2022.12.16　消去法？!

ポコは12歳になった翌月に慢性腎不全になりました。
その年は、本当に色々な事があった年で、春先に股関節形成不全から関節の痛みで歩けない時期がありました。

そして、ハンガーストライキ、突然ご飯を食べなくなり・・・体重が減り続けました。
色々検査しても食欲が落ちる原因は見つからず・・・
荒業（飼い主とポコの我慢比べ）をしてご飯が食べられる様になるまで、1ヶ月ほど大変な思いをしました。

夏前に膀胱炎になり、頂いた抗生剤が効かず高熱に・・・
高熱になった原因が分からず、別の抗生剤2種類を注射と点滴で投与
2日経っても原因不明でした。

結果３種類の抗生剤が効かず、耐性検査を出す事になりました。
結果がわかるまで2日あまり。。。
結局のところ、膀胱炎（頻尿）に気がついたけれど、抗生剤が効かずに細菌が腎臓に感染し、炎症反応もマックスで腎盂腎炎になってしまった事が発覚

すでに高熱になってから、4日が経っていました。
腎臓に負担かかかったとしても抗生剤を8時間毎に飲ませ、合間に皮下点滴をしながら急場を凌ぎました。

高熱の時は原因が分からず、消去法で検査をしていましたが、40度の高熱で12歳のポコにはまとめて色々な検査が出来ず、一つずつ検査しては、これじゃない。
と言う様に原因を探して行きました。

高熱になり炎症反応がマックス
何かの感染症になればこの様な状態になりますが、
どこにどんな感染をして、どんな状態なのかが分かるまで、
何種類かの抗生剤を投与しても効かないと分かるまで、
そして耐性検査を出して、効果がある抗生剤が分かるまで本当に時間が掛かりました。

村上先生とはペコの時からの絶対的な信頼感があったから、私自身の不安はありませんでした。

今日のシワ神先生のブログではありませんが、検査途中で病院を変えていたり、治らないからと違う先生に診て頂いていたら、ポコの腎盂腎炎は命取りだった気がします。

あの時は、腎盂腎炎から敗血症になるリスクもあったので、強い抗生剤をたくさん使い生きた心地がしませんでした。きっとあの大きな山を乗り越えられたのもポコの生まれ持った生命力と、信頼できる先生との巡り合わせだった気がします。

ちなみに犬の平熱は38度くらいありますが、40度以上の時は危険な状態です。

と教えて頂きました。

また40度の熱がある時は、もちろんお腹の温度の高いですがブルブルと震えが来ていました。
我が家には、今まで闘病生活が長かったので、ワンコ用の肛門計（体温計）がありますが、この時は体温を測っている気持ちのゆとりはありませんでした。

また熱がある場合は、熱中症の時と同じ様に毛に霧吹きを吹きかけると気化熱で体温を下げる事が出来るので
体を冷やしながら病院へ行きました。

幸い、本当に幸い、強い抗生剤を使いましたが腎臓に悪影響は残りませんでした。

先生から後から言われた事は
通常発熱した段階で気づく事が少なく、もっと症状が出てから病院へ連れてくる事が多いとの事でした。

慢性腎不全など、腎臓の病気を罹患している子は膀胱炎になり易いので、これから寒くなる時期は、頻尿になったら通院した方が安心です。

ペコにもポコにも本当に色々な事があって、先生から教えて頂いた事がたくさんありました。
これから年末になり病院もお休みのところが増えますが、病気の子は穏やかに、健康な子は、怪我や事故に遭わない様に元気に過ごしたいですね。

今日は、新しく届いたカメラの設定やファームアップデートをしていたら、あっという間に午前中が終わりました。
昔のフィルムカメラは今思うと簡単でしたが、今はデジタルカメラと言う名前の通り設定事項も多く、写真を撮るマシーンと言った感じです。
明日以降、少しずつ乃音達の写真を撮ろうと思います。

今日もお昼過ぎ、暖かい時間に２匹の散歩へ出かけました。
最近ぶなぴーは目が見難くなった事で、散歩中危ない事が多いです。
目が見えない分匂いを嗅いでいる時間が長いから歩く速度も遅いのですが。。。

ぼんやりとしか見えないから、左側に写っている側溝の石の蓋に足を落としそうになります。

そして、側溝の蓋の僅かな段差につまづきます。
これから徐々に、こんな事が多くなって行くと思いますが、歩いている時に、私が気をつけてあげるしかなさそうです。

家の中ではあまり不便はなさそうですが、気をつけないとですね。。。

乃音は、いつも通りおやつ欲しさに一生懸命歩いてきました。
２匹別々に散歩へ出ると約1時間、子供達と一緒に歩く大切な時間です。

歳を取るって、どこか寂しいですね。。。
今日も一緒にいてくれて、ありがとう！