2023.02.09　ぶなぴーの肺高血圧症について

お昼過ぎ、酸素ハウスを片付けにレンタル会社の営業さんが見えました。

とぶなぴーに手を合わせてくれました。
今まであった酸素ハウスがなくなって、なんだかガランとした空間になりました。
改めてぶなぴーが居ないという現実に向かい合ってます。

昨日、7時にお世話になったT先生に会いに病院へ行って来ました。
先生の第一声目は、

その言葉で胸がいっぱいになりました。

昨日夜になってから、寝かせていたぶなぴーの鼻から出血
拭いても、拭いても出血が止まりませんでした。
先生にお話しすると

との事でした。

すでに肺高血圧症がわかった時は肺に若干の水が溜まっており、肺高血圧は重度になると咳が出て息苦しくなり失神することも・・・

昨日先生に、肺高血圧症の早期発見について伺いました。

肺高血圧の初期は無症状で低酸素血症に伴うチアノーゼや発咳、失神して気づく事が多いそうです。
しかしぶなぴーは今まで一度も何も症状はなく、先日体調を崩してから急に呼吸が速くなりました。

肺高血圧症と言うのは病気の総称で原因がいくつかあり、原因がわからないものについては特別な原因がないと言う事で特発性肺高血圧症と言うそうです。

個体差により進行の違いもあり、失神すると通院して検査してわかる場合もあるそうですが、ぶなぴーの様に進行が早くあっという間に亡くなる子もいるとの事でした。

早期発見が難しく、気づいた時は重度も珍しくないそうです。
それまで私の記憶で、心臓に雑音が入っていると伺った事はなく、不整脈は検査していますが左腎が機能していないだけで、今までに大病もなく元気に過ごして来ました。

この心臓の雑音も一昨日先生から伺った時は、3/6

との事でした。

色々調べていると小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全も

数ヶ月から数年かけてゆっくりと進行する事が多いが、急速に進行して悪化する場合もある

どうぶつ医療コラム「犬の僧帽弁閉鎖不全症」より

ぶなぴーの場合は全て急激に悪化した様です。
ぶなぴーの肺高血圧症はもっと早く、私が気付ける事は難しかったんだね。。。

シニアになったら、たまには呼吸数を数える位の事しか飼い主としては予防が出来ないとの事でした。

と村上先生から常々言われており、気をつけていたはずなのに。。。

私が先生に肺高血圧症について色々質問をしたので

との事でした。

いつもブログをご訪問して下さる方も、何か早期発見する目安などを知りたかったですよね！

昨日は、先生がぶなぴーに会いたいとおっしゃっていたのは、きっとぶなぴーに何かして上げたいと言う先生の優しさからの言葉でした。

少し待合室で先生とお話しすると先生が、

と20分ほど待っていると診察室へ呼ばれました。

体を綺麗に拭いて下さり、出血しない様に鼻に詰め物と首には可愛いリボンをつけてくれました。亡くなる前にお尻も汚していた様で、綺麗にして下さいました。
肉球のスタンプとぶなぴーの爪と毛を入れた小さな袋、可愛い花束を手渡されました。
先生の優しさにまた涙が止まらなくなり。。。

ぶなぴーは膝の上に乗せた時に左目を開けていたので、まだ生きている様な優しい表情でした。
自宅へ連れ帰ったぶなぴーはただそこに寝ている様です。

床に一旦下ろすと乃音がぶなぴーの側へ行き、顔をぶなぴーに押し付けて何かを確認している様で、しばらくしても側から離れませんでした。

きっと乃音には、ぶなぴーが亡くなったと言う事は分からないのでしょうね。。。

ぶなぴーを我が家へ迎えてから、私の膝へ自分から乗ってくる事はほとんどなくて・・・
ぶなぴーを迎えた当時は、甘えん坊のポコがいつも私に張り付いて離れませんでした。ぶなぴーは抱っこされるのを嫌がる子で、自分から甘えてくる事はほとんどありませんでした。

それは乃音を迎えてからも変わらず、乃音が私の膝にいつも乗っていてもやきもちを一度も焼いた事がなく、なんでも聞き分けてしまうお利口さん過ぎる子でした。

シニアになってからは、私がソファーに座ると隣に体を寄せて寝ている事がありました。あの温もりが今はとても愛おしいです。。。

限りある命、いつかは神様の元へ返さなけれ行けないけれど、あまりにも早かったから、ただただ、呆然とするばかりでした。

ぶなぴーの最後のお別れは日曜日に娘たちと一緒に、ポチたま霊園に行く予定です。

まだしばらくは、ここで一緒にいようね！
いつも一緒にいてくれてありがとうね!!