2018.02.18 輸液の話

今年は例年になく寒い冬になって雪が多いです。
雪が降るたび、庭のパンジーがビオラが雪に押しつぶされて元気がなくなります。
霜にあたり、氷が張り、それでも春が来るのを待ち続けている可憐な花

去年の今頃は、ペコちゃんと一緒に春を待っていたのを思い出します。
今我が家の花壇は、水仙が咲き、梅が満開になりました。

来年のこの季節をポコと一緒に過ごしたい!
忍耐強く冬を乗り切る小さな花達の様に、ポコも頑張ってほしい!!

切なる願いです!

犬は、記憶力がとても良い動物です。
一度痛いと感じると長い間覚えています。
また、嫌な事も覚えています。

今朝も何時もの様に点滴の準備をしていると
まだ針をささないうちに、体を硬直させて、泣き始めます。
毎朝、食卓テーブルの上に置いたベットに載せられると
痛い事をされると覚えているのです。

そうだよね。
毎朝だものね。。。

それに輸液を流し始めると
その日によって、すぐに液が広がる時と、ポッコリ山になってしまう時があります。
ポッコリ山になってしまう時は、輸液を流し始める時に痛みがある様で
決まって輸液を流し始めると痛そうに鳴きます。

先生曰く、獣医先生が輸液を入れても
そに日によってぽっこり山になってしまう事はよくあるそうです。
こういうときは、点滴ご山になった所を揉み解すと良いとのアドバイスを頂きました。

ぽっこり山になった時は、コリコリの山になった所を
少し揉みほぐしていると、全体に広がって行きます。

体重5kgで250mlの皮下点滴
多分、体重からいうと少し多めなのかもしれません。

輸液は、点滴をいれた時は、背中のあたりに広がりますが、
少し時間が経つとお腹の方へ水分が落ちてき

お腹のあたりに、タフタフした液貯まり(浮腫)が出来ます。
その子が必要な分だけ、自然に体に吸収されて行きます。

もし翌朝になり、お腹に浮腫が残っている時は
皮下点滴の量が多すぎるので、
浮腫がないか確認してから点滴をするように言われています。

ポコは、ソルラクトという輸液を入れています。
これは人間用と同じなので250mlと500mlの2種類しかありません。

もし200mlで入れるとなると、途中で輸液を止めたり、取り替えたりしなくてはいけません。
そんな理由もあり、1本分の250mlの点滴です。


去年の8月に腎盂腎炎になった時は、自宅で皮下点滴が出来て、本当に良かったです。
菌を体外に排泄するには、皮下点滴を沢山入れて体外へ出す。
薬と併用してとても効果がありました。

朝晩2回の皮下点滴だったので、もし自宅で出来なければ入院もしくは
毎日の通院が必要でした。

自宅で皮下点滴が出来るメリットは大きかったです。

しかし犬にとっては
大好きな飼い主が、毎日嫌な事をする・・・
ポコは、以前より怒りっぽくなりました。

嫌な事を毎日されているわけだから、
怒るのも無理ないけど・・・

今の所、ポコは療養食をガツガツ食べて
ヨーグルト水(200ml/日)を飲んで
元気に過ごしています。

きっと皮下点滴をしていなかったら、
こんなに元気ではいられなかったのかも。。。

一緒にいてくれる事に感謝!
元気でいてくれる事に感謝!!
いつも皮下点滴を頑張ってくれる事に感謝の日々です。

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