最初に皮下点滴を始めた時に
先生から言われた事
「皮下点滴をする前に、体を良く触り
浮腫がないか、良く確認しましょう。
もし浮腫が残っている場合は、皮下点滴はやめましょう。」
これは、この時以外にも
先週病院へ行って心臓の検査をした時も
同じことを言われました。
浮腫と言うと、どんな状態が浮腫なのか
実際自分で確認しないとわかり難いですが
皮下点滴の浮腫とは、
皮下点滴は、針を刺す時は、首の後ろ側で
(この場所で行う場合が多いが、どの場所で針を刺しても良い)
皮下点滴を行う場合が多いですが
中に入れたソルラクト(リンゲル液)は
引力の関係で、点滴後、徐々に水分が下へ降りてきます。
お腹や前足の付け根辺りに液貯まりが出来ます。
この駅貯まりは、時間を掛けて
皮下から血管を使い、体に吸収されていきます。
この液溜まりの事を浮腫と言います。
触ると、皮膚がたるんでタフタフしています。
そしてこの液貯まりは、次の点滴をする時までに
全部吸収されている事
もし、次の皮下点滴をする時に浮腫があるにも関わらず
皮下点滴をしてしまうと、
胸水・腹水・肺水腫になってしまう事があります。
そう言う理由により、皮下点滴をする前に
必ず体を触り、浮腫がないかを確認して皮下点滴をします。
今朝、5時半に朝ごはんを上げて
いつも通り、ヨーグルト水を飲ませて・・・
6時20分に皮下点滴をしようとポコの体を触りました。
すると10円玉程度の浮腫が右前足の付け根あたりに残っていました。
皮下点滴の準備をしていましたが、
今日は急遽、皮下点滴は中止しました。
実は、皮下点滴を始めて1年半あまり
一日経っても浮腫が残っている事は、ありませんでした。
毎日、昼間飲ませている水分量は、250ml程度
飲料水として飲んだ物は、浮腫にはなりません。
昼間摂取した水分量で足りていて
皮下点滴が浮腫として残ったのか、
ポコの体に異変があり、何か別の原因で吸収出来なかったか?
皮下点滴をして1日経っても
毎日、浮腫が残っている様だったら
村上先生へ連絡して、皮下点滴の量を減らすか
感覚を伸ばすか、相談しようと思います。
我が家は、私は怖くてポコの体に針をさせません。
そんな理由もあり、ポコに皮下点滴をできる時間は
朝の出勤前か、帰宅後です。
一番の心配は、脱水になる事です。
初めての経験だったので、脱水にならない様に気をつけました。
幸い、今日は体調が悪くて休暇を取っていたので
ポコにマメにお水(ヨーグルト水)を上げることが出来ました。
5:30~19:00の間に6回に分けて400ml
喉が渇いていたのか、あげるとゴクゴク飲んでくれました。
昼間、4時間程度、家を空けた時間がありました。
その時に、お水を測って出かけました。
帰宅後、計測しましたが、一滴も飲んでいませんでした。
ポコは、慢性腎不全なのに
自分からお水を飲まないんですね。。。。
そして、主人が帰宅後
8時過ぎに、皮下点滴250mlしました。
ポコの様に、毎日皮下点滴をしていると
腎臓は記憶力の良い臓器で
自分で水分補給をしなくても
皮下点滴で水分補給出来ると覚えているそうです。
その為、いつも皮下点滴をしている子は
水を飲めと言う指令を出さなくなる為
急に皮下点滴を止めると脱水してしまうそうです。
そして、この皮下点滴は
皮下組織から吸収され血管を使い
心臓を通り腎臓で尿になります。
その為、強制的に摂取した250mlの水分を腎臓に送るために
心臓にも負担が掛かる事になります。
心臓は、水分が沢山体内に入ると
一生懸命ポンプを動かす為に負担が掛かり
体内の水分量が少ないと、腎臓に負担が掛かります。
心臓の悪い子は、腎臓が悪くなり易く
腎臓の悪い子は、心臓が悪くなり易い。。。
とりあえずは、ポコの見た目は
元気そうです。
明日の朝は、浮腫が沢山残っていると思うので
次の皮下点滴の予定は、明日の夜です。
その時までに浮腫が無くなっています様に!
いつもと違う事があると神経を使います。
これからは、毎日色々観察しながら
ポコが1日でも元気で過ごせる様に頑張ります。
ありがとう!