2020.06.23 皮下点滴

ポコは、慢性腎不全になって3ヶ月後にハンガーストライキ(2017.06)になりました。
それまで1日に500ml近い飲水量が確保(自力で飲むのではなく、飲ませる様に工夫)していましたが、お水も飲まなくなってしまいました。

その時、先生からの提案で病院へ皮下点滴の練習に通い、自宅で皮下点滴をする様になりました。その時は、1日一回、浮腫のない事を確認して、毎日同じ時間に点滴をしていました。

暫くして、心臓に雑音が入り検査をすると、軽度の弁膜症と不整脈が発覚
2018.11.30
三尖弁閉鎖不全症(右心室)
僧帽弁閉鎖不全症(左心室)
第二房室ブロック(不整脈)

小型犬の子は、一般的に左の方が悪い子が多いそうですが、ポコの場合は右の方が悪いとの事でした。その頃から点滴の吸収が悪くなり、徐々に点滴の間隔が伸びていきました。

ポコが体調を崩す前は、1日半に一回でした。
引水量の確保もできており、その間隔での点滴で暫く安定した毎日を過ごせていました。

体調を崩し飲水量の確保が出来なくなり、脱水状態が続くと腎臓の状態も悪化して行きました。先週病院へ行った時に先生からのアドバイスで、

村上先生
村上先生

皮下点滴の量をもう少し増やして大丈夫です。
朝200ml・夜100mlと分けて入れても良いと思います。

とアドバイスを頂きました。
しかし輸液は規定量(100ml・250ml・500ml)なので、この200や100で止めるのは熟練が入ります。

250mlを2回に分けて入れる事はやった事がありますが、先生からの指示の分量で止める事は難しいと判断しました。
そこで、先生に1日1回250mlを24時間毎に入れているのを21〜20時間毎にする事でも大丈夫でしょうかと伺いました。

もちろん浮腫がない事を確認しての事です。
先生からも

村上先生
村上先生

心臓の悪い子は、皮下点滴の間隔を詰めると心配が残りますが、たぶんこの子の心臓は頑張れそうなので、大丈夫です。

とお返事を頂きました。
今ポコは、20〜21時間毎に250mlの輸液を入れています。
毎日点滴をする時間が前倒しになる為、点滴の時間割を作りました。

我が家は主人が皮下点滴をする為、昼間の時間は出来ません。
昼間の点滴になる時は、土日なる様に調整します。
そして、今日は時間割で行くと皮下点滴は午前4時でした。

今朝は主人も早起きして皮下点滴をしてくれました。
口では、「俺は、お前みたいには看れないよ!」と言いながらも
睡眠時間を削っても協力してくれる事に感謝でした。

ポコはまだよく眠っていましたが、ベッドに乗せて眠っている間に点滴が終わりました。
今ポコに取って皮下点滴は命綱です。
自宅で皮下点滴を推奨してもらえない動物病院もあるので、自宅で点滴出来る事にも感謝です。

そんなわけで今朝の点滴は午前4時。
明日の点滴は、24時です。
こうして毎日3〜4時間ずつ前倒して点滴をしています。
いつまでこの状態で頑張れるかと思う事もありますが・・・、先の事は考え無いようにしています。

今日は、昨日買って来たチーズをお肉の上に乗せて出してみました。
案の定、チーズに誘われてほんの少し食べてくれました。
ポコの様子を伺っていると、食べたそうにしているけれど食べない。。。
そんな感じです。

数日前まで、クルクル回る足取りもしっかりしていましたが、今日は(食べていないから)フラフラしてやっと歩いている感じです。

認知になってからどこを見ているのか分からない事がほとんどですが、たまに私と目が合います。キョトンとした眼で、私に何か行っている様です。。。

何が話したいのかな?!
私はいつも、ポコに大きな声で大好きだよ!
と話しかけています。

きっと私の思いはポコに届いていると思います。
ポコは今日もどうにか頑張りました。

今日も一緒にいてくれて、ありがとう!!

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