい！

この2点の事から、もしかして？
と気が付きました。
そして、たまたまポコがヘルニアになり病院へ行く機会があったので、私の方から先生にお願いして腎臓の検査をしてもらいました。

結果は・・・

BUNについては、ポコは股関節が悪い為に小さい頃からタンパク質を多めにあげて筋力で支えいるという事で少し高めでした。
しかしそのほかの数値については問題が無いとの事ででした。

そして慢性腎不全発覚後、直ぐに療養食に切り替えました。
2017年3月27日からカウントして、今日で1198日になります。

病気の早期発見は、飼い主が気づいてあげる事が第一歩です。
先代犬の時は、私が気づいてあげるのが遅くなり、病院へ連れて行った時はすでにクレアチニンが５を超えていました。

食欲が落ち体重が400g減った時に近くの動物病院へ行きましたが「今年の夏は暑いからね、動物も食欲が落ちますよ」と言われ血液検査もしてもらえませんでした。
それから1ヶ月後、別の病院へ目薬を貰いに行った時に同じ事を話した所、直ぐに色々な検査をしてくれました。

最初に気づいた時、動物病院で血液検査をしてくれたら・・・
その動物病院へそれ以来、２度と行かなくなりました。

ポコは慢性腎不全が分かってから定期的に病院へ行き検査を続けました。
ハンバーストライキや腎盂腎炎・原因不明の高熱・炎症反応高値など、慢性腎不全一年目は本当に色々な事がありました。

動物病院は自由診療だから医療費が高いけれど、定期的に行く事で色々な情報を頂き、ポコの健康管理は出来たと思っています。心音に雑音が入り心臓の検査をした時も、定期的に通院していいたから僧帽弁・三尖弁閉鎖不全も早期で分かりました。お薬を飲みながら、慢性腎不全と合わせてケアを続ける事が出来ました。

どんな病気でも早期発見は、気がついてあげる事からです。
ぜひ、毎日観察して異変に早く気がついてあげて下さい。

今日ポコは、朝晩手作り食を食べてくれましたが、クリームやヨーグルトはほとんど食べられませんでした。手作り食はカロリーが低いので、今日1日のカロリーを計算したら55kcalでした。仕方ないね。。。
それでもポコは美味しそうにスープは一生懸命飲んでくれました。
ポコ、美味しかったかなぁ？！

今日も一緒にいてくれて、ありがとうね！！