2020.06.02 長寿とリンの関係

今日、2ヶ月ぶりにテニスへ行ってきました。
ポコが体調を崩してから3時間も家を開けた事がなく、心配でしたが。。。。

帰宅すると、オシッコの跡と、寝ている場所を移動して丸くなって眠っていました。
丸くなって寝ていると言う事は、発作を起こさなかった様です。
いつも発作を起こした後は、のけぞって横になって寝てしまいます。
ちょっと安心しました。

自宅でテレワークをしている時も、朝ご飯を食べ終り8時頃からお昼まではぐっすり寝ている事が多かったです。ポコが朝ごはんを食べられる様になってからは、ポコの生活のサイクルが決まって来ており、お昼に起きた後は、夕方17時ごろまで寝てくれます。

この時間が18時だったら、会社へも行けるのだけれど・・・
夕方は、早い時は16時台に起きる事も多いです。
以前の様に会社が移転前は、ドアツードアで10分程度だったからね。
ペコちゃんが闘病している時は、会社が近くて本当に助かりました。

先日、病院へ行った時にぶなぴーの尿比重が低い事で先生と相談してきました。
ぶなぴーは先天性腎不全ではあるけれど、まだ血液検査に症状は出ていません。
SDMAも正常値内

今ぷなぴーはポコが残してしまった腎臓サポート食を食べてもらっています。
今までは、療養食の中では一番リンの含有率が少ないロイカナ腎臓サポートでした。

ポコがご飯を食べなくなって、色々なメーカーを取り寄せました。
すると・・・、ロイカナよりリンの含有率が高い物がほとんどでした。
それだけの理由ではないと思いますが、尿比重が下がり続けました。

確かに尿比重が下がり始めてからは飲水量が増えていると思います。
逆に飲水量が増えるから尿比重が下がるわけですから。。。。

そこで先生に、吸着剤(レンジアレン)をご飯に混ぜてあげても大丈夫なのか
伺ってきました。

村上先生
村上先生

吸着剤をあげても問題はありません。
プラスになる事はあってもマイナスになる事はないので大丈夫です!

との事でした。
その日から、ドライフードをあげる時にレンジアレンを混ぜる事にしました。
すると・・・
この3日間ですが、尿比重が上がってきました。

吸着剤をあげたから上がってきたのかは不明ですが、比重が戻ってきたので良かったです。

リンは、特にタンパク質に多く含まれているミネラルです。
人間の体内には最大850gのリンが含まれており、そのうち85%でカルシウムやマグネシウムで骨や歯を作り、残りの15%筋肉、脳、神経などに作用してエネルギーをつくり出すそうです。

そしてこれは以前、NHKの番組で見たのですが
生物の寿命や老化はリンが強く関係しており、血中リン濃度が少ない動物ほど寿命が長いそうです。

特に動物の中では、象が長生き出来るのは血中リン濃度が少ない為で、
人間は象より血中リン濃度が少ないからもっと長生き出来るとの事でした。

と言う事は、やっぱりぶなぴーもリンの含有量が多い療養食より、少ない方が良い。
そして多い療養食であれば、吸着剤を一緒に与える事により摂取量は減る。
理に叶った結論です。

ぶなぴーは特に右の腎臓しか機能していないから、腎臓は一つしかありません。
先生に伺ってよかったです!!
病気が発病していなくても、リスクがあるのなら今から回避した方が良いに決まっています。

これは今回病院へ行った一番の朗報でした!!

腎臓サポート食は、種類がたくさん出ています。
私が考えるに慢性腎不全は、偏食になるのが病気の特徴です。
その時々のその子の嗜好で種類を色々選べるのはとても助かりますね。

ちなみに私調べですが、↓ たくさん販売されています。

療養食もなんでも食べてくれる間は、どんな種類のものでも良いですが、一旦偏食が始まると、中々ドライフードを食べてくれなくなります。
慢性腎不全は、ここからが正念場ですよね。。。。

もうそうなったら、リンの含有率なんて言っている場合じゃなくて、とにかく食べる事優先です。
リンが多かったら吸着剤で調整すれば良いわけですから。

そして慢性腎不全と言う病気は、末期になるとリンの排出が出来なくなってきます。
以前先生から伺った時は、リンの数値がコントロールできている間は、カリウムやカルシウムなどが多く含まれる食品の制限はしなくて大丈夫と言われました。
たぶんリンがコントロール出来ない状態になると、ミネラルのバランスも崩れると言う事なんだと思います。

話は飛びましたが、そんなわけでぶなぴーの尿比重と吸着剤の効果は、数週間後にお知らせします。

話題は変わりますが、
先日、ポコの後ろ足の筋力低下により後ろ足が滑る話をブログにあげた所、
滑り止めが付いた靴下を履かせる事により滑らず快適です。
とコメントを頂きました。

そこで取り敢えず、取り寄せてみました。
1回目、少しサイズが小さくて返品
2回目、まだサイズが小さくて返品
これは足サイズはちょうど良かったのですが、足の入口部分が小さかったのでポコが嫌がって履かせる事はできませんでした。

そして仕切り直して
今度は足裏に貼るシールを買ってみました。
これもレビューは良かったので、お試し価格のものをポチッとしてみました。

ポコにお薬をあげる時に後ろ足にだけ貼ってみました。
左は綺麗に肉球に貼れたのですが、右は少しずれちゃいました。

歩き方は、ヨタヨタだけれど、滑り方は減った気がします。
そして、トイレシートの上は、うまく貼れなかった右足は少し滑りましたが、値段の割に良さそうです。

まず靴下の様に履かせる手間はいらない。
肉球の毛を綺麗にバリカンをかけておけば、簡単に貼れる。(じっとしていれば)
使い捨てなので、どの程度剥がれずに使えるかはまだわかりませんが、ポコには靴下より合っている気がします。

これでポコのストレスが半減すれば、申し分ありません。
一つ気になる事は、これからのシーズン足の裏に貼る事で汗がかけない?!
その辺の事はどなんでしょうね?!

本来野生動物は外で生活しているから、筋力低下したとしても滑る事は少ないのかもしれません。
ポコも庭へ出て歩く分には、後ろ足が滑る事はないからです。
ツルツルした床、トイレシートの上、ここが一番滑る場所です。
少なからず、カーペットを敷いた所についてはヨタヨタしていますが滑らず歩けています。

今日は夕ご飯も30分程度で食べられたので、庭へ出してみました。
後ろ足にシールが貼ったままでしたが、5分程度庭を歩きました。
するとポコの目線に少し変化が出てきた気がします。
(気のせいかもしれませんが。。。)

外は風があって、音があって、芝の感触があって、家に中よりきっと良いよね!!
今日は朝と夜のご飯を足すと50g以上食べられました。
少しずつポコの状態が安定してきたのかしら?!
お水も2箇所に置いた所から、飲んだ量はわからないけれど飲んでいます。

もったいないと思わず、水入れの水はどんどん水素水を入れ替えました。
水素水は約2時間で80%以上の水素が抜けてしまうので、作り立てが一番です。
こうして抗酸化作用のある物をたくさん摂取して、頑張ろうね!!

今日もこれから皮下点滴は残っていますが、今の所は平穏無事に過ごせました。
平穏な1日は、この上ない幸せな1日です。
今日も一緒にいてくれて、ありがとう!!

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