2023.08.07　3回目の祥月命日

どんなに一生懸命看ても
どんなに献身的に看ても
どんなに、どんなにこの子が命と思って看病しても、少なからず後悔は残る。。。

今になって思えば、出来る事の限界、体力の限界、よくここまで頑張ってくれたと思う事が多くなりました。

今日はポコの3回目の祥月命日
あの日は夜からずっと鳴き続けて、少しでも休んでほしくて鎮静剤と思い通院
お薬を投与した時だけは少し静かに眠っていたけれど、家に着いてからまた鳴き始めました。。。
今思うと、あの時鳴いていたのはせん妄だった気がします。
亡くなる前に脳の働きが低下して起こる症状で、犬の場合は鳴き続けるそうです。

そして急に鳴き止み、虹の橋を渡って行きました。。。

今まで自分の出来る事は全てして来たのに、もうポコは体力の限界の来ていた事も分かっていたし、無理な延命も望んでいませんでした。

どんなに長い間一生懸命看て来たつもりでも、やっぱりまだ、もっと、もっと一緒に・・・
と言う気持ちは拭えませんでした。

長く看ていただけポコへの思い入れも多く、ポコが亡くなったと言う事を頭は分かっていても
現実を受け入れると言う事が中々出来ませんでした。

元気だった頃より病気になってからの方が1日、1日を濃密に過ごし、愛おしさも計り知れないほど強く感じました。
あの喪失感は経験した人でないと、理解できない心の虚無感です。。。
両親を見送った時より何倍も、何十倍も辛い思いでした。

ポコとぶなぴーを見送ったら、我が家には次の子を飼うと言う選択肢はありませんでした。
あれから3年、痛みは消えても愛おしさが募りました。

そんな冷静に思えるのも、最後の最後まで迷いに迷って乃音を迎える事になったから。。。
あっと言う間にぶなぴーも虹の橋へ行ってしまい、もし乃音がいなかったらきっと酷いペットロスになっていたでしょう。

一緒にいられる時間には限りがあって、乃音との時間も刻、一刻と別れる時間が近づきます。
4人の子供達を見送って思う事は、限りある時間を大切に過ごす事
楽しい事がなくても悲しい事がなければ
嬉しい事がなくても辛い事がなければ
淡々と何事もなく流れていく時間はこの上ない宝物で至福の時間だった事
ひとり、またひとり見送るたびに色々な事を教えてくれました。

どうぞ動物と一緒に過ごされている方、今いる時間を大切にお過ごし下さい。
シニアになった子は、病気に気がついた時はあっという間に進行します。
どうぞ毎日、よく観察してあげて下さい。

普段と違うと感じた時
あれ？
と思った時は診察してもらって下さい。

病気の治療は、気が付く事から始まります。
先代犬の気づいてあげる事が出来なかった後悔は、ポコの時に活かされました。

またいつか虹の橋の袂で愛犬と会える時
こんな事があったね。
あんな事があったね。
とたくさん話ができる様に、今という時間を精一杯過ごそうと思います。

今日の乃音

今日はお昼過ぎ、ポコが亡くなった時間に手を合わせました。
何も知らない乃音は、いつも通り天真爛漫です。

ポコはおとなしい子で、ポコの辞書には急ぐと言う文字はありませんでした。
そして明日はぶなぴーの月命日、元気が取り柄の怪獣ぶなぴーと言われるくらい、一人でおもちゃを投げて遊び、食卓テーブルの真下でスタンバイ！

テーブルから落ちて来る物はあっという間に胃袋へ。
何回病院へ行ったことか⁈

暴走族乃音。。。
とにかく胸周りがずっしりしており弾丸の様に走る姿は、まるで暴走族です。
みんなそれぞれ個性的で思い出もたくさんありますね。

今日は、久々夕食は回転寿司へ
途中事故があり15分程度で到着するはずが、30分以上掛かりました。

帰宅後乃音にはご褒美に冷たいゼリーと氷
夏場の水分補給は氷が好きなので助かってます！