2020.09.14 今年で十七回忌

先代犬モグちゃん、今年の10月22日で十七回忌になります。
過ぎてしまうと、本当に早いものです。
この子は我が家で犬を飼う事になった原点です。

この子を我を家に迎えていなかったら、ペコポコもぶなぴーもきっと飼っていなかったと思います。
この子は、情緒不安定だった娘の為に我が家に迎えた子でした。
学校でいじめられて帰ってきたり、不登校気味になってカウンセリングに通ったり・・・

最後に、我が家に犬がいたら・・・
そんな思いで迎えた子でした。

息子は、当時大の犬嫌いでした。
自分の部屋に入れない事を条件に家族全員の承諾を得てモグは來るべくして、我が家にやって来ました。
本当に頭の良い子で、教えて事はなんでもすぐに覚えました。

シーズーでも体の大きな子でした。
男の子だった事もあり、散歩へ行くといつも私よりほんの少し前を歩きました。
それは家の中でも、1日中幾つかある部屋を見回っていました。

夜になると、娘の布団で一緒に寝て、娘が寝るとそっと抜け出て私の布団に入ってくる。。。
不審な音がすると吠えて教えてくれたり、威嚇したり、我が家の番犬でした。

出かける時はいつも、車のリアに乗ったまま何時間でも車中で待っていました。
近場のスーパーへ行く時も、車中が暑くならない時期はいつも一緒に出かけました。

娘の学校の送り迎えも散歩をしながら一緒に学校の近くまで歩きました。
いつもこの子は心の支えだったと思います。

警戒心の強い子で家族以外の人には慣れませんでした。
そして10歳の夏、急に食欲が落ち、散歩へ行っても歩かなくなりました。
フィラリアを貰っていた近くの病院で食欲がなくなって歩かない事を話しても
「今年の夏は暑いからね〜、食欲も落ちますよ」と言って何も診てもらえませんでした。

当時、目薬をもらいに通っていた病院で同じ事を話すとすぐに検査してくれました。
9月18日、慢性腎不全の発覚
すでにクレアチニンは5を超え、ステージ4の末期でした。

それから静脈点滴に通い・・・
わずか1ヶ月余りで、尿毒症から多臓器不全で虹の橋を渡りました。
本当に悔やんでも悔やみきれない。。。。

娘はちょうど交換留学生で海外へ行っていおり、モグの最期は知りません。。。
きっとモグは娘をサポートする為に我が家の家族になり、娘に最期を見せない様に空へ上がっていきました。

犬嫌いだった息子は、モグを迎えた日から、自分の部屋に入れても良いと言うくらい、変わりました。
息子のベッドの上で良くうたた寝をしていましたね。
そして最期は、息子と私で看取りました。

ポコの慢性腎不全も先代犬の事がなければ、知る由もありませんでした。
なんでも経験値です。初めて飼ったモグの時は知らない事ばかりでした。

モグちゃんと一緒に生活した経験は、ペコとポコにちゃんと活かされましたね。
もうこの可愛い子供達との生活も26年以上になります。
いつも一緒に生活していたから、一人、また一人お空に上がるたび、身を切られる思いでした。

最後のぶなぴー、我が家はきっとこの子が最後の子になると思います。
この子は、先天性腎不全という生まれつき左の腎臓が委縮して機能していない為、注意が必要です。
大病をした時は、抗生剤など腎臓に負担が掛かる為、重症化するリスクが高いです。

この子には、ポコより長生きして、犬生を全うしてもらいたいです。
台風の多くなるこれからの季節、モグと一緒に雨の中病院へ通った事が思い出されます。

良い事も、悪い事も、みんな大切な思い出です。
モグちゃん、ありがとね! そしてごめんね!

ブログを読んで頂いている方の可愛い子供達にも、こんな私の経験した事が一つでも役に立てば幸いです。
この子供達は、私が思うよりももっと、もっと無性の愛で支えてくれましたね。

この秋のお彼岸のお休み中に、庭を綺麗にして、モグのお墓の石も積み直そうと思います。

みんな可愛い子供達、いつも一緒にいてくれた子供達
ありがとね!!

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