母が生きていたら、今日が誕生日でした。
きっと今頃
「あら、あたしの誕生日を覚えていたの?!」
「私、幾つになったのかしら?」
と笑ってそうです。。。
高齢になってから胆管癌の手術をして、退院後我が家で体力が回復するまで一緒に過ごしました。
ペコとポコは母の布団で一緒に寝て、母の体力回復まで、母に笑顔が戻るまで一生懸命癒してくれました。
昨夜からポコの様子が変わりました。
普段大人しくて鳴かない子ですが、時折息を止めながら鳴くような声を出します。
側へ行って口臭を確認したけれど、尿素の匂いはしていませんでした。
先代犬は、尿毒症になってからはずっと鳴き通しでした。。。
きっと辛かったのだと思います。。。
抱いていても、何をしても鳴き止む事はありませんでした。
ふと16年前の事を鮮明に思い出したりします。
同じ思いはさせないからね。。。
辛くて苦しいのはかわいそうだから。。。
よく観察していると、自分の体が思うように動かず立つことが出来ない様子。
少し体を支えて立たせてあげると鳴き止みました。
今朝は、呼吸をする時、のどに痰が絡まったような音がします。
昨日からほとんどお水を飲んでおらず、水を側へ持って行っても飲みません。
咀嚼が上手に出来ず、ゴックンと言う動作が大変そうです。
たぶん人間もそうだけれど、筋力が衰えて来ると喉の筋力も衰えて痰が喉に絡まる様になります。
人間だったら看護師さんが痰を吸引してくれるけれど、犬はそういうわけには行きません。
呼吸が少し苦しそうなので下の色も少し白っぽく感じます。
昨夜点滴の際、200mlで止めたはずが230ml位入ってしまい、朝7時に点滴をする予定でしたが浮腫が残って延期になりました。主人が午後休でしたが、通常の休暇に切り替えて点滴してくれるとの事。
朝出掛ける寸前まで休もうか悩みましたが、主人が家にいてくれると言うので、後ろ髪を引かれながら出勤しました。明日は平日休み。水曜日は今日中に休暇申請してお休みします。
会社に置いてきたノートPCを持ち帰る予定です。
歳をとると言う事は、人間も犬も、動物はみんな同じなんですね。。。
筋力の低下、呼吸が浅くなったり、咀嚼も出来なくなり流動食になります。
すでにポコは流動食もほぼ食べません。
たぶんこの状態で食べさせると、誤嚥肺炎を起こしそうです。
先日先生から言われた事が現実になりつつあります。
お薬を飲めなくなる時が来る。。。。
咀嚼が出来なくなると、今までの様にお薬を指で喉の奥の方へ入れてゴックンしてもらう事も難しくなります。
最後までベトメディンは飲んでもらいたいのですが。。。。
腎不全と言うより、先生が以前お話しされていたように、老衰の状態に近い様に感じます。
ただ、ただ、ポコに苦痛がなく穏やかに過ごしてもらいたい!
それだけです。
今朝からポコの左目に違和感が・・・
もしかして?!
と思ったので、緑内障の点眼液を自己責任で両目につけました。
昼休みに色々調べていると下記の様な事が動物病院のブログに書いてありました。
犬の緑内障の発症は?
花岡動物病院
原発性緑内障の好発犬種
柴犬、シーズー、コッカースパニエル、チワワ、ビーグル
中年齢以上での発生が多い
原発性緑内障の場合には両眼に発症することが多い
ポコの左目は、朝より充血が酷い。
かと言って病院へ連れて行くのは・・・
たぶん・・・
緑内障の充血は、結膜炎などの充血と比べるともっと血管が太く充血する感じです。
もう一つの特徴は、眼圧が掛かる事で眼球が腫れた様に出て来ます。
飼い主がこの2つに気がついたのなら、緑内障だと思います。
ポコには、もう積極的な治療はできません。
今の状態を維持しながら痛みの軽減、ポコにストレスが掛からない様にしてあげる事だけです。
ポコは私が仕事から帰宅後、ずっと鳴いています。
昼間は寝ていた事もありますが、一度も鳴いていなかったとの事
自分の体が思う様にならないから、私を呼んでいるんだと思います。
ポコは立って歩きたい様です。
立って歩いている様子をみると、まだ目は見えている感じです。
やっと右目の痛みが取れて少し楽になった頃だったのに。。。
ポコが朝から食べたものは、ヨーグルト5〜6gのみ・・・
お薬をあげる時に少し口に入れるとペロペロしてくれたのですが、今はもうペロペロしません。
咀嚼しないので、いつまで経っても口の中にあるものをゴックンしません。
仕方ないですね。。。
今日、帰宅後お水はシリンジで少し飲ませました。
ポコが徐々にご飯が食べられなくなって、お水が飲めなくなって・・・
それでも、また歩く体力は残っている様で歩きたがります。
もしかするお落ち着かないのかも。。。
今日もポコは一生懸命頑張りました。
一緒にいてくれて、ありがとう!!