2019.07.16延命と皮下点滴

昨日は、夜8時半に皮下点滴
以前は、皮下点滴をして丸一日経つと浮腫が残る事はありませんでした。

心臓が悪くなってからは、吸収が悪くなり丸一日経っても必ず浮腫が残ります。
その為、1日半経過しないと点滴ができなくなりました。

そんな理由もあり、昨夜に点滴した為、今日は、浮腫が残っており点滴中止
こうなると、ポコの水分補給は経口飲水だけとなります。

体重1kgあたり約100mlが目安なので530ml程度の飲水量が必要です。
火曜日は、お休みなので昼間も何度かお水をあげましたが、
夜、寝室へ上がってからもポコがもっとお水を飲むと言って騒いでいます。

ちなみに、今日一日:ポコにあげた時間と量

am 5:20 63ml
am 6:00 68ml
pm 3:20 61ml
pm 3:50 64ml
pm 4:00 70ml
pm 5:30 30ml
pm 7:00 66ml
pm 8:20 66ml
pm 9:30 41ml
pm 9:35 60ml
pm 9:40 50ml

お水を零してしまったり、顎の毛についたり・・・
実質、ポコが摂取した飲水量は約560mlでした。

これだけ飲んでも、まだ騒いていましたが、流石に寝室へあげってから3回もあげたので

ポコちゃん、
もうキッチンへ降りるのやだよぉ~!

と、やっと寝てくれました。

普通の慢性腎不全の子だったらこんなにお水をあげなくても、自分から飲んでくれます。
ポコは、自分からほとんどお水を飲まない慢性腎不全なので、お水を飲ませる為に、

カボチャ・キュウリ・トマト
ミカン・ヨーグルト・スイカ・
ブロッコリー・キャベツ・・・・

犬が食べても良い食品をお水に浮かべて、やっとお水を飲みます。
腎臓は、水で満たされていないと悪化する臓器です。

そして心臓は、水が多いと悪化する臓器
心臓の悪い子は、利尿剤などを使う為腎臓が悪くなる子が多く

腎臓の悪い子は、水分摂取量が多い為、心臓が悪くなります。
そう言った意味では、ポコは、腎臓と心臓の絶妙なバランスで現状維持を続けています。

これだけ水分摂取をしていると尿比重は、1.003~4 
無色透明・無臭の尿が出ます。

野菜や果物に含まれているカリウムは、利尿作業があり
今の所、ポコはカリウムの制限はしなくて良い状態です。

リンの数値も、毎回の検査で変動しますが、正常値内での変動なので、リンの吸着剤は服用していません。

療養食を食べて、降圧剤(フォルテコール)を飲み皮下点滴をしているのみです。

慢性腎不全の子は、とにかく水分補給が大切です。
たくさんお水を飲むことにより体内の老廃物を排出します。

そして、多飲多尿になると体内のイオンバランスが崩れます。
崩れたバランスを補正する為に、皮下点滴は効果があります。

昨日、先生が話された

村上先生
村上先生

ポコちゃんがが長期に渡って、現状維持を続けている理由は皮下点滴をしているからだと思います。

というのは、

多飲多尿で崩れたイオンバランスを点滴で補っているから。
という事なのだと思います。
最初は、自宅で皮下点滴をする事にとても抵抗がありました。
一度、皮下点滴を始めると中々辞められなくなるから。。。

腎臓は頭の良い臓器でいつも皮下点滴で水分補給をしていると皮下点滴する水分量を、飲水するように司令を出さなくなるそうです。

だから、急に辞めると脱水してしまう。
けれど、結果的にはポコの延命につながったのだと思います。

今日はダラダラ色々書いてしまいましたがもし、自宅で皮下点滴が出来るのなら
(病院の方針で、自宅で皮下点滴出来ない所もあります。)

やり方だけでも練習しておく価値はあると思います。

毎日、毎日が感謝でいっぱいです。
今日も元気に過ごせた事に、感謝
一緒に居てくれる事に、感謝

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