朝起きてから、眠るまでの時間
毎日、慌ただしく過ぎていきます。
朝、5時前に起き
仕事に出る7時半までに
朝ご飯、洗濯、ポコ達の世話、お弁当、夕食の下ごしらえ・・・
7時過ぎに帰宅して
11時頃になるまで
ポコ達の世話、夕食の支度、
ゆっくりテレビを観れるのは、1時間ほど
可愛い子供達が病気になって
後ろ髪を引かれながら仕事へ出かけ
心配で、心配で急いで帰宅する
仕事をしていると
どうしても時間という制約があります。
ペコの看病を通して
もっと側にいてあげたいと思う時と
後ろ髪を引かれながらも仕事へ行くと
気にはなるものの
少し気分転換が出来た気がします。
一緒にいるのも、
仕事に行くのも
愛情を掛けている、掛けていないなんて
正解はありません。
自分の置かれた環境で最善を尽くしてあげる事
これは、人間の看病も動物の看病も一緒の気がします。
最近、ふとした瞬間に父の事を思い出すことが多くなりました。
父の最期は、ご飯を食べられなくなり
点滴も入らなくなり・・・
あと1週間位です。
と。。。
仕事を持っていると
車で1時間以上掛かる病院へ
毎日はお見舞いには行かれなかったし
ガンと闘っている母の看病もあり
自分の体力に限界がありました。
私が父と最後に会ったのは
亡くなる二日前、
もう体を動かす事も、話す事もできないくらい衰弱していました。
父に「帰るからね」と手を握ると
父は私を引き寄せて、
私の肩を抱いて、そしてバイバイと
大きく手を振り、私を見送りました。
今思うと、父は自分が亡くなるのが分かっていた。
きっと私に会えるのは最後だと思ったのだと。。。
今思っても、あれだけ衰弱した体で
大きく手を触れたのが不思議で仕方がありません。
きっと愛犬も自分が亡くなるのが分かるのでは・・・
一緒に見送って欲しい子は、一緒にいる時に
飼い主さんを思って天に昇る時は、悲しまないように
飼い主さんと離れている時に・・・
きっとみんなそれぞれの思いを全うして
天に昇って行くのかな?!
と思っています。
最期に一緒にいられなかった
とか・・
後悔はしないで下さい。
その子が望んだ事かも知れません。。。
9月のお彼岸にお墓参りに行ったばかりですが
こんなに父の事を思い出すのは
きっと会いに来いと思っているのかも知れません。
看病の仕方、見送り方
色々考えると、本当に切ない事ですが
避けて通れない事ですね。。。
病気の子と一緒に生活していると
いつも不安を抱えながら過ごしています。
自分のできる最善を尽くす事
きっとこれが、後悔を少なくする事なのかな
と思ってみたりします。
毎日、何気なく過ぎて行く時間の中で
一緒にいられる幸せを感じています。
今日も元気に過ごせた事に感謝
ありがとう!