2018.10.27病気と向き合う

今日は、悪性リンパ腫で2017年2月に空組になった
ペコの月命日でした。
あっという間の1年8ヶ月でした。。。

ちょうど2年まえの今頃は、リンパ腫の検査の為に
大学病院の予約を待っていた頃でした。

一度目は、ステロイドを服用していた為に、検査出来ず
2週間後に仕切り直しになりましたが、その時も検査出来ず・・・

不安に押しつぶされそうになり、
今通っている、専門の先生がいらっしゃる
葉山どうぶつ病院へ行きました。

針生検はしましたが
正確な判断が出来ないとの事。


性格な判断が出来ないとの事。

所が、翌日から異変が・・・
それまでは正常値だった数値が動き出しました。  

ステロイドが切れた反動で  
一気に病気が進行し、吐き気と重度の貧血・・・  
わずが5日で瀕死の状態になりました。  

毎日病院へ通いながら  
とうとう輸血が必要な状態に・・・  

まだ村上先生にお会いしてわずか1週間で
生死をさまよう状態になってしまいました。  

そしてリンパ腫由来のdic・・・  
大学病院へ入院、
1回目の輸血、 抗がん剤治療  

退院後、翌日から吐き気・・・
炎症反応も高値、中度の膵炎  
重度の黄疸  

またも瀕死の状態で毎日病院へ・・・  

リンパ腫と戦った記憶は、いつも葛藤の日々でした。
抗がん剤投与をしなければ、リンパ腫にやられてしまう
抗がん剤投与により、吐き気・体調不良との戦いでした。

本当にこれで良かったのだろうか?!  
と。。。  

その都度、先生から  
この子の治療を僕にやらせて下さい!  
僕は、この子を助けたい!

もし飼い主が病院へ連れて行かなければ  
先生が助けたいと思っても  
治療はそのままに・・・  

先生も職業とは言え  
治療を拒む飼い主さんにはそれ以上の治療が出来ないからです。

私は、村上先生に信頼を置き  
先生と色々なことを相談しながら病気と戦ってきました。
ガンとの戦いは、想像を絶するもので

神様の元へ帰るまでに
100回以上病院へ通い、 計3回の輸血をしてもらいました。

常にこれでよかったのだろうかと葛藤しながら・・・  

ペコが空組になり、先生にご挨拶に伺った時
僕も常にペコちゃんの事が頭にあって
亡くなった事を聞いた時は、頭が真っ白になりました。  
僕も治療をしながら、飼い主さんと同じ様に  
辛かったんです。

そんな内容の事を話していました。  
一生懸命治療をすればするほど、  
先生は常に病気の子を診ているので  
心労も掛かるとの事でした。

葛藤は沢山あったけれど
後悔はありませんでした。  
それは、きっといつも先生が飼い主と同じ気持ちで
病気と戦ってくれた事だと思います。  

ペコに辛い思いをさせてしまったのではないか?!  
そう思う時もありましたが、
その時は、最善を尽くした結果です。  

先生からも  
僕が出来る事は全てしてあげられた  
色々な患者さんを診るなかで、そう思える事は少ないです。  

後悔がないというのは、先生も一緒だったんですね。

もし愛犬が病気になった時
どんな治療をしても、しなかったとしても  
それは色々考えて出した答えに間違いはありません。  
すべて、正しい答えだったと思います。  

みんな可愛い我が子の為に、最善を尽くしたのだと思います。  

もし、あの時は  
と思って後悔している方がいらっしゃったら  
後悔はしないでください。  
きっとその時は、その子の為を思って最善を尽くしたのだから。  
全て正しい選択だったと思います。  

壮絶なリンパ腫との戦いが終わり
あれから一年8ヶ月、  
今は穏やかな時間が流れています。  

そしてこれからは
ポコとぶなぴーが穏やかに過ごせる事が  
今私に与えられた使命の様な気がしています。  

可愛い子供を亡くす度に思う事は、  
今いる子達と過ごす時間は宝物で  
毎日何事もなく過ごせるのはとても幸せな事ですね。

今日も元気に過ごせた事に感謝  
ありがとう!  


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