2023.02.23　持って生まれたもの

乃音のそけいヘルニアを気にしている事もあり、散歩中に犬と遭遇して吠えると最初にヘルニアを見た時と同じくらい大きく脂肪が出てしまいます。
なるべく犬とすれ違わない様、遠くから散歩の方が来られると緑道から道路へ降りて、カートの日除を被せて乃音が気が付かない様に気を付けています。

最初に乃音を診て頂いた院長先生からは「この大きさだと腸管が出てしまう」と言われていましたが
先日セカンドオピニオンで村上先生にも診察して頂いた時に

とのお話でした。

抱く時も、外を散歩する時も左そけい部が膨らんでいないか、何度も確認しています。
今日も散歩中に小型犬を3匹連れている方に会い、道路側にカートを下ろしました。
カートの日除で覆い乃音が見えない様にしたので、その飼い主さんは変な顔をされていましたが、乃音のヘルニアが治るまでしばらく散歩も要注意です。
なるべく犬と会わない時間帯でお散歩へ出る様にしていますが、こればかりは仕方ないですね。。。

乃音は小さい頃から、臍ヘルニアがある事は承知でブリーダーさんの所から我が家へ迎えました。
避妊手術の時は、右そけい部に小さな穴がありましたが、先生曰く

との事でした。

避妊手術の時は左側のヘルニアは確認できず、成長とともに大きくなった可能性が・・・
今までの子も臍ヘルニアで避妊手術と一緒に手術をしていますが、鼠蹊ヘルニアの子は乃音が初めてです。

こんなに脂肪が出てしまうんだ・・・。と最初に見た時はびっくりしました。
ヘルニアは先天性疾患となる為、乃音が加入しているSBIのペット保険は適用外ですが、ペット保険でも何社かは適用になる所もあるとの事でした。

子犬を迎える時臍ヘルニアのある子は、鼠蹊ヘルニアもある子が多いとの事なので、子犬を迎える時にデベソで手術が必要な場合は気を付けて下さいね。

ここ最近は低気圧も通過も少なくお天気が安定していますが、ぶなぴーが亡くなった日は午前中は晴れていましたが、午後から低気圧が近づき雨になりました。
病気の子は低気圧には要注意と昔から伺っていましたが、これほどに呼吸器系や心臓病の子は影響が強い事に驚きでした。

きっとぶなぴーも低気圧の影響を受けていたのでしょうね。

ペコが悪性リンパ腫の時は抗がん剤の副作用で静脈点滴に通院し、点滴をしているうちにあっという間に心臓が悪くなりました。

ポコは、12歳の誕生日の翌月（2017年3月）慢性腎不全になり、ハンガーストライキになってしまい6月から皮下点滴を始めました。

晩年15歳を過ぎた頃には心臓も雑音が入る様になり、状態は５/6 で中度肺高血圧症でした。
最後はご飯も食べなくなり、もちろん水分補給も出来なくて皮下点滴だけが命綱になりました。
心臓の悪い子は皮下点滴も心臓へ負担がかかるので点滴量も難しいですが、ポコの時は先生から

と伺いました。

やっぱり個体差でこんなに違うんですね。。。
ペコは静脈点滴をほぼ毎日の様にして、わずか2ヶ月で他界してしまいましたが、ポコは皮下点滴を3年2ヶ月も継続してきました。

生まれ持った生命力なんですかね。
闘病しながらも長く延命出来る事が良い事なのか、ずっと元気で過ごせてピンピンコロリと逝ってしまうのが良い事なのか・・・
色々考えさせられました。

人間だったらきっと後者のピンピンコロリを選択したいけど、それが愛犬となると・・・
この辺の所も難しいですね。。。

ぶなぴーが亡くなって2週間、頂いたお花がそろそろ痛み始め散ったお花を見ては心が痛みます。
過ぎて行く時間だけは平等だけど、無情に過ぎて行く事に心を痛めますね。。。

私の気持ちがもう少し落ち着いて、ぶなぴーの四十九日が終わってから乃音の手術の相談をしようと思います。

乃音の表情も少しずつ・・・

家の中では1人でぼーっとしていますが、外に出るのは気分転換になるのでしょうね。
今こうして乃音がいてくれるだけでも、私にはとても心強いです。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう！