2018.07.20最後の砦とは、

色々ご心配をお掛けしています。
今日のポコ
見た目は元気です!

ご飯は、ガツガツ!
ヨーグルト水は、一気にとは行きませんが
私の顔を見上げながら、どうにか規定量を飲んでいます。

先日、病院へ行った際
先生から提案のあった尿比重の計測と
皮下点滴後の浮腫の確認ですが、

尿比重は、毎日500ml以上の水分補給をしているので
1.005~1.006
こんなとんでもなく低い数値になっています。
(尿比重・正常値:1.033以上)

毎日、朝6時に250mlの皮下点滴 
夜9時に浮腫の確認をすると、少し脇の辺りに
タフタフした液溜まりが残っています。

なぜ先生がこんな計測を支持したのか。

それは、ポコの状態を見ながら
皮下点滴の量を増やしたいと思っているからです。

腎盂腎炎の時は、朝晩2回の皮下点滴で
排尿を増やし雑菌を体外に排出する事でした。

今は、皮下点滴の量を増やし
クレアチニンを下げたいと思っているからです。

しかし今の現状では、夜9時になっても浮腫が残っているので
朝の皮下点滴の量を少なくしないと
夜の皮下点滴は難しい状況です。

腎盂腎炎の時もそうでしたが、
皮下点滴の量を自分でコントロールするのは
かなり熟練を要して難しいです。

多く入ってしまうと、浮腫が残ってしまい
一日2回の皮下点滴が出来なくなってしまいます。

もしクレアチニンが「5」以上になってしまった場合は、
皮下点滴より、静脈点滴の方が効果が出ます。

けれど静脈点滴は、病院へ預けないと行けないし
ポコの負担も大きくなります。

以前先生からも言われましたが
最後は静脈点滴が最後の砦になります。

静脈点滴は、足から針をさしますが
体重5kg程度の犬の足で静脈点滴の針を刺せるのは
わずか5cm程です。

そして静脈点滴を入れられる
犬の足の血管は、
一足に一本しかありません。

すなわち、足の数
4箇所しか使える場所がないという事です。

一箇所の血管は、早ければ3日程度で
長くても7~10日程度で血管が潰れて
輸液が入らなくなります。

この4回のチャンスをなるべく後に取っておきたい。
先生の意向は、最後までなるべく血管を残しておきたい。
との事なのです。

これは、ペコがリンパ腫と戦っている時に
先生に伺った事でした。

いつも先生は、先のことを考えて
治療や処置を考えてくれるので
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ペコがリンパ腫になって初めて村上先生とお会いしました。
以前通っていた病院は先代犬から15年ほど通っていましたが、
村上先生とのご縁は、わずか2年にも満たないのですが
病院へ通った回数は、15年通った病院よりもはるかに多いです。

信頼できる先生との出会いは、
飼い主にとってこの上ない幸せな事だと思っています。

これからも先生と二人三脚で頑張ろうと思います。

今日も元気に過ごせた事に感謝
いつも、ありがとう!!

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