今年は酷暑と言われて35度以上の日がありましたが
9月に入り、台風が通過する度に、
ほんの少しずつですが、秋が近い感じがします。
この季節
台風が多い季節になると思い出すのは先代犬のモグの事です。
その年の8月
掛かっていた近くの動物病院で
フィラリアのお薬をもらいに行く際、モグの体重が400g減った事を話しました。
今年の夏は暑いですからねぇ~
犬は夏になると食欲の落ちる子もいるから心配ないですよ!
と話を聞き流され、何も検査もせず
そのままフィラリアのお薬を貰って帰ってきました。
モグは、8歳頃から角膜炎や霰粒腫を何度かしており
目薬をもらう為に、別の大きな病院にも通っていました。
忘れもしない9月18日(息子の誕生日)
目薬をもらいに病院へ行った時に、400g体重が減った事、
食欲がない事を話しました。
すると念の為に、血液検査をして見ましょう。
と。
そして・・・
クレアチニン:5.03
bun;66
慢性腎不全 末期
すでに腎臓の10%しか機能しておらず
すぐに治療(静脈点滴)をはじめました。
けれど治療の甲斐なく、わずか1ヶ月で
虹の橋を渡りました。。。
自分に何も知識がなかった事
もっと早くに気が付いていれば・・・
公開と自責の念がたくさん残りました。
静脈点滴は飼い主も付き添えるので
1週間に2回のペースで朝から夜まで12時間位を病院で一緒に過ごしました。
どうしても付き添えない日があり
半日だけ付き添わずに点滴をしてもらいました。
家族以外に懐かない子だったので
一人病院へ取り残されたと思い・・・
迎えに行った時は、憔悴しきって腰も立たなくなっていました。
それから2日後
三日三晩泣き続け
10歳7ヶ月で 虹の橋を渡りました。
あの年(2004年)は、台風の多い年で
病院へ通った日は、いつも雨でした。。。
例年より暑い夏、
台風がとても多い年でした。。。
まるで今年みたいに・・・
しばらく、慢性腎不全の恐怖症に取り憑かれていました。
ペコとポコを迎えた後も
毎年、血液検査をして
ドライフードも酸化防止のため
600gの小袋を買い冷蔵庫で保管。
ジャキーや味の付いた人間の食べ物は与えた事はなく
犬専用のおやつのみ。
逆さまつげを抜いてもらいに2ヶ月に一回は病院へ
それでも、どんなに気を付けていても
慢性腎不全になってしまうんですね。。。。
あの時の経験を無駄にしない様に
ポコやぶなぴーに長生きしてもらいたい!!
あの時は、気が付いてあげられなかったけれど
お別れの時間をくれた事
朝から晩まで一緒に点滴に付き添えた事
病院は嫌いだったけれど、
自分の為だと分かってくれていたと
今はそう思える様になりました。
いつもと変わらない1日が無事に終わる事に感謝
ありがとう!