今から15年ほど前、初めて迎えたシーズーを10歳7ヶ月で慢性腎不全で亡くしました。
8月、食欲がなくなり400g程痩せました。
その年の夏は例年より暑く家の近くの病院でフィラリアのお薬を貰う時に、体重が400g減った事を話しました。
その先生は
今年の夏は暑いからね。
食欲も落ちますよ!
と言い、何も検査をしませんでした。
9月になり、目薬を貰いに通っていた病院で同じ事を話しました。
すると、
直ぐに検査しましょう!
と言い、血液検査をしました。
そして発覚した、慢性腎不全。
それもステージ4
クレアチニンは、すでに「5」を超えており
腎臓の残存10%以下との説明がありました。
それから静脈点滴に病院へ通いましたが、約1ヶ月後、尿毒症から多臓器不全で虹の橋を渡りました。
自分にもっと知識が合ったら・・・
早くに気が付けなかった後悔
愛犬を失った喪失感から重度のペットロスになりました。
あまりにも私がふさぎ込んでいたので
見かねた息子が
また、飼ったら?!
その一言に救われた気持ちになりました。
そして迎えた子が、ペコとポコでした。
ペコポコを迎えても、慢性腎不全恐怖症は続きました。
1歳の頃から、ずっとドックドックを受け、2ヶ月毎に目薬を貰いながら病院へ通いました。
ペコのリンパ腫の時も、2ヶ月前にはリンパの腫れはなかったと。。。
けれど、犬の2ヶ月は、人間の8ヶ月です。
ペコも抗がん治療をしましたが、僅か5ヶ月で虹の橋を渡りました。
悪性リンパ腫との戦いも、本当に辛い物でした。
そして待っていたかのように、翌月発覚したポコの慢性腎不全
慢性腎不全は、飼主がどんなに気を付けていてもなってしまう。。。
けれど、あの時とはの違いは早く気が付いた事。
先代犬の経験は、ポコに活かされたのだと思いました。
きっとあの時の先代犬の経験がなかったら、ポコもまた発見が遅くなり延命が難しかったのかもしれません。
きっとポコが頑張ってくれるのは今まで見送った子供たちへの無念を晴らしてくれているのかもしれません。
ポコは、
慢性腎不全の他に
三尖弁閉鎖不全症(右心室の弁)
僧帽弁閉鎖不全症(左心室の弁)
第二房室ブロック(不整脈)
これだけの病気を抱えています。
みんな初めて飼った子の時は、知識や経験がありません。
葛藤や後悔、無念の思いが残ると思います。
けれど、その経験はきっと何処かで活きる。
私はそう思っています。
辛い思い出も何時か、誰かの役に立つ時があり、人に優しく慣れたり、平凡な毎日がとても幸せな毎日だった事に気が付きます。
この子達から学ぶ事はたくさんあり、何時も無償の愛情を掛けてくれます。
本当に掛替えのない可愛い家族ですね。
きっと、先代犬もペコもポコを守ってくれたんだよね。
ポコとまだまだ頑張るからね。
今日も元気で過せた事に感謝
ありがとう!!