今日は、1ヶ月ぶりのポコの診察でした。
先に血液検査をしてから診察室へ。
心臓の閉鎖不全が分かるまでは
毎日皮下点滴をしていましたが、
前回の診察から今日まで
浮腫が残り、8回ほど皮下点滴が出来ませんでした。
今まで毎日のように点滴をして
体内の電解質補給をしていましたが
毎日出来なくなった事への影響がとても心配でした。
結果的には、現状維持
と言う結果でした。
(2017年2月~現在)
日 付 | 尿比重 | bun | cre | リン | sdma | hct |
---|---|---|---|---|---|---|
正常値 | 1.03以上 | 17~27 | 0.5~1.8 | 2.5~6.8 | 10~14 | 37.3~61.7 |
2/16 | 1.033 | 33 | 1.7 | 3.6 | – | 39.0 |
3/27 | 1.021 | 117 | 1.8 | 5.0 | – | – |
4/10 | 1.024 | 38 | 2.0 | 3.3 | 17 | – |
4/24 | 1.016 | 33 | 2.3 | 3.7 | – | – |
5/18 | 1.012 | 36 | 2.6 | 4.2 | 18 | – |
6/1 | 1.010 | 35 | 3.0 | 3.7 | – | 40 |
6/5 | – | 34 | 3.0 | 6.6 | – | 39.4 |
6/10 | – | 67 | 2.2 | 5.1 | – | – |
6/16 | 1.013 | 82 | 1.9 | 4.6 | – | – |
6/29 | 1.011 | 49 | 2.7 | – | – | – |
7/11 | – | 43 | 2.8 | 4.1 | – | – |
7/27 | – | 47 | 3.1 | 3.6 | 19 | – |
8/9 | – | 37 | 2.9 | 4.9 | – | – |
8/14 | – | 50 | 2.9 | 5.4 | – | 26.5 |
8/15 | – | 56 | 3.1 | 10.4 | – | – |
8/16 | – | 50 | 3.0 | 8.4 | – | – |
8/18 | – | 43 | 2.5 | 8.6 | – | – |
8/20 | – | 30 | 2.7 | 4.8 | – | 30.0 |
8/23 | – | 41 | 2.5 | 5.1 | – | 34.0 |
9/7 | – | 28 | 2.6 | 4.0 | – | – |
9/21 | – | 44 | 3.1 | 5.1 | – | – |
10/5 | – | 32 | 2.8 | 4.7 | – | – |
10/25 | – | 36 | 2.6 | 4.6 | – | – |
11/15 | – | 28 | 2.7 | 4.2 | – | – |
12/20 | – | 33 | 3.0 | 4.4 | – | – |
1/21 | – | 35 | 3.1 | 4.4 | – | – |
2/21 | – | 35 | 3.2 | 4.5 | – | 36.1 |
3/12 | – | 34 | 3.0 | 4.1 | – | 27.9 |
4/15 | – | 35 | 3.3 | 4.8 | – | – |
5/18 | – | 29 | 3.4 | 4.5 | – | 35.0 |
6/20 | – | 28 | 3.1 | 4.5 | – | |
7/16 | – | 33 | 3.6 | 5.1 | – | 35.0 |
7/30 | – | 30 | 3.2 | 5.1 | – | 31.0 |
8/13 | – | 32 | 3.2 | 4.9 | – | 32.0 |
9/3 | – | 35 | 3.3 | 5.2 | – | 34.0 |
10/1 | – | 37 | 2.9 | 5.0 | – | 35.0 |
10/29 | – | 33 | 3.2 | 5.4 | – | 33.0 |
11/29 | – | 29 | 2.9 | 4.6 | – | 34.0 |
12/28 | – | 37 | 2.6 | 5.2 | – | 39.0 |
1/28 | – | 33 | 2.8 | 5.0 | – | 36.0 |
(検査機械 idexx(アイデックス正常値)
ハンガーストライキ中 | |
膀胱炎発覚 | |
腎盂腎炎治療中 | |
コエンザイムq10服用後 | |
水素水を飲用後 |
この結果で、
輸液が出来なかった事の影響は
無かった。
と言う事が分かりました。
先生からは
この現状維持の状態は、
1年前と変わりません。
本当に良く管理出来ていると思います。
しかし、気になる事は
浮腫が残る様になった事です。
現状では、心臓と腎臓の状態を比べれば
はるかに腎臓の方が悪化している状態ですが
今後は、心臓の状態の方が
腎臓より悪化する可能性があります。
咳をしていないか。
呼吸数に変化はないか。
良く観察して下さい。
今後の皮下点滴の頻度については
今まで通り、
浮腫がある時は、延期する。
決まった時間に、
定期的に皮下点滴をすると言うより
浮腫の確認をして
怪しいと思った時、
迷った時は、点滴を延期する。
この事は、今後も続けて下さい。
との事でした。
それから、ポコが散歩へ行くと
小走りになり、直ぐにハァハァと呼吸が早くなります。
自分から走る場合、走らないようにした方が良いのか
それとも、大丈夫なのでしょうか?
先生からは、
自発的に走る場合は、大丈夫です。
心臓病が悪化すると自然に走らなくなります。
逆に、今まで走っていた子が
走らなくなった時は、要注意です。
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閉鎖不全がある場合、
なぜ咳が出るのか?
心臓の左の心室へ入った血液が
完全に送り出せず、逆流すると
体全体の酸素が不足してきます。
心臓は、もっと多量の酸素を運ぼうと
一生懸命働き、肥大してきます。
心臓が肥大すると、
直ぐ隣にある気管支を圧迫します。
その為、気管支が刺激を受けて
咳をする様になります。
ですから、犬が空咳をする様になったら
心臓が悪くなっているサインです。
直ぐに病院へ行きましょう。
ポコの心臓の状態は、
(右心室の弁)三尖弁閉鎖不全症
(左心室の弁)僧帽弁閉鎖不全症
通常、犬の場合は、左の心臓の弁の異常が多いそうですが
ポコは、左右両方共、逆流があり、特に右の弁の方は悪いそうです。
また、この血液の逆量により
もっと酸素を取り込もうと、呼吸も早くなるそうです。
咳をする前段階として
呼吸数が増えるとの事なので
普段から、呼吸数を把握して
普段の呼吸数の1.5倍になったら
病院へとの指示を頂いています。
心臓と腎臓、この二つの相反する臓器
正反対の治療です。
飼主が如何にに早く異変に気が付くか?!
この事に掛かっています。
今日のポコ
昨日の点滴は夜8時頃でした。
ひょっとすると浮腫が残り点滴延期を予想して
朝から多めのお水を上げていました。
案の定、20時の段階で浮腫が若干残っていました。
もちろん大事を取って点滴延期です。
朝から飲ませた飲水量、約410ml(6回)
毎回80mlを作って与えると
決まって10ml程度こぼします。(笑)
500mlには足りませんが
食品に含む水分を入れると
ギリギリだったかな?!
心配していた血液検査
先月に引き続き、現状維持で良かったです!
やっぱり療養食を食べられている事
水分補給が出来ている事が
(もちろん皮下点滴の効果も含め)
一番大きな成果では無いかと思っています。
今日も元気に過せて良かった。
ありがとう!!