今朝何時もの様に携帯を見ると、シワ先生のブログの配信連絡。
「動物の病気が心配でネット依存」とあったけれど、
シワ先生の様に良い獣医さんばかりではない!
先代犬は、夏頃からご飯をあまり食べなくなり、お散歩へ連れて行っても歩かなくなり・・・
体重が400g減った時、近くの掛かり付けの動物病院へ連れて行った。
今までの症状を話すと・・・
「今年の夏は暑いから、食欲も落ちますよ。」
と一言。
検査も何もしないまま帰されました。
それから1ヶ月後、目薬をもらいに行っている病院で同じ事を話すと
すぐにレントゲンや血液検査など、一通りの検査をして頂いた。
そしてわかった病名は、慢性腎不全。
たぶんお水もずいぶん飲む様になっていたのだと思うけれど、無知な飼い主は気がつく事ができませんでした。
病名が分かった時には、すでにクレアチニンは「5」を超えており末期症状でした。
その病院は飼い主が付き添って静脈点滴ができたので、朝から夜までお弁当やモグが食べられそうなものを持参して病院通いが始まりました。
通院した日は、少し元気になり、通院できない日は食事もままならない状態でした。
状態は徐々に悪化・・・
その頃も仕事をしていた為、毎日静脈点滴に付き添ってあげる事ができなくて、1日だけ一人での静脈点滴を病院にお願いしました。
引き取りに行ったモグは、鳴き通しで憔悴して立つ事もできない状態になっていました。
そこから急激に病状は悪化して、尿毒症から多臓器不全で鳴き通しになり亡くなりました。
あの時一人で静脈点滴をさせなかったら・・・
もっと早く病気に気が付いてあげられていたら・・・
後悔だらけで見送りました。。。
今の時代だからこそなのかもしれませんが、ネット検索する事はいけないことではないと思います。
確かに正しい情報だけではありませんが、病気の進行についての知識もできるし、自分が不安に思う事は先生と納得の行くまで話す事もできます。
もちろん、最初から信頼できる動物病院、信頼のできる先生との巡り合わせがあるに越した事はありませんが。。。。どんなに優秀な先生でも飼い主との相性もあると思うし、そこはどれだけ意思疎通が出来るかだと思っています。
なんでも話せる関係は、とても大切な気がします。
きっとペコを失った時もポコを失った時も、あの時の様なペットロスにはなりませんでした。
たぶんそれは、病気と一緒に戦って下さった先生との巡り合わせがあった事
お別れするまでの時間があった事、自分が出来るだけの事をしてあげられたと思えた事
子育てと一緒で、一人目より二人目、二人目より三人目を育てる方が上手になるのと同じです。
愛犬を迎えた時から必ずやってくるのは別れの時です。
その時をどう過ごすかだった気がします。
後から、後から、もしあの時こうしていたら、もしあの時こうだったら・・・
けれどもしあの時に戻ってやり直せるとしても、今度は違う所でこうだったら・・・
そう思う事は同じだった気がします。
後悔はどんなお別れをしたとしても後悔はあるものだと思います。
だからもし次の子を迎えたのなら、迎えるのなら・・・
その時に思った事、経験した事を次の子で活かす。
その時初めてあの時の後悔から解放されるのだと思えました。
私も先代犬の経験は、ポコの慢性腎不全の早期発見に繋がりました。
ずっと心の何処かに引っかかっていた心の痛みは、あの日の先生から言われた一言で救われました。
先代犬の経験はちゃんとポコちゃんで活かされましたよ。
獣医もそうですが、経験値です。
と。。。。
私は信頼できる先生に診て頂けるのはベストですが、不安が残るのならセカンドも必要だと思います。
特にセカンドの場合は、専門の先生に診てもらう方が良いと思います。
ペコは悪性リンパ腫でしたが、病気の進行がレアな状態でした。腫瘍認定医一種取得の先生でも最初の抗癌剤での副作用の経験はないと話されていました。
その後は、教科書通りの治療ができず、先生の手作りの治療を考えて頂きました。
そしてペコが亡くなりご挨拶に伺った時先生から
ペコちゃんのカルテは僕がこれから悪性リンパ腫と戦う子供達の道標として自宅へ持ち帰らせて頂きます。
と。。。
きっと先生もペコを治療した経験は、次の同じ様な進行をするリンパ腫の子の治療の参考にされるのだと思います。
村上先生は、ペコのリンパ腫と一緒に戦ってくれた一番の戦友です。
良い先生との巡り合わせがあります様に!
元気な子は、病気にならない様に
病気と闘っている子は、穏やかな毎日が過ごせます様に!
可愛い可愛い子供達の為に
掛け替えのない大切な家族の為に!
いつも一緒にいてくれた可愛い子供達へ、
ありがとう!