あっという間に9月
楽天スーパーセールを楽しみにしていたので、サイトを開くと
なんと!
おせちの予約受付を始めていました。
・・・もう、そんな時期かぁ?!
いつの間にか陽が暮れるのも早くなって来ました。
まだまだ陽気は夏ですが、着実に秋はそこまで来ている気がします。
土曜日に、会社で心臓の悪いチワワちゃんを飼っている方と久しぶりに話しました。自宅に酸素室を借りたそうですが、今は状態が安定しており、入らなくても大丈夫との事。
勿体無いから返したいけれど、もし、また、万が一のことを考えると返して後悔したくないから、そのまま借り続けているとの事でした。
うんうん、その気持ちよく分かる!
自分の出来る事をしておかないと後から、後から、後悔に苛まれる事に。。。
自分が出来る限りの事をしてあげたい。
勿論、可愛い家族の為にでも有るけれど自分の為にも、後悔が残らない様に・・・
どんなに頑張ったとしても、きっとあの時・・・
そんな想いは残るのかもしれないけれど。
そういう意味では、ペコを見送った時、後悔は無かった。。。。
ペコちゃんには、可哀想なことをたくさんしてしまったけれど、自分の出来る事は、全部したと思った。
そしてそれは、先生も同じだった。
と後から伺いました。
動物病院の先生は、病気の患者さんを診る事が仕事だけれど
「もっとこの子には、こんな治療をしてあげたい」
と思ったとしても
飼い主さんが病院へ連れてこなければ治療は出来ない。。。
そういった意味で、後悔が残る事がたくさん有るそうです。
そう言えば・・・
ペコがリンパ腫からDICになり大学病院へ入院しました。
輸血をして体力した所で第一回目の抗がん治療をしました。
最初に投与する抗がん剤のお薬は一番弱いもので、副作用が出る子は殆どのいない。。。
ところが、ペコは副作用から膵炎になってしまいました。
播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん)
・細小血管内に微小血栓が多発
・敗血症やがん、炎症などから合併
・脳出血など致命的になるリスクも
・過凝固状態から出血症状へ
●原因
ふく動物病院の一部抜粋 http://www.29fuku.com/specialty/dogcat/cat43/dic.html
重い病気にかかっているとこの状態になりやすいことが分かっています。
腫瘍や免疫の病気など特定の病気でよく見られます。
●予後
非常に悪いです。
海外ではDICはその高い死亡率から、頭文字をもじって「Death Is Comming」(死がやってきた)と言われることもあります。
早期治療ができた場合はDICになることを予防できることがあります。
なってしまった場合はとにかく大変なので、予防治療が非常に重要です。
DIC から一時は命を取り留めましたが、今度は、重度の膵炎での闘病生活・・・
私は、内心もうダメかもしれないと思いながら毎日病院へ通いました。
その時、先生から言われた言葉が
僕は、まだ諦めていません。
ペコちゃんの治療を僕にやらせて下さい!
と。。。。
腫瘍認定第1種獣医師の資格を持っている先生でも、一番最初の抗がん剤で副作用になった子は今までに一度もなかったそうです。
教科書の下の方に小さく「副作用で膵炎になる子がいる」と、書いてあるそうです。
そんな熱心に診て下さる先生にどれだけ救われたか、教科書通りの治療が出来なくて、いつも先生の手作りの治療をして頂きました。
病気にはなりたくないけれど、信頼できる先生に診て頂ける事は何より心強い事です。
今は、そんな先生から
ポコちゃんは、驚異的な生命力だ!
って言われています。
本当に嬉しい言葉です!
慢性腎不全歴、2年5ヶ月、まだまだ、頑張るワンコは、この調子で走り続けます!
今日も、500ml近いお水を飲んで元気に過ごすことが出来ました。
一緒にいてくれて、ありがとう!