久しぶりに病院へ行ってきました。
ペコちゃんと一緒に何十回と通った道
冬晴の寒い日が多かったけど
今日は薄陽のどんよりとした日
坂を登り、トンネルを抜け、県立高校前を過ぎ、
踏切の遮断機がおり、警報機が鳴り始めた・・・
警報機の音が、まるであの時の不安でいっぱいの
心臓の鼓動の様に鳴り響いた・・・
外は薄陽は差していたけど、あの時の気持ちは忘れていなかった
やっぱりこらえきれず、降り出した雨・・・
大きなため息をつく度に、膝の上に寝ているポコちゃんが
私の顔を何度も見上げた・・・
ゴメンね。
なんでもないからね。
ゴメンね。
あの時、電車の通過待ちをしている間に撮った動画
ペコちゃんと一緒に警報機の音が入ったいた
見る度に切ない気持ちになった
あと4日で1ヶ月
もう1ヶ月なのか
まだ1ヶ月なのかわからないまま時間だけが過ぎました。
久しぶりに村上先生にお会いしました。
あの時はいつも真剣な顔で、先生の笑った顔はあまり見た事がありませんでした。
今日は、混合ワクチン接種に行ったので
ついでにいろいろお話を伺ってきました。
まず、今まで前の病院では9種混合ワクチンをしていました。
今回は5種混合ワクチン。
違いとしては、大阪より南に位置する地域ではワクチン数の多いものを
また、犬がたくさん集まる様な場所に行く機会が多い場合もワクチン数の多いものを
との事でした。
今までは、ペコちゃんが一緒にお散歩へ行っていた時は
緑道を歩く事が多かったため、念のために9種混合ワクチンを摂取していました。
やはり緑道はたくさん犬が散歩しているの事、山からリス・ハクビシンやタヌキが
降りてくるので種類の多いワクチンをしていました。
ペキちゃん達は、散歩のメニューも距離も違うので
今回は先生のおすすめもあり、体にも負担の少ない5種混合ワクチンにしました。
それからぶなぴーは、先日エコー検査をした所、左右の腎臓の大きさが倍ほど違いました。
これは、先天的な腎臓機能障害があった為、成長段階で片方の腎臓が発達したとの事でした。
今までスタンダードになったいた血液検査:CRE(クレアチニン)では
腎機能が75%失われてからようやく上昇するというもの。
今現在、ぶなぴーのクレアチニンの数値は正常値内です。
ところが、血液検査:MASDでは、腎臓の40%が機能しなくなると上昇するというものです。
ぶなぴーは、腎不全のリスクが高い為、SDMAをお願いしました。
このSDMAは、まだ検査ができる様になったから日が浅い検査方法で
アイデックスという検査会社で2016年から受けられるようになった血液検査 です。
通常、腎臓の検査というと血液検査でクレアチニンの数値で見る事が多いです。
しかしこの検査で高値が出た時は、すでに腎不全が進行しており治療が難しい。。。
もっとネット検索で調べると
従来のクレアチニンによる判定に比べて、 SDMAは、
猫では平均で 17ヶ月、犬では 9.5ヶ月早く慢性腎臓病を検出できるそうです。
この数値は、個体の水分摂取量の変化に関係なく正確な数値が出るそうです。
この検査を定期的(4ヶ月間隔)で行い、数値の経過を観察する事で腎不全の兆候が
いち早くわかるというもの。
そして腎臓は、機能しなくなってくると萎縮してくるそうです。
残された機能している腎臓の状態をいち早く把握して、悪くならない様に維持を図る
というものです。
すでにぶなぴーは先月から腎臓サポートの療養食に変えていますが、
状態が先に分かれば、投薬もできるし、腎臓を大切に温存しながら犬生を全うできる
と先生も話されていました。
先代犬のモグちゃんは、慢性腎不全で亡くしているので
昔もこの検査方法があれば、もっと早く病気がわかっていたかもしれません。
費用も病院により価格も違う様ですが、2,500~3,000円位の様です。
最後に先生の専門知識の違い
以前通っていた獣医さんでは、一度も尿検査もエコーも掛けた事がありませんでした。
その話を先生にした所、
やはり先生も専門の違いがあり、何を得意としているか
との事でした。
村上先生は、以前いた病院で保護された犬や猫の診察経験がある為
通常の病院に勤務しているより、はるかに多い臨床経験が今の知識と治療に役立っている事
腫瘍専門の認定獣医さんなのでエコー検査は得意との事でした。
先生、若いのにすごいなぁ~!
そんなわけで、未病のうちに対処する事にしました。
犬の死因として、癌・心臓病に次いで腎臓病は3位です。
検査結果は、土曜日のお昼頃に電話して結果を聞きます。
希望的推測は、ぶなぴーの腎機能が60%以上ある事
まだ、昨日で8歳になったばかり。元気に長生きして欲しいなぁ~!