2022.11.06　偏食と食べムラ

我が家の乃音は、生後63日で我が家へやってきました。
三重県からここまで、5時間以上の長道中を一回も鳴く事なくお利口さんに帰宅。

帰宅後も初めての長旅もどこへやら、朝用意しておいたご飯を完食し爆睡
初日は何も問題なく至って普通に、お利口さんに過ごしました。
所がしばらくして、ブリーダーさんから分けて頂いたドッグフードを食べなくなってしまいました。

実は、ポコの時も家に連れてきて2週間ほどしてから、乃音と同じ様にご飯を食べなくなってしまいました。
その時は、体重も減ってしまったので病院へ連れて行き相談しました。

すると・・・
ドッグフードを食べなくても脂身の少ない生牛肉でも大丈夫！
と言われて1ヶ月ほど、牛の赤み肉をあげて育ちました。

その時は、生牛肉を食べ始めてからしばらくして、一粒ずつドライを入れて
牛肉とドライの割合を1ヶ月ほど掛けて少しずつ変えて行きました。
そして徐々に、ドライフードを食べられる様になりました。
その後、晩年慢性腎不全で偏食になるまでドライフードは嫌がる事なく食べ続けてくれました。

そして乃音も全くポコと同じ状況に・・・
乃音もまた生牛肉から徐々に食べ始め、このドッグフードをあげる様になってから

少しずつドライフードが食べられる様になりました。
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干し肉に近いフードが美味しかったのか、そこからまた徐々に他のフードが食べられる様になりました。
健康な子でも偏食や少食に悩んでいる方が案外多い気がします。
色々調べると

犬をはじめ、多くの動物の食性として、
・食べ物の入手が困難な環境
⇒食事の回数が減り、1回に食べる量が増える

・食べ物が豊富な環境
⇒少量ずつ高頻度で摂取する傾向がある

参考：ペット栄養会誌　
(2)食 性 、嗜好 、食餌 の摂取量 　より

食べムラがある犬へのＮＧ行為
・肉や魚、ウェットフードをトッピングして作り直す
・いろいろなドッグフードをローテーションして毎食違う食事を用意している
・おやつをあたえ空腹をしのがせている
・スプーンや手のひらにドッグフードをのせ、食事を手伝っている
・食事の様子が気になり、じっと見つめている
・ドッグフードの残った皿を置いたままにしている
・散歩やおもちゃで気分転換をさせてから、食事をするよう促している

犬は想像以上に高い学習能力を持っています。
毎日必ず食事をもらえることで「食への危機感」は薄れます。
その上、食べ残したり、口をつけずにいたりしたことで、家族がもっとおいしいもの、新しいものに作り替えてくれると学べば、次からはあえて残したり食べないという行動を繰り返します。

犬がドッグフードを食べないのは
自然な行動!? より

とは言うものの、愛犬が食べてくれないのは飼い主にとっては深刻な問題です。
ポコは慢性腎不全になって間もなく、偏食が酷くなりご飯を食べなくなりました。

この時は病的な物ではなく、色々検査しても特段原因も見つかりませんでした。
お腹が空いてはかわいそうだと、おやつにヨーグルトをあげていました。
するとヨーグルトは食べても、ドライフードは食べないと言う現象が1ヶ月以上続き・・・

最後は、先生と相談しながら強行手段を取りました。
おやつは全面上げない様にしてドライフードだけをあげる。

先生から言われたタイムリミットは3日まで
もしどうしても食べない時は3日までは大丈夫との事
けれどそれ以上は、体力的に問題が生じる為なんでも良いので食べるものを上げて下さい。
と言う事でした。

荒療法の結果・・・
食べる様になりました！

これは飼い主にとって苦しい選択で、愛犬との我慢比べがとても辛かったです。
もちろん飼い主だけで荒療法をするのは本当に危険です。
健康上問題がない事を確認した上で、医師と相談しながらだから出来た結果でした。

結局この時は、ポコは自分が嫌々していれば他のものを貰える。
と言う事を学習してしまった。。。
と言う事だったと思います。

それ以降は、病気が進行してクレアチニンの数値が上がるまでは、どうにか腎臓サポート食を食べてくれました。

犬と我慢比べをすると、ほとんどの場合、飼い主が根負けします。
心を鬼にする事がこんなに大変な事だと、改めて思いました。

幸い乃音は、小さい頃の偏食はどこへやら、今はドライと食後の歯磨きガムしかあげません。
ペコポコ達の時にあげていたビスケットやボーローなどのおやつは、歯石の原因となると言われ今は一切あげなくなりました。

あげているのは、お水に入れる為のヨーグルトや野菜・果物類
これからも現状のまま過ごして行けたら幸いです。

今日は自治会の一斉掃除があり、45分程度外でお掃除をしていました。
本当は、お天気も良いしその後にシャンプー予定でしたが、疲れてしまい・・・
明日シャンプーする事に。

今朝は少し肌寒かったですが、昼間は日差しがあって暖かでした。
今の時期が一番、散歩へ行くのも庭で遊ぶのもちょうど良い季節ですね。

玄関周りにお花がいっぱいになり、これから寒い冬に彩りを添えます。

よくブロ友さんがシニアになってからの顔が、幼い頃の顔つきになっていったと伺う事がありますが、
確かに！
ぶなぴーも徐々に童顔に戻っていく様です。

いつも家に入る時はぶなぴーは抱いて家の中に入れますが、今日は手が塞がっていたのでドアを開けただけでした。
玄関の中には入ったけれど上がろうとしない。。。
何か前足を踏ん張って、上がる姿勢になっているけれど、いつまで経っても上がる様子がない。。。

実は・・・
わずか15cmほどの上がり框が上がれなかったのです！
降りる時は躊躇しないけど、上がる事は難しくなったんだね。。。

普段は元気で、あまりお年を感じが事はなかったけれど、上がり框が上がれないぶなぴーを見て
・・・老犬だったものね。。。
と少し寂しい思いでした。

今日も元気に過ごせて感謝
いつも一緒にいてくれて、ありがとう！