2020.08.29 色々な思い・・・

3日前から朝起きるのが大変で、めちゃくちゃ体が重い!!
日に日に良くなって来たけれど、この重さはなんなんだろう?!
命日や月命日が続いたせいだろうか?!

つい先日まで、ポコの写真を見ても「懐かしい・・・」と言う気持ちしかなかったのに、昨日はとても切ない気持ちになった。。。
亡くなる当日の動画は、鳴いている声も弱々しくやっと吠えている感じ。。。
前日もその前日の動画も呼吸が苦しそうで、一目で調子悪そうにしているのが分かる。

ずっと看病をしていると、そう言った事が毎日なので急激に悪くなった感がなくなり、今の様に「とても調子悪そう」と感じる事が難しくなる。。。

病状に慣れると言うか、毎日だからすごく悪いと言う感覚がなくなってしまうのか。。。
こう言う事は、慣れていはいけない! 
そう言う感覚を持たないといけないと思った。

もし私が今の目線でポコを看れたとしても、何も出来なかった。。。
きっとどうしてあげる事もできなかったんだと思う。。。

実父の時も体調を崩し入院。ご飯が食べられなくなり、水分補給もできなくなった。
点滴をしたけれど・・・、時期に点滴も入らなくなり・・・
10日後、空に上がって行きました。

先生から伺った死因は、老衰。
何も食べられなくなって、お水も飲めなくなり体力の限界が来て他界する。
なんの手立てもなく自然に衰えていく事は老衰。。。

老衰と聞くと、もっと穏やかに
日向ぽっこをしながら背中を丸めたおばあちゃんが、うたた寝しているのかと思ったらなくなっていた。。。
なんて勝手な妄想があったけれど、同じ老衰でもずいぶん違うのだと、あの時の私は何かやりきれない想いが残りました。

ポコもそれと同じ。。。
父の時も延命は望んでいなかったので、胃ろうや人工呼吸器の装着はしませんでした。
先生からは、食欲がなくなり、お水が飲めなくなり、体力の限界が来て衰えて死ぬ事は、生き物が自然に亡くなる老衰なんですよ。と言われました。

確かにな・・・!
老衰と言えども、看ている方は歯痒いものがあった。。。
父の時は亡くなる時に立ち会えなかったけれど、きっと亡くなる時に苦しかったのか、少し苦しそうな顔をしていました。
・・・ポコも同じだった。。。

改めて死というものを考えると、どんな死に方が良いのかはわからない。。。
母は胆石の手術時に胆管癌が分かりました。高齢だった為、半年後胆管癌の確定診断後に手術。その3年後に局所再発して亡くなりました。

母は痛みが出てからは、鎮静効果が高い痛み止めのパッチを胸に張っていた為、意識が少し朦朧としていました。末期状態になってからは、沈静剤が効いており話す事も難しくなっていましたが、亡くなったお顔は眠っている様でした。。。

何が良くて、何が辛いのか・・・
結果論でいまだに答えはありません。。。
自分だったら、どうしたいのか?!

過度な延命は望まない。人工呼吸器や胃ろうも望まない。
コロッとあの世に行きたいかな。。。
痛いのや辛いのは嫌だからなぁ~!
そんな事を考えていた、1日でした。

我が家に生息していた尻尾のある可愛い子供たち
最初の子は、本当に飼い主に知識がなくてなす術もなく亡くしてしまった。。。

ペコの時は、出来るだけの事をして一生懸命病院に通って看取りました。
けれど飼い主の都合で、自分が救われたいから、本人に辛い治療を強いていないか。。。
いつも葛藤しながら過ごしました。

今を生きるこの子達は、どうして欲しかったのか。。。
ポコの時は、いつもその事を考えていました。
ポコにとってストレスが掛かる事はしない、ポコが嫌がる事はしない。。。

無理強いはしない。。。
それが本当に良かったのかは、どこにも答えはありません。
けれど、その子を思って出した答えは、きっと正しかったのだと思いたい。

病気が重症化すると、色々な所に迷いが生じ葛藤する事が多くなります。
けれど、それはその子がとても大切で掛け替えのない家族だからです。
そしてきっとその子を思って出した答えに、間違いはない。
全て正しい選択だったのだと思います。

3前のブログをリブログしますか・・・
といつもの様に聞いていて、読んでみると。。。

3年前に自分が思っていた事と、今思う事が同じである事に気づきました。
一緒にいる事への感謝の気持ち。
先代犬は、慢性腎不全が分かってからわずか1ヶ月でお空に帰ってしまったから。。。

毎日、毎日一緒にいられる幸せを感じながら過ごした事
元気にご飯を食べてくれる事が嬉しかったり、体調が悪くなるとものすごく心配だったり。。。
きっとこの子達を飼っていなかったら、当たり前の事が当たり前にできる幸せなんて分からなかった。

たくさんの事を教えてくれね。
本当に、毎日一緒にいてくれるだけで幸せな毎日でした。
それは、今まも、一緒にいてくれた事にありがとう!!

そんな気持ちを忘れずにこれからも過ごして行きたいと思います。

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