2017.04.10  病名決定

今日、ポコちゃんの病院へ行ってきました。

ヘルニアと腎臓の検査

ヘルニアは、もう痛みもないので神経を圧迫した所が自然に吸収されるまで
一ヶ月掛かるとの事なのであと2週間は安静にとの事。
これは日柄なので、あまり心配はなし。

腎臓の事検査(前回3/27)
クレアチニン 1.8 → 2.0 (正常値0.5~1.8)
BUN  117  → 38 (正常値7~27)
尿比重  1.021 → 1.024 (正常値1.03以上)
SDMA 17 (正常値0~14)


以前の病院では、クレアチニンとBUNの数値のみの診断だったけど
村上先生になってからは、色々な検査をして総合的に数字の変化を見ましょう。との事。

先生曰く、この数値がすべた正しければ、ポコちゃんの飲水量はかなり増えているはず
けれど、以前より飲んではいるけど、先生が言う様に500ml/1日には全然足りない。

それに、クレアチニンが2.0だったら尿比重はもっと薄くなるはずだけど
それほど薄くなっていない。。。。

検査の数字は、日により、また飲水量により変化するため、
総合的に見てどうなのかが大切との事でした。

BUNは、腎臓サポートの療養食に変えたので一気に下がりましたが、
クレアチニンは上がっているので、この結果から病名が決定しました。

今回の検査の結果から総合的な所見として、
病名決定:慢性腎不全の宣告を受けました。  ( *´Д⊂ グスン…

ただ一つの救いは、食欲がる事です。
これから、定期的に検査を続けていきます。

それと、今日もエコーをかけた際、先生がポコちゃんのお腹を何回か
少し揺する様な事をしながら検査をしていました。
あれれ?? と思っていましたが、
帰り際先生に再度呼ばれて、診察室へ。

今日の尿を顕微鏡(1,000倍)で調べたらシュウ酸の小さな結晶があるとの事。
小さなシュウ酸の結晶はいずれ一緒になり大きな石になる可能性がある。

ポコちゃんのお腹を揺すって検査していたのは、ポコちゃんのお腹を揺すると
エコー画像に砂が舞うみたいに小さな物が映ったので気になっていたので、
顕微鏡で検査したそうです。

「前回の検査から、今日までに何か変わった物を食べませんでしたか?」
シュウ酸が膀胱に溜まる原因は、食べ物以外にはないそうです。

この2週間に今までと違ったものをあげたと言えば、
サツマイモとイチゴ・・・・。

「僕は、食品の成分については詳しくないから
家に帰ってから、何かシュウ酸の入った食品を食べたか調べて見て」と言われました。

【膀胱に出来る石の種類は、3種類】

ストラバイト膀胱結石 :結石溶解薬剤を含む特別な食事で結石が排出され除去できます。

シュウ酸カルシウムの膀胱結石 :手術が必要

尿酸の膀胱結石 :手術が必要

自宅へ戻りしらべたら、犬が食べる事があるシュウ酸の多い食品がわかりました。

シュウ酸含有量(mg/100g)

 食品mg/100g
 バナナ500
 レタス330
 さつまいも240
 ブロッコリー190
 カボチャ22
 イチゴ10

確かに、サツマイモと一語もシュウ酸が多く含む食品に入っていました。
先生曰く、とにかく小さな結晶の内に体外に排出する事
すなわち、お水をたくさん飲ませて排出する事が大切との事でした。

ポコちゃんは、これから血圧を下げるお薬で様子を看る事になりました。
あとは、皮下点滴を自宅ですると言う提案も

しかし、家で飲水量を増やす事が出来れば、皮下点滴をしているのと同じだと言う事でした。
今までも食事の後に100mlのお水を飲ませていたので今後も続けて行く事に。

ちなみに、どのくらいの水分量が必要かを伺いました。
5kgの犬で食事に含まれる水分も含め250mlは必要との事でした。

腎不全の場合は、一日500mlでも飲ませる事が出来れば、多ければ多いほど良いとの事。
ただし、心臓の悪い子は、心臓に負担が掛かるので水分の量には気をつけたい。

シュウ酸の多い食品、意外に日常的にあげている事多くないですか?!

・・・そんなわけで、ポコちゃん、ぶなぴーは狂犬病の予防接種は
腎臓病治療中の為、予防接種猶予の証明書を書いてもらいました。
【治療費 12,410 ・証明書1,500円含】

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