2023.03.31　心雑音を評価する指標

今年の冬は極寒の日が少なくて、気がつけば今日で3月も終わります。
桜が咲き始めてから雨続きで、やっと満開になったと思ったらもう花吹雪になりました。
29日は四十九日でしたが、あっという間に2ヶ月が経ってしまいそうです。

昨日先生にぶなぴーの残したサプリの他、食べ残したドッグフードについても伺って来ました。
ぶなぴーは腎臓サポート食でしたが、健康な乃音にあげても問題なしとの事
腎臓サポート食はタンパク質とリンが制限されていますが「健康な子にあげる場合でもタンパク質を足す事なくそのまま規定量をあげても大丈夫」との事でした。

健康診断も終わったので、今食べている乃音のフードが終わり次第、ぶなぴーの残した療養食に切り替えです。腎臓サポート食は油分が多く、オメガ３が多く配合されているそうです。

ぶなぴーは8歳の時から（左腎臓機能不全だった為）ロイカナの腎臓サポート食でした。
健康診断でエコー検査をすると、たまに片腎の子がいるそうですが、万が一健康診断で片腎と分かっても、ぶなぴーの様に慢性腎不全にならずに過ごせる子もいるので大丈夫です！

５年間一度も療養食を嫌がる事なく、ご飯の時間になるとワンワン吠えて、早く欲しいと催促していました。
13歳を過ぎても腎臓の数値は安定しており、血液検査・レントゲン・エコー検査では、どこにも異常はありませんでした。

まさか肺高血圧症とは、落とし穴だったですね。。。
この病気は、血液検査では見つけられない。。。
心臓エコー検査をしないかぎり、発見する事ができません。

高齢になって心臓の雑音が入り始めたらドッグドックの時にでも、一度心エコー検査を追加してもらうのも良いかもしれませんね。

ポコの時は、心臓に雑音が入り始め少しずつ雑音が大きくなって来た時に、先生の勧めで心エコー検査をしました。

心臓の雑音の表し方は、１/6〜６/6までの数値でカルテに記入されます。
ポコの時は、最終的に５/6
ぶなぴーは、3/6 でした。

ポコは心臓の雑音は 5/6でしたが、心エコー検査は中度肺高血圧症の診断でした。
ポコの場合は、三尖弁（右側）閉鎖不全の方が僧帽弁（左側）より重度と言われていました。
閉鎖不全（心臓弁膜症）由来の肺高血圧症だったわけです。

ポコの心臓の雑音は、5/6でも肺高血圧症は中度だったので、ぶなぴーの雑音が3/6でも肺高血圧症は重度だったと言う事は・・・
心臓由来の肺高血圧ではなく、原因不明と言う事だったのでしょうね。。。

心臓に雑音が入っていると言われたら
どの程度ですか？
と、状態を伺うのも良いかもしれません。

この数値は、私も先生がカルテに記入している時に「この数値はなんですか？」
と伺って、初めてこの様に数値化されている事を知りました。

診雑音の強度を示す指標
1/6：最も微弱な心雑音。注意深く診察したときにのみ聴き取れる。
2/6：聴診器を当てた途端に聴きとれるが、弱い心雑音。
3/6：中等度の心雑音で、明確に聴取できる。
4/6：強い心雑音で、明確に聴取でき、スリル(振動)を蝕知できる。
5/6：非常に強い心雑音。聴診器を胸壁から離すと聴取できない。
6/6：非常に強い心雑音。聴診器を胸壁から離しても聴きとれる。
心雑音のLevineの分類って？より

我が家の子供達は、心臓から悪くなった子は1人もいなかったので、こんな心臓の雑音を評価する数値がある事も全く知りませんでした。
ちなみに、心臓の雑音とは弁が完全に閉まらず逆流する時の音。
参考になれば幸いです。。。

今日の乃音

今日は午前中美容院へ行く為、２回目の散歩は午後からになりました。
今日は曇り空だったので、乃音と歩くにはちょうど良い気温でした。

途中、お散歩されているご年配の男性に声を掛けられて・・・
また途中、年配の女性に声を掛けられて・・・
声を掛けられた時吠えずに我慢出来る時は、ご褒美をあげて褒めてと何度かしているうちに、
少しずつですがあまり吠えなくなって来た様な?!

折り返しの公園でお花見しているご家族がおり、小さな子供たちが乃音の側へ寄って来ました。