2022.11.28　延命は欲張り?!

ペコが悪性リンパ腫の闘病中、生死を彷徨いながらの4ヶ月間
何度も、もう延命は止めようと葛藤する日々でした。
誰の為の延命なのか、本当にこの子の為の治療なのか
もっと生きて欲しいと思う飼い主のエゴなのではないか
容態が悪化する都度、強制給仕をしながら何度も心の中で問いかけた事でした。

今日のシワ神先生のブログ「動物に対する欲は果てしない」を読みながらあの日の自分と重ね合わせました。

きっともっと早くリンパ腫の確定診断が出来ていれば、治療の内容を考える時間はありました。
しかし診断が遅れた為、一気に病状が進行してDICに。。。
もう抗がん剤治療以外の選択肢はなくなりました。

抗がん剤は、毒をもって毒を制すで、投与してみないとどんな反応が出るのか、効果があるのか、副作用が出るのかが未知数でした。
毎回勝負するしかなかった。。。

個体差で抗がん剤の副作用も少なく１年以上延命出来る子もいるけれど、実際は1年以上延命出来る子は半分程度。いつも死と向き合った4ヶ月でした。

あの時、強く心に刻んだのは
ポコの時は、飼い主のエゴで延命はしない。。。
治療をしないのではなく、本人が嫌がる治療は止めよう、強制給仕は止めようと思いました。

慢性腎不全の一般的な余命は1年くらいと言われる中、3年5ヶ月も頑張ってくれました。
もうすでにイヤイヤ期に入り、何をするのも嫌がっていました。
だったらもう、この子の嫌がる事は止めよう。

先生から勧められた静脈点滴も丁重にお断りし、自宅にいる時間を大切にしました。
強制給仕も・・・
この子はきっと、一度強制的に何かをすると、2度と食べなくなってしまう。
ポコの性格的な事もあり、最後まで強制給仕はしませんでした。

ペコの時に無理な延命は止めようと思ったのに、今度は延命しないと言う事に心の中で葛藤していました。

先生だから言える「もっと一緒にいたいと思い欲張ってしまう」と言う言葉
それは、飼い主だったら当たり前の事で、私の様に延命する事に葛藤した経験がない方に
無理な延命は・・・
と問いかけても難しい選択だと思います。

結局、どんな選択をしても、最愛の子だから葛藤するし、最後まで答えが出ない事。。。

そしてそれはプロセスも大切
私の場合は、体調を崩してから4ヶ月も持ち堪えてくれた事
私が一生懸命看病したと言う気持ちにさせてくれた事
すでに15歳を過ぎていた事
きっと色々な事が重なって、手放す勇気が湧いた気がします。。。

先生から乃音を迎えた時に「この子もいつかは亡くなると言う事を・・・」と、言われました。
きっと初めて犬を飼った方だったら「この先生、失礼な人」と思うでしょうが、私にはちゃんと先生の言わんとしていた事が理解できました。

乃音は迎えた時から「この子は、いつか神様の元へ返さなくてはいけない子」と思って一緒に生活しています。
まだまだ可愛い盛りの2歳です。
果たしてその時の自分がどんな選択をするかは想像できませんが、後悔が少しでも減る様にと思います。

掛け替えのない家族だから、
可愛くて大切な子供だから。。。

今日は3日前から始めたズボン4本の裾上げをしました。
買い物へ行くはずが、疲れて出掛ける気にならず。。。
それに午前中に植木屋さんが来ていたので、午前中はバタバタしているうちにあっという間に終わりました。

午後からは韓流ドラマを見ていると、２匹ともソファーに上がって来てうとうとうと・・・・
いつの間にか２匹一緒に重なって・・・

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こんな可愛い写真が撮れました。

シーズーの子がいる時は、みんな仲良しで一緒にソファーに寝ていましたが、こんなに側で密着した状態で寝る事はありませんでした。

ポコとぶなぴー
ぶなぴーと乃音
ペキ同士はみんな寄り添って寝ていました。

犬種の違いなのか、ペキの甘えん坊な性格なのか、いつもピッタリくっついて寝ているのはペキだけでした。

こんな可愛い姿を見ていると時間を経つのを忘れます。
幸せな時間はあっという間に過ぎるけど
この可愛い姿を覚えておこうそんな事を思った1日でした。

今日も元気に過ごせて感謝
いつも一緒にいてくれて、ありがとう！