2022.11.20　心配だった事・・・

我が家のペキニーズ初代は、ブラックのポコ
２代目は、6歳で我が家の一員になったぶなぴー
この２匹とも股関節の噛み合わせが緩い、股関節形成不全です。

股関節形成不全は大型犬に多い病気ですが
チワワ、ダックス、ヨークシャー・テリア、トイ・プードル、ボストンテリア、ペキニーズなど
小型犬や短頭種の子で多い発育期の疾患です。

70％が遺伝的要因で、30％が環境要因と考えられています。
正常な雄雌同士の交配でも19～36％の仔犬に現れ、形成不全同士では63～93％にも上るというデータがあります。
犬の股関節形成不全より

ポコを迎えた当時は、先代犬シーズーを亡くした後に先代犬に良く似たシーズーのペコを迎えました。
そしてペコの遊び相手として、小さい頃から憧れだったペキニーズの子を探して迎えたのがポコでした。
ポコはペキニーズの中でも珍しいとされるブラックの子で、この子の子供が欲しいと思っていました。

子犬を迎えた後はワクチン接種のために通院しますが、獣医師は必ず触診して後脚（股関節）の状態を確認します。ポコも成長過程で徐々に股関節が緩い子が分かり。。。
「この子は出産は諦めた方が?!」と先生から言われました。

その理由は、先に記載した股関節の病気は遺伝的な要素が大きく生まれてくる子供に遺伝する。。。

この時も1歳まで経過観察して、その後に股関節の確認のためレントゲンを撮りました。
ポコは四足の関節が全て緩く、今後の生活の為に先生からアドバイスがありました。

筋力で関節を支える様に毎日適度な運動を継続的にする事
股関節を筋力で支えていれば、老犬になっても歩けなくなる事はありません。

短距離でも回数を増やし毎日運動
股関節に負担が出ない様に体重管理
ポコちゃんが将来に渡って元気に歩ける様にがんばりましょう。

との事でした。
それからは、毎日2回の散歩と体重管理に気をつけて過ごしました。

股関節形成不全の特徴で一番分かりやすいのは少し早く歩き始めるとウサギ跳びの様に両後肢を一緒に動かして走る動作になります。

健康上問題のない子は、四足の足を交互に出して早歩きをしますが、股関節の悪い子は兎跳びの様にぴょんぴょん飛び跳ねます。

成犬になるまでにこの病気のある子は先生から言われると思いますが、この様な歩き方をする子は股関節が緩い事が疑われます。

我が家は、ぶなぴーもポコほどではありませんが、股関節が緩いと言われています。
そんな事もあり私が乃音を迎えるに当たって一番心配していたのは、臍帯ヘルニアではなく股関節形成不全でした。

乃音を病院へ連れて行くたび、先生には何度も股関節を念入りに触診してもらいました。
幸い、本当に幸い乃音は股関節は正常に育っており、早歩きになっても兎跳びになる事はありませんでした。