開発された経緯
コエンザイムQ10は、1974年にうっ血生心不全症状を改善する医療用医薬品として開発されました。
さらに2001年に食薬区分飲み直しにより、食品としても使える成分となりました。
医薬品として使うことが念頭におかれていたため、安全性の高さはしっかり確認されています。
今現在では、サプリメントとして多く販売されています。
コエンザイムQ10とは、体内のあらゆる細胞に存在する酵素で加齢と共に生成量は減少するといわれています。
この生産量が減少すると、疲れやすい・食欲不振等の症状がみられるそうです。
コエンザイムQ10は抗酸化作用が強い為、慢性腎不全や心臓病のサプリとして有効です。
抗酸化作用
コエンザイムQ10で一番期待される事は、抗酸化作用です。
活性酸素は、激しい運動や疲労・ストレスが原因で発生しますが、コエンザイムQ10は高い抗酸化作用で活性酸素の除去を行います。
腎機能の改善に有効
このサイトは、腎機能に問題のある男女10人で臨床検査データー紹介しています。
摂取後6週間後には、尿中クレアチニンが下がったとありました。
少なからずこのサプリを摂取する事により、腎機能を維持する効果があると思われます。
ただしコエンザイムQ10の多くは「酸化型」と言われる物で、体内でパワーを発揮する為には「還元型」に変える必要があるそうです。
コエンザイムQ10摂取の注意点
- コエンザイムQ10のサプリを購入する場合は還元型コエンザイムQ10がお勧めです。
- コエンザイムQ10は体内に留まる時間が短い為、2回から3回に分けて飲むことが大切。
- サプリ会社の注意書きに従って摂取して下さい。
- コエンザイムQ10は、過剰摂取に注意が必要で、サプリの摂取を始めたら急に止める事は避ける。
- 心臓病治療薬との併用に気を付ける。(必ず、掛り付けの先生に相談して下さい)
- リンの吸着剤を服用している場合は、1時間以上開けて摂取させる。
- 飲み合わせに注意したい医薬品
1.ワーファリン
ワーファリンは血栓ができるのを予防する「抗血液凝固薬」のひとつですが、
この薬はいろいろな食品 や薬との相互作用があることが知られています。
コエンザイムQ10とワーファリンを同時に摂ると、
ワーファリンの効果が弱くなるという報告があります。
2.チラージンS
チラージンSは甲状腺の機能が低下しているときに使われる薬です。
これとコエンザイムQ10を一緒に服用すると、血圧が上がることがあるとされています。
ポコが愛用しているコエンザイムQ10
【プランシュールジャパン】犬猫用コエンザイムQ10
●コエンザイムQ10 10mg ●乳糖・・・20%未満 ●ブドウ糖・・・20%未満 ●水分・・・5%未満
カロリー:4.61kcal/100mg
●心治療薬と併用の場合
体重5~10kgに対し、0.5g(添付スプーン1杯)を1日2回に分けて食事に混ぜてお与えください。
●単独で使用する場合
体重5~10kgに対し、1.5g(添付スプーン3杯)を1日3回に分けて食事に混ぜてお与えください。