2016年12月

12月 blog

 

2016.12.31
☆☆☆ ペコちゃん吠えた!☆☆☆

今朝の予約も10時から
いつもの時間に起きてペコちゃんに薬を飲ませて
ご飯をあげて・・・。

ここ最近、リキッドの量を飲めるようになったので、
かなりしかりして来ました。

昨日足に留置した点滴の包帯は痛々しそうですが、
どうにか立ち上がって動いています。

今朝も150mlのリキッドを飲ませて
出かける支度をしていました。
ポコちゃんとブナピーがソワソワして吠え出しました。
すると、別の場所から吠える声が。・・・

なんとペコちゃんが元気な声で吠えました!! z

ここ2ヶ月位、ペコちゃんは吠える元気が無くて
吠えた声を聞いた事がありませんでした。

私が出かける支度をしていたので、
自分の行くつもりで吠えたようです。

大丈夫だよ! 一緒に行くから!

久々の元気な声がとても嬉しかったです。
病院へ向かう車の中、星野源をガンガン聞きながら
ちょっと浮かれ気分でドライブでした。

毎日、ほんの些細な事で嬉しかったり、
悲しかったりします。

今日は大晦日、いつも渋滞している新逗子の駅前も
スイスイ通り抜けできました。

病院は今日から3日まで休診のため、駐車場も私の一台だけ
お迎えの時もインターホンでドアを開けてもらいました。

病院の方に良いお年をとご挨拶をして
また明日よろしく、
いえ来年もよろしくお願いします。
と笑顔で後にしました。

自宅へ戻ってから
ふと、先生が話していた事を思い出しました。

「そろそろ、ご飯が食べられると思うんだけどなぁ~」

いつも色々試して食べないことが多かったので、
すぐにリキッドをあげてしまっていました。

鳥のささみ、缶詰・・・
ササミを薄く切って出してみたら、
匂いを嗅いで口に入れました。

多分、薄く切った1枚は食べたと思います。

その喜びといったら
天にも昇る気持ちでした!!

しかし、喜んだのも束の間
結局、その1枚だけで、ペロッとはするものの
あとは残してしまいました。

けれど、なんでも初めの一歩からだから
焦らず、気長に、ぼちぼち頑張ることにしましょう。

来年のお正月は
ペコちゃんと一緒に迎えられないかもと
思った時期もありましたが、
どうにか我が家にも良いお正月がきそうです。

また来年も泣き笑いの毎日かもしれないけど
それが生きているという証だから、
頑張ろうと思います。

201612.30
☆☆☆ 嬉しい事☆☆☆

今朝も毎日の日課が始まりました。
5時半に起き、朝ごはんの支度をして
そのあとペコちゃんの朝の薬・そのあとにご飯です。

今日も病院の予約時間が10時になったおかげで、
ペコちゃんに160ml のリキッドを飲ませる事ができました。
朝の1時間の差はとても大きいです。

今日で病院は年内最後の診療日でした。
本当は、村上先生も昨日が最終日でしたが、午後から病院へ来られるとの事で
ペコちゃんのお迎えした時に、診察室へ呼ばれました。

私が一番気になっていたのは、肝臓と黄疸の数値です。

今日の血液検査の結果は、昨日の数値より少し改善していました。
黄疸(ビリルビン) 1.7 → 1.4
肝臓(ast)230u/l → 211u/l

これはとても嬉しいことです!
食欲も出てきたし、目力も出てきて、表情も戻ってきました。
あともう少しです。

先生からは、今後の治療のお話がありました。。

ペコちゃんの心臓は年相応の雑音もあり、
また静脈点滴をしているので心臓の負担も大きいです。
今日から心臓のお薬も飲み始めることになりました。

そして、そろそろ大きくなり始めてきたリンパ腫。
この調子で数値が下がってくれればですが
2回目の抗がん治療を1月2日に予定しているとの事でした。

次に予定している抗がん剤は、「エンドキサン」
全く副作用がないわけではありませんが、
肝臓に負担がないものでという事らしいです。

ペコちゃんは、dic傾向があるらしく、
dic予防の為、毎日血が固まりずらいお薬を注射しています。

今回は、リンパ腫がまた大きくなってくると
今度は、基礎疾患:リンパ腫で
またdicになってしまう事を心配していました。

今まで、一つ良くなると、次の病気へと繰り返していたので
本当に綱渡りの毎日でした。

ここ数日、回復傾向なので、
何事もなく数値が下がって
2回目の抗がん治療ができる事を祈るばかりです。

それから、昨日まで前足の血管で
点滴を頑張ってしていましたが、
とうとう液漏れしてしまい、
前足の血管が使えなくなりました。

今日からは、
左後ろ足の血管を使って静脈点滴になりました。
腿のあたりからテーピングしているので、
ちょっと痛々しそうです。

【診療費 10,420円】

帰宅後のペコちゃんは、疲れたようで
あまりリキッドを飲まずに寝てしまいました。

病院に慣れたとは言え、
やっぱり自宅が一番寛げますよね。
先生が、入院でも大丈夫ですよと
おっしゃって下さいましたが
やっぱり、ペコちゃんが一番リラックスできる所で
夜はゆっくり休んだ方が良いのではと思いました。

201612.29
☆☆☆ 嬉しい事☆☆☆

今日から年末休みになり、
病院へ送った後会社に行かないだけでも気分的にずいぶん楽になりました。

昨日先生から、29日から年末休みでしたら
朝の予約時間も少し遅くしたら、楽になるんじゃないですか。
と言われ、今日の予約は10時になりました。

確かに、
会社が休みだからと言って朝寝坊する事はあまりありませんが
9時予約と10時予約ではずいぶん違います。

今朝も6時代にリキッドを100ml飲ませて、8時半頃から60ml 飲みました。
時間にゆとりが出来たので、いつもの倍近く飲ませる事ができました。

ペコちゃんの体重から逆算すると、1日の必要量は230ml位
すでに70%も摂取できた事になります。
朝の時点でこれだけ飲めれば、夜病院から帰ってから
無理に飲ませなくても良いので気分的にとても楽です。

それと今日の血液検査の結果が昨日の数値より改善してきた事です。
黄疸(ビリルビン) 2.3 → 1.7
肝臓(ast)278u/l → 230u/l

あとは、今日は検査をしていないaltです。
26日には  2,000u/l オーバーで
28日でも  1,664u/l  

でもご飯代わりのリキッドも飲めたし、
何よりフラフラしながらも自分の力で立ち上がり、家の中を移動出来る様になりました。
元気度も少しアップしました。

血液検査の数値はまだまだ正常値ではありませんが
ペコちゃんが以前より元気になっている実感があるから嬉しいです。

首のリンパ腫も少し大きくなり始めているし
次の抗がん剤の投与には肝臓がよくならないと投与出来ないと言われました。

後もう少し、この山を乗り切れば!

2016.12.28
☆☆☆ 入院してみる?!☆☆☆

毎日、病院へ寄ってから出勤するという日課
ペコちゃんに7錠の薬を飲ませるために、朝から悪戦苦闘です。

今朝は、意外にすんなり7錠完食。 ヽ(゚▽^)乂(^▽゚)ノ バンザーイ♪
そのあと、リキッドとカスタードを交互にあげて、
なんと2回に分けて130mlを完食。 ヾ(=^▽^=)ノ

今朝は病院に向かう車の中、ちょっとルンルンでした。

病院について診察。
すると先生から提案が。

そろそろお母さんも僕も疲れが出てきています。
特にお母さんは、病院の送り迎えにペコちゃんの薬やご飯のお世話もあります。
どうでしょう。
ペコちゃんを入院させて、お母さんの体を休めませんか。

・・・。

ペコちゃんの体力の回復は、まだまだ長丁場です。
無理せず、余力を残した状態で頑張らないと息切れがします。

今日から入院でも構わないので、もしそのまま入院するのであれば
お電話ください。
との事でした。

ひとまず、お返事は夜でも構いませんか。
考えてみます。
と返事をして、病院をあとにしました。

確かに、疲れてる!

昨夜もペコちゃんが3時半頃にゴソゴソ動き出したので
飛び起きたら、2週間ぶりにウンチをしました。
眠りが浅くなっている時は、ペコちゃんが寝返りをする時も目が覚めます。
どこかで神経を張り巡らせているのだと思います。

いろいろ考え、入院費の事もあるし
年末年始の事もあるし、
これからの治療の事や今日の血液検査の結果も気になっているし。。。

もう一度先生と相談することにしました。

先生は、本当だったら年末は今日が最後の出勤日でした。
が、ペコちゃんを含め重症患者さんがいるので
病院がお休みの31~3日まで病院へこられるとの事でした。

イヤイヤ先生も年末も正月もなく仕事では大変だ!!
とは言いながらも病院に先生がいらっしゃると思うだけで心強いです。

先生は、
毎日、点滴に通っても、
疲れたと思ったら二、三日の入院でも対応できますよ。
もし入院のご希望があるのでしたら、前もってメールをください。

との事でした。

そうか、長丁場。
確かに毎日2回病院へ、その合間に仕事をしているような感じです。
けれど、先生のお心遣いがとてもありがたかったです。

それで、血液検査の結果は
黄疸は少し回復していましたが、肝臓の数値は26日の倍、1300位になってしまいました。
どういうことなのか、良く理解出来なかったけど、

ペコちゃんの正常の機能している肝臓の一部で、頑張っているそうです。
肝臓を治癒させるのはペコちゃん自身で、僕たちは、早く治るようにサポートしているだけです。

しかし、血液検査の数字だけを見ると決して良くはなっていないけど
ペコちゃんは、以前よりご飯の量を食べれるようになり
家の中をヨロヨロした足取りでトイレに行ったりしています。

急性膵炎が発症した時は横になったまま、ほとんど動けませんでしたが、
今は自分の意思で少し動けるようになっので、それだけは救いです。

もうちょっと一緒に頑張ろうね!!

201.12.27
☆☆☆ 強敵フラジール☆☆☆

今日も日課の病院通い。
朝、静脈点滴の為に預けて、6時45分のお迎えです。

昨日からカスタードとリキッドと交互に食べさせてあげると
ペロペロしてくれる事を発見!!

最近少し元気になってきたと思ったら
イヤイヤ度が増して力強く首を背ける。。。

どうしようかと思っていた所に、プリン、カスタード等、少しねっとりたものは
口に入ると(甘いから)嫌がらず舐めてくれる。
これはちょっと朗報だった!!

今日は先生がお休みの日、
何時もの血液検査はなく、静脈点滴だけしてもらいました。

昨日は病院にいる間に疲れから脳貧血を起こしてしまったので
先生からフラジール(肝臓の薬)の処方箋が出なかったので
今日はもらって帰ることにしました。

実はこのフラジール、1/4の大きさに割ってあるのですが、
小指の爪くらいの大きさの薬で、その1/4となると中々の大きさです。
5kgの犬が飲み込むのは結構大変なんです。

そうは言っても今はこれが一番飲まないといけないお薬なので
悪戦苦闘の上、毎朝7錠の薬を飲ませています。

昨日の血液検査の結果を聞いた時は、ちょっとショックでしたが
ペコちゃんは思ったほか元気そうにしているので
血液検査のことはあまり考えないことにしました。

2016.12.26
☆☆☆ カスタード食べた!☆☆☆

今日も日課の病院通い。
朝、静脈点滴の為に預けて、6時45分のお迎えです。

今朝は、久しぶりに血液検査をするとの事でした。
今回の結果が良ければ、少し大きくなってきた首のリンパ腫を一気に叩きいと先生は話していました。
それと外部検査(dic)の結果は夜にならないと出ないとの事でしたので
今日は、院内血液検査の結果は聞かずに夜にお預けになりました。

夜にお迎えに行くと、早速今朝の血液検査の結果を伺いました。
昨日、先生から「明日、血液検査をして状態が良ければ、抗がん剤を投与しましょう。
しかし、見た目は元気になってきても必ずしも血液検査の結果が良くなっているとは言えないこともありますよ。」と言われました。
きっと先生は、もし結果が悪かった場合を想定して、昨日の内に過度の期待をしないように、
今日の結果でがっかりしない様に、そういうお話をしてくれだのだと思います。

ペコちゃんの今の状態を一つずつ丁寧に説明してくれました。
急性膵炎と誤嚥肺炎の方は良くなって来ているらしいですが、今回は前回行った肝臓の数値よりかなり上がってしまい、
白血球が増えてどこかで炎症が起こっているらしいです。

抗がん剤の投与には肝臓に負担が掛かるものもあり、この状態では抗がん剤は投与出来ないとの事でした。
また快方に向かっていた黄疸がまた出てしまいました。
一つ良くなると別の所が悪くなる。。。

体力がないから、12歳という年齢、寿命。。。。
生あるものはいつかその生涯を閉じる時があるのは分かっています。
けれど、毎回一喜一憂の世界に迷い込んでしまって、今は気持を立て直すのがしんどいです。

先生も、「ペコちゃんとお母さん、僕も同じ戦友です。お母さんの気持ちと僕も一緒ですよ。
もう少し良くなっていてくれると信じていましたから。
もう治療が難しいと思ったら、その時は手を引きますから。」
先生の手を引くという言葉は、イコールペコちゃんとのお別れが迫っていると言う事です。

掌ですくい上げた水は、ほとんど指の間からすり抜けて落ちていきます。
掌に残ったわずかな水が今のペコちゃんです。
少なくなったわずかな水が、どうか、乾きませんように。

今日は、これから年末年始に備える話がありました。
肝臓の状態が良ければ皮下点滴で30日まで通院して、31~3日まで病院のお休みの間は
自宅で栄養をとってゆっくり休むという事でした。
しかし、今日発覚してしまった肝臓の状態で、年内いっぱい静脈点滴に通う事になりました。

そして病院がお休みの間は、自宅で皮下点滴をする為の準備をしましょうと
自宅で皮下点滴をする為のアドバイスを聞いていました。
・・・ペコちゃんに皮下点滴の針を刺したあたりから、気分が悪くなり
脳貧血を起こしてしまいました。

多分、今までの疲れが出たのと、今日の血液検査の結果が良くなかったので
合わせてどっと疲れが出てしまったのだと思います。
しばらく病院で休ませてもらい、8時半頃やっと自宅へ戻ってきました。

しかしペコちゃんの見た目は、そんなに悪い感じではありません。
昨日までイヤイヤしていた食べ物も、今日初めて鎌倉カスタのカスタードを自分からペロペロ舐めました。
たいした量ではありませんでしたが、自分から食べる意欲を見せたのは半月振りです。

食べれるようになれば、もっと元気になれるから。
また明日、カスタードの入ったシュークリームやプリンでも買ってこようと思います。

【次から次へ】
やれやれと思う間もなく次から次へと襲ってくる試練。
気持ちを立て直す暇も与えず毎日が過ぎて行きます。

2016.12.25
☆☆☆ 立てるの?!☆☆☆

今日は、病院の休診日
病院の大掃除という事で休診日になっていましたが、
先生がいらっしゃるという事で、ペコちゃんの日課の静脈点滴に行ってきました。

今日も血液検査は医療費の節約という事で省略。
(最近、先生は私達の懐具合を気にされて、なるべく節約出来る所は節約しましょうと)

先日までリキッドを1日200mlを目標に頑張っていましたが、
ペコちゃんが元気になりだしてから、
イヤイヤする力が強くてなかなかリキッドを飲んでくれません。
今朝も頑張ったけど、やっと60ml。

せっかく上向きになってきた体調も栄養が取れないと
また逆戻りしそうで怖いです。

朝の診察時にリキッドをあまり飲めない事を話して、病院で飲ませてもらう事にしました。
先生曰く、これで自分でご飯が食べられる様になると、
点滴が要らなくなるのになぁ~!

先生が、懸念しているのは首のリンパ節の事。
大学病院で一回目の抗がん治療をしてから17日経ち、一回目の効果がなくなってきました。
体力回復を待って二回目の抗がん治療をしたいとの事でした。

とりあえず、ペコちゃんの体内のリンパが腫れていないか、エコー検査をしました。
幸い首のリンパは大きくなってきましたが、体内のリンパはまだ復活していない様です。

ちなみに、先生に質問してみました。
最初にペコちゃんの足の付け根と鼠蹊部の腫れを見つけた時のステージはどの位だったのですか?

ステージ1は、首のリンパ節だけの腫れ
ステージ2は、首のリンパ節以外にもリンパ節の腫れが出ている状態。

最初にリンパ節の腫れに気ついた時はステージ2だったそうです。

そして、dicで入院した時のステージは4だったそうです。
ステロイド剤を止めたので急激にリンパ腫が猛威をふるって病気が進行してしまったそです。

今度は、そうならない様に先手を打ってリンパ腫と交戦です。
戦い方は先生にお任せするとして、
私たちはペコちゃんが何か自分から口にする物を考えないといけません。

ペコちゃんを病院に預けてそのままスーパーへ行きました。
ペコちゃんが食べれそうな物。
定番の牛肉、鳥のささみ、缶詰、カスタードのシュークリーム、プリン等々・・・

再び、ペコちゃんのお迎えに行った時、
ペコちゃん、随分元気になりましたね。
一時は心配しましたが、この調子でリンパ腫と戦いましょう。
と。

家に帰って、生牛肉、しゃぶしゃぶ、ささみ、缶詰・・・
色々試してみたけど、
匂いは嗅ぐのに、自分から食べることはしませんでした。

仕方なく、またリキッドをあげる事になりました。
しかし今朝と同じ、イヤイヤ度が増しているため思う様に飲めません。
何か良い方法は?!

プリンを買ってきたことを思い出しました。
プリンを小皿に取り分けて、ペコちゃんの口に入れてみました。

牛肉や缶詰の固形物はすぐに出してきてしまいましたが
プリンは、舌で押し出しするうちになくなってしまうため、
ペロペロ舐めるという現象が起きました。

ヽ(゚▽^)乂(^▽゚)ノ バンザーイ♪!
これが功を奏して
ペコちゃんにプリンをあげて、そのあとリキッドをあげる。
プリンも20gほど食べられて、リキッドも100ml程飲めました。

プリン計画大成功!!
自分からプリンを食べたわけじゃないけど、
ご飯を食べれなくなってからリキッド以外に食べられた初めての食品でした。

そのあと、フラフラしていたものの、
自力で体を支えて立つことができました。
こんな些細で当たり前の事で嬉しかったりします。

幸せは、日々の些細な事の中に沢山あります。
今日も何事もなく元気に1日過ごせた事。
プリンが食べられた事。
ペコちゃん、本当に良かった!!

これからも一緒に頑張ろうね!

【今度は肺炎】
よく人間でも高齢になると嚥下の調子が悪いと誤嚥肺炎になり、ひどくなると命を落とします。
リキッドは、液体なので横寝かせて口の脇から注射器で流し込みます。
体調の良い時は口に流れ込んできたリキッドをペロペロ舐めるけど、
ペコちゃんがイヤイヤしている時は、あまりペロペロしないので誤嚥しやすくなります。

気をつけていたのになぁ。。。

2016.12.24
☆☆☆ 回復の兆し☆☆☆

今日も仕事の為、ペコちゃんの病院の送迎はもぐパパの仕事

朝リキッドをやっと50ml飲ませた所で少し咳込みそうになった。
危ない、危ない!!
またこれ以上あげて肺炎が悪化したら大変だぁ。
もうやめておこう。。。

しかし、さすがに50mlじゃ足りなすぎると思い、
出かける間に10mlだけ飲ませて家を出ました。

病院についたら先生の診察、今日は血液検査はなし。
喉のリンパの触診をしたら、また少しリンパ腫が活動し始めたらしい。。。
体力の回復に重点をおいていたのでステロイド剤を飲んでいない為だったらしい。
今は体の回復が優先なので、急性膵炎と肺炎の治療が先決との事でした。

しかし、昨日も深夜2時頃、ペコちゃんのうめくような鳴声に目が覚めました。
頭をなでても鳴き止まず、仕方なくまた一昨晩の様に30分ほど抱いてから
ベットヘ下ろしたらすやすや寝始めました。

・・・4時半頃にまたうめく声
ペコちゃんを見るとペコちゃんを置いた場所から50cm程動いたようで、床にいました。
あらら?! ペコちゃんが動いた!!
床の上では寒いと思い、トイレシートを敷いたベットの乗せたら、多量のおしっこをしました。
やっぱりうめき声はおしっこだったのか。

ペコちゃんは、今まであまりトイレの失敗をした事がありません。
トイレシートを敷いていてもベットの上でオシッコをするのが嫌だったのだと思います。
オシッコをしてスッキリしたのか、またすやすや寝始めました。

が、しかし私はそうは行かない。
毎朝5時起床だから、4時半からまた寝てしまったら5時には起きれない。
仕方なくそのまま起きました。
最近夜中に起こされるので、昼間眠気が襲って、風邪を引いている事もありフラフラです。

しかし昨日も、今日も血液検査をしていません。
今まで何かしらの血液検査をしていたのに、それってもう検査の意味がないって事?!
なんか不安になってきました。

ペコちゃんのお迎え時に、先生に呼ばれました。
なんかペコちゃん少し元気になってきたと思いませんか。

そうなんです。夕べも寝かした所から50cmも移動していてびっくりしました。
今まで横になっている事が多かったのに、体を起こしてお座りするし
立ち上がろうといます踏ん張っています。
私も少し元気になったと思っていました。

きっと血液検査をしたら思った以上の結果が出ていないかもしれませんが
今までの僕の経験上、体調が上向きになってきた感じがします。

しかしリンパ節の腫れが少し出始めました。
いずれ体力の回復を待って次の抗がん剤を打たないと、リンパ腫が猛威をふるって来ます。
今は様子を見ながら体力の回復を待って、次の手段を考えましょう。

今回の回復は、200mlの輸血をしてもらったのが大きかったと思います。
貧血が治ったので体力も回復してきたのだと先生も話していました。

体力は回復傾向だけど、今度はリンパ腫が相手か・・・
相手に不足はないけど、また一喜一憂の世界に突入です。

ペコちゃんも頑張っているから
今度は、私たちの懐を頑張る番だね。
・・・そろそろ通算で大台の7桁になりそうです。

2016.12.23
☆☆☆ 頑張れる!☆☆☆

昨夜も2時過ぎ、前日同じように苦しそうに鳴き出しました。

声にならない声。。。

ペコちゃんに

どうしたの?

何をして欲しい?

体の向きを変えたり、色々試しましたが鳴き止まず。
仕方なく、また抱き上げました。

するとどうにか我慢している様子。

そうか、不安だったのか?

痛みというより、心細かったのかも。。。

30分ほどペコちゃんを抱っこして、
そのあと、そっと降ろしました。

すると、今度は苦しそうな声を出さずに寝始めました。

私がふと不安になるのと同じ、
ペコちゃんも夜に目が覚めて心細かったのかも
と思いました。

昨日は、朝85ml・病院で120ml・夜80mlのリキッドが飲めました。
5キロの体重で1日の必要量は230ml位なので、
リキッドを飲み始めて、初めて必要量を摂取することができました。

今朝も95ml、この調子だ頑張れ!!

病院で体重測定をするとわずかですが体重が増えていました。

輸血をして体がしっかりして、リキッドも飲めるようなりました。

まだ頑張れる!!
いつも先生の言葉は力強い!!

毎日の日課、今日も病院。
輸血してもらってから少し元気が出てきました。
今までは体を横にしている事が多かったのですが、
体を起こして、ちょうど伏せをしてい体位でいます。

ここ最近、体が怠いのか横になっているばかりだったので、少し嬉しいです。

朝のリキッドを私が50ml、そのあとモグパパに交代。
するとペコちゃんが痰が絡んだ咳が出ると。。。

あぁ~、ひょっとしてまた誤嚥しちゃった?!
おっかなびっくり、先生にも咳が出ることを伝えました。

それと昨日ペコちゃんが寝ていたシートに出血した跡が残っていたので
今朝、先生に診てもらう様に頼みました。

私は、ペコちゃんが夜鳴きする様になってから体調が悪く、風邪を引いた様で喉が痛い。。。
今日は、ペコちゃんを預けたあと家で体を休めました。

夕方ペコちゃんのお迎えの時に、
ペコちゃんはやはり誤嚥肺炎・・・
それと出血していたのは、点滴のためにテーピングした少し上の部分で
横になっていると摩れるため、少しえぐれてしまった様です。
今日は軟膏を塗っていますが、明日傷をよく見てから2~3針縫いましょうとの事でした。

dicは回避され、急性膵炎とは交戦中、それに加え誤嚥肺炎も新たな交戦も始まりました。
【言葉の力】

自己暗示ではありませんが、
自分がもうダメだと思っている時に、
人から大丈夫と言われて安心する事ってありませんか。

まだ頑張れる!

気弱になった時に、いつも励ましてもらえる言葉です。
言葉の力、本当にありがたいです。

2016.12.23
☆☆☆ 頑張れる!☆☆☆

昨夜も2時過ぎ、前日同じように苦しそうに鳴き出しました。
声にならない声。。。
ペコちゃんに
どうしたの?
何をして欲しい?
体の向きを変えたり、色々試しましたが鳴き止まず。
仕方なく、抱き上げました。

するとどうにか我慢している様子。
そうか、不安だったのか?
痛みというより、心細かったのかも。。。

30分ほどペコちゃんを抱っこして、
そのあと、そっと降ろしました。

すると、今度は苦しそうな声を出さずに寝始めました。
私がふと不安になるのと同じ、ペコちゃんも夜に目が覚めて心細かったのかも
と思いました。

昨日は、朝85ml・病院で120ml・夜80mlのリキッドが飲めました。
5キロの体重で1日の必要量は230ml位なので、
リキッドを飲み始めて、初めて必要量を摂取することができました。

今朝も95ml、この調子だ頑張れ!!

病院で体重測定をするとわずかですが体重が増えていました。
輸血をして体がしっかりして、リキッドも飲めるようなりました。

まだ頑張れる!!
いつも先生の言葉は力強い!!

【夜鳴き】
ペコちゃんがどうして夜鳴くのか、理由がわかりませんでした。
ワンワンと鳴くのではなく、
うぅうーと苦しそうに鼻を鳴らして鳴くんです。

どうしてあげる事も出来ず、本当に辛いことでした。
犬語が分かれば、どうして欲しいのか聞けるのに。。。

2時頃ペコちゃんが泣き出したので
そのまま抱き上げて30分ほど立っていました。

ペコちゃんを抱いていると、安心するのか
その時は、鳴き止んでいました。

しばらくして、そっとペコちゃんのベットに降ろしました。
すると、そのまま安心したのか寝てくれました。

そして、また4時頃鳴き始めました。
今度は体を起こそうとしています。

そう言えば、昨日病院から帰ってきて一回しかオシッコをしていない事を思い出しました。
ひょうっとしたら、トイレの場所まで歩けないから、
それで鳴いているのかと思い、シートの所へ降ろしたら
ワイドシートいっぱいに、オシッコをしました。

今までほとんどトイレ以外の所でオシッコをした事がない子だったので
トイレに行きたかったのかもしれませんね。

2016.12.22
☆☆☆ 葛藤☆☆☆

今日は病院は午前中だけ、村上先生もお休みの日。
毎日がリキッドをどの位飲めたか、オシッコが出たかなど、今まで普通に出来ていた事が
だんだん難しくなってきました。

今日も残りの150mlの輸血と静脈点滴をしてもらい病院へ朝一で行きました。
今朝も、みんながペコちゃんおはようと声を掛けてくれます。

昼間、ペコちゃんがいないのでhpの更新でもしようとパソコンに向かっていました。
先生に頼まれていたブログ、こちらの方もアップし始めて2週間ほど経ちました。
途切れ途切れの記憶をたどり更新しています。

けれどペコちゃんのお迎えの時間は外は真っ暗。
外が暗くなるとこういう時は特に心細くなります。

病院へついて診察室へ呼ばれて先生のお話

僕は、まだペコちゃんを諦めていません。
ペコちゃんはまだ頑張っていますよ。
だから僕にもまだ頑張らせて下さい!
ペコちゃんがもう頑張れないと思ったら、
その時は手を引きますから。
静脈点滴はやめて皮下点滴に切り替えます。

でもまだ頑張れると思うから、今の静脈点滴の血管が使えなくなっても
別の所から入れて静脈点滴を続けます。

先生の、頑張らせて下さい。
の言葉は、本当は私たちがお願いする言葉です。。。

またも折れそうな私たちの背中を押してくれました。
先生が頑張れると言ってくれるから、私たちも頑張らなくちゃ!
どこまで行けるかわからないけど、先生について行こう!!

本当に心強い言葉です。

ペコちゃんは、この2日間
夜の2~4時頃に目が覚めるようで、苦しそうな声で鳴きます。
オシッコが出ないのか、寝ている姿勢が辛いのか
何をして欲しいのか、分かりませんでした。

その話を先生にすると、
痛みは痛み止めのパッチをしているから大丈夫だし
何か違和感があるのかもしれません。
メンタル的な所は、面倒を見てあげてください。
と言われました。

2016.12.21
☆☆☆CRP(炎症反応)20越え☆☆☆

朝の血液検査が終わるまで病院で待っていて下さい。とのこと
検査結果:炎症反応が20超えました。
これは膵炎が原因だそうです。

それに伴いdicの発症の確率も上がってくるとのこと。
このままだと貧血も進んできたし、輸血をしようと思っています。
供血できるワンちゃんはこちらでお願いしますが、ドナーの血液検査代はご負担頂く様になります。
大丈夫でしょうか。

供血していただくわんちゃんの飼い主さんには今日連絡はしますが、わんちゃんを連れてきてももらわないといけないので今日の今日は難しいと思うので、明日輸血の予定をしておいてください。との事でした。

6時半頃に病院へ着くと、先生が来られて
ペコちゃんは今、輸血をしているのでもう少し時間が掛かります。
午前中に供血をお願いしたらすぐに病院へ来てもらえたので
今日は50mlだけ輸血をして、明日残りの150mlしましょう。
との事でした。

そのお話を伺い、供血をして頂いたわんちゃんと飼い主さんに、本当に感謝でした。
先生に、何かお礼をしたいのですがとお話ししましたが、
病院でお礼をしたので心配はいりません。

先生は明日はお休みだけど、お昼頃には病院に来ているので
ペコちゃんの様子を診にきますと話していました。

家に帰ってからのペコちゃんは、貧血が少し改善されているので、
幾分元気になりました。
今まで横になっている事が多かったけど、
一生懸命体を起こそうとしています。

それに伴い、リキッドも多く飲めるようになりました。
【感謝】
犬には、人間の献血と違い血液を保存しておくという事はあまりしません。
ですから今回の様な輸血が必要な場合は、その都度供血して頂くらしいです。

前回の輸血は大学病院で飼っている大型犬から供血してもらい、
今回は病院に通院しているワンチャンから輸血をして頂きました。

今までペコちゃんが舌を出すと薄ピンク色だったけど、
それに見慣れていたので、今回輸血をしたあとに
舌の色が真っ赤な色になってびっくりするほどでした。

また輸血して頂いたのでアルブミン値(栄養状態)も一挙に改善しました。
しかし急性膵炎から来る炎症反応も20オーバーなので
まだ油断ができない状況です。

ペコちゃんは、皆様の善意でやっと命を繋いでいます。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです

2016.12.20
☆☆☆炎症反応が上がっている☆☆☆

今朝も病院
病院へ向かう途中、涙が止まらない。
逗子の県立高校の通学時間帯、道路の両側に道が狭しと歩く高校生。。。
信号機が赤に変わった途端、涙が止まらない。。。

車の中のおばさん、何を泣いているんだろうかと思うほど
ぐちゃぐちゃの顔

病院で教えて頂いたリキッドもあまり飲むことができず、元気もいまいち
心細くてしかない。。。

今日から静脈点滴です。
先生は、今回も両腕の血管は残しておきたいとの事で
手の甲を固定して、その血管を使いますと話しました。

そしてまた、朝晩病院へ通う毎日が始まりました。
今日は先生がお休みの日でしたが、昨日

この病院全員がペコちゃんの事を知っていますよ。
僕が居なくても指示を出しておきますので、何か変わった様子があればメールしてください。

毎朝、ペコちゃんが病院へ着くと
診察券を出さなくても、ペコちゃんおはようごあいます。
と声を掛けてくれます。

本当にみなさんの言葉かけも嬉しいです。

【そもそもの話】
ペコちゃんのリンパ節の腫れに気がついた時、
今まで先代のシーズーから15年あまりお世話になっていた病院へ通っていました。

何時だったか、先生に質問したことがあります。
動物病院は、どうして内科とか外科とか表示がないのですか?
人間の病院みたいに専門があったら分かりやすいのに。

動物病院は人間の病院と違って、内科、眼科、歯科などの専門医などの表示はありません。
獣医法でそのような表示はしてはいけなと決まっているそうです。

しかし私たち飼い主は、動物病院というと何でも診てもらえるお医者さんと思っています。
だから治療などに関しても
私たちは知識がないのでわかりません。

ペコちゃんは、
内科に受診しなければいけなかったのに、
極端な例で言えば、歯医者に行ってしまった。
ということでしょうか。

リンパ腫と分かってるからも、この後どうしたらいいのか言う事も分からない。
長年通っていたお医者さんだから、信頼していたんですね。

ペコちゃんのリンパ腫に気がついた日
まだペコちゃんのリンパ腫はステージ2だったそうです。

しかし大学病院へ緊急入院した時は、
スレロイド剤が切れた反動で急激にリンパ種が進行していまい
ステージ4だったそうです。

もし今、リンパ腫かもしれないと思って
ネット検索して私のブログにたどり着いたのなら
セカンドオピニオンで構わないので、
すぐに専門の先生がいらっしゃる病院へ行って下さい。

診断がおりれば、その後のことは
各家庭の考え方で決めることができます。

ステロイド剤だけの治療にするのか、
抗がん治療をするのか、
考える余地は残っています。

けれど、リンパ腫かもしれない状況では
治療もできません。

リンパ腫には種類があること、その種類で治療も変わってくるし
予後も違います。

実は私たちも、大学病院での検査結果が分かってから
今後どのような治療にするのか考えるつもりでした。

しかしステロイド剤を投与してしまった後で検査した為
腫瘍が小さくなってしまったので、針吸引生検ができませんでした。

色々な後悔は残りましたが、村上先生と巡り会うことで
少なくとも私の自責の念は少し減った気がします。

けれど、一番可哀相なのはペコちゃんです。
ステージ2の時に、まだ元気だった時に
抗がん治療をしていれば、こんなに苦しまずに済んだのに。。。

それが一番の後悔です。
そして、このブログの題にした
ペコちゃんのリンパ腫に気がついた日
きっとこの日の事は一生忘れる事が出来ない日です。

2016.12.19
☆☆☆誤嚥肺炎☆☆☆

今朝はどうしても会社に遅刻するわけにいかず、主人が会社を休んでくれました。
朝ペコちゃんを預けて、夜にお迎えです。

昨日、ペコちゃんのお迎えに行った時先生からお話がありました。
ここ数日、皮下点滴で頑張ってきましたが、膵炎の状態がなかなか改善されてきません。

それにリキッドを誤嚥したようで、肺炎も併発。。。

今までは、今後の抗がん治療の為の血管確保をしていました。
DIC 予防の為の注射もしていましたが、6項目中2項目が該当しています。
これが3項目になるとDICの発症となります。
今が勝負の時だと思います。

明日から静脈点滴に切り替えて頑張りましょう。

衰弱していくペコちゃんを見るたび、
毎日、痛い思いをして病院へ通い苦痛に感じているのではないか、
家にいても無理やりリキッドを飲ませて嫌がっているのではないか、
生きていてほしいと思う事が
ペコちゃんにとって苦痛なのでは
と葛藤の日々でした。

村上先生は
僕は、ペコちゃんと飼い主さんと一緒に戦場で戦う戦友だと思っています。
それとペコちゃんの前で泣かないで下さいね。
飼い主さんが泣いていると、犬はわかりますから
どうしたんだろうと、ペコちゃんが心配してしまいますよ。
良いですね!

いつも折れそうになると、
先生は、私たちを励まそうとしてくれました。

そして、ペコちゃんの医療費も大丈夫ですか?
人間と違い保険がないから、医療費も大変です。
大変になったら相談してください。

確かに毎日病院で支払う金額は2~3万円
最近では金銭感覚が麻痺してきた感じです。

先生、まだ頑張れます。
無意識にそう話していました。

まだペコちゃんも頑張っているから、私たちも頑張らなきゃ!!

2016.12.18
☆☆☆膵炎の数値が下がらない☆☆☆

今朝も朝から食欲、元気度なし。。。
左後ろ足も引きずっています。
昨日まではよろよろしていたけど、どうにか普通に歩いていたけど。。。。
全く食べられなくなってから歩かなくなったので、筋力が弱りヨタヨタしています。
それに加え先日点滴した足の方をビックを引いて、本当に痛々しいです。

今日の病院は5時から。
病院は日曜日は午後休診なのに、皮下点滴し診察して頂きました。
昨日出した膵臓の数値は、相変わらず1000超え、前回出した時と1000超えは変わっていません。

それに加え少し肺炎、それと肝臓の数値も上がっています。
けれど、先生は膵炎の治療が最優先だとおっしゃいました。

黄疸の数値も落ち着いて改善したけど、膵炎の数値はなかなか下がってきません。
これは、先日抗がん剤を投与した副作用だそうです。
一番弱い抗がん剤で副作用も少ないものから投与したのですが、
たまに副作用で膵炎になる子がいるとの事でした。

ペコちゃんのリンパ腫は一回の抗がん治療で完全寛解していますが、膵炎になってしまった事で
この抗がん剤はペコちゃんいには合わないとの事でした。

さしあたり中度の膵炎で中々良くなって来ない上、肺炎など3つの病気が併発しているため
明日から静脈点滴になりました。
もしこの膵炎の数値が下がっている様なら皮下点滴で行こうと思ったそうですが、
中々改善してこない事を考えると、今が正念場、勝負の時だと思いますと!

残しておいた血管を使ってでも今の状態を改善しないとの事でした。
幸いリンパ腫の方は落ち着いているので、体調を最優先に考え、
そのあとでリンパ腫のことは考えておきましょうとの事でした。

それと肺炎になってしまった事で、お薬を飲ませるのがとても大変になりました。
今朝は、最後の2錠は潰してリキッドに混ぜてやっと飲ませました。
その話を先生にすると、お薬に優先準備の番号を振ってくれました。

毎日、どの薬が飲めたか書いておいて下さい。
飲めなかった薬は点滴、もしくは注射で凌ぎましょう。と

そしてペコちゃんの膵臓の数値が思うように改善してこないので
先生からお話がありました。

皮下点滴で様子を見ていましたが、なかなか厳しくなってきました。
dicの項目も2項目が該当していてなりかけ、これが3項目になるとdicということになります。
そうならないように先手を打って
そろそろ今が勝負時だと思っています。
今後のことを考えて抗がん治療をするための血管を残していましたが、
皮下点滴より静脈点滴の方が早く改善できると思うので明日から静脈点滴に切り替えましょう。
針をどこに入れるかという問題は、こちらのお任せ下さい。

いつも先生からの提案やお話がある時は別室に呼ばれます。
先生と話す時は、いつも飼い主の私たちときちんと向き合ったお話をしてもらえるので
安心して先生にお任せすることにしました。
ペコちゃんの医療費も保険がないので大丈夫ですか?!
毎日のペコちゃんの医療費も心配して頂き、大変になってきたらいつでも相談して下さいとの事でした。

確かにペコちゃんのリンパ腫がわかってから支払った医療費は、80万円ほどになりました。
そんなにお金をかけてという人がいるとは思いますが、この12年間ペコちゃんからもらった
無償の愛の金額に換算すれば決して高い金額ではないと思っています。

共働きだからペコちゃんに寂しい思いやしてあげられないことはたくさんあるけど、
私たちがしてあげられる事は出来るだけしてあげたい。と思っています。

2016.12.17
☆☆☆誤嚥肺炎☆☆☆

一昨日の朝、リキッドを飲ませたら少し咳き込みました。
これ以上あげて誤嚥するといけないから、あげるのを諦めて会社へ。
その夜もリキッドを飲ませたら少し咳き込みました。
なんか嫌な予感がしてリッキドを中止。
そんな内容のメールを先生がお休みの間やり取りして、治療の指示を出してもらっていました。
今日は先生がいらっしゃる日ですが、私は会社を休む事が出来ないのでモグパパに連れて行ってもらいました。

黄疸は平常値を維持、アルブミンもギリギリの所で平常値でした。
しかしcrp(炎症反応)が3.4から5.4にあがっていまいました。
恐れていた誤嚥肺炎の診断。。。。

やっと黄疸が良くなり、栄養状態も上向きになって、体重も4.7kgまで持ち直してきたのに。
無理にリキッドを上げなくて良いです。との指示。
確かに今までリキッドをあげるとペロペロ舐めてくれていましたが、昨日の夜から舌をあまり動かさなくなりました。

今日は、65mlやっと飲めた感じです。
ペコちゃんの体重を維持するには220−230mlが必要なのに。。。。
昨日まではどうにか180ml飲めていました。

また明日から栄養状態が急劇なダウンです。。。
一つ良くなると次が悪くなる。
体力が無いから、見るに忍びないです。

それに今日は左後ろ足を引きずっています。
昨日までは大丈夫だったはす。
心配が一つずつ増えていきます。
【今度は肺炎】
よく人間でも高齢になると嚥下の調子が悪いと誤嚥肺炎になり、ひどくなると命を落とします。
リキッドは、液体なので横寝かせて口の脇から注射器で流し込みます。
体調の良い時は口に流れ込んできたリキッドをペロペロ舐めるけど、
ペコちゃんがイヤイヤしている時は、あまりペロペロしないので誤嚥しやすくなります。

気をつけていたのになぁ。。。

2016.12.16
☆☆☆ ちょっと上向き☆☆☆

昨日の夜、いつものリキッドをあげた終わりそうな時に、ペコが少し咳き込みました。
もし誤嚥でもしたら大変なので、無理せずあげるのをやめましたが、
今朝もリキッドをあげている途中で咳き込んだので、途中断念しました。

 今朝も先生に昨日からの様子をご報告して、
先生からも今日の診察の指示を出しておきますとご連絡をいただきました。
先生は、今日はおやすみで大学院へ行かれているのに、本当に頭が下がる思いです。

昨日は会社から帰ったら少しぐったりしていましたが、今日は少し顔を上げていました。

帰宅後すぐに病院へ。
黄疸の数値も下がり、赤文字が消えました。
それにアルブミンの数値も少し上がりました。
何より、昨日のパッチの効果があったのか、昨日が40だとすると今日は55位の元気度になりました。

昨日からリキッドをイヤイヤするので、無理をせず飲めるだけにしました。
ペコちゃん、今日も私の布団お足元で悠々爆睡中です。

【ちょっと上向き】
毎回、血液検査の結果で
一喜一憂の毎日ですが、やっぱり元気度がアップしてくるととても嬉しいです。

ご飯がわりのリキッドも60mlしか飲めなかった時は落ち込んで
100ml飲めた時は、いいぞ!! この調子だ! と単純な事で泣き笑する毎日です。
黄疸の数値も下がってきた事も嬉しいです。

そう、本当は16日は大学病院で二回目の抗がん剤を投与する予定でした。
ペコちゃんの体調が悪い為、先生から大学病院へ連絡を入れて下さり、
今回の抗がん治療は見合わせになりました。

2016.12.15
☆☆☆夜のオアシス☆☆☆

先生は、本日はお休みのため、14日の夜から15日の朝までの様子をメールで連絡して下さいとの事。
本当に感謝!
本当にありがたい!!
言葉が無いくらいです。

ペコちゃんの様子を伝えると病院の方へ治療の連絡をしておいてくれました。

昼休みに自宅へ戻りリキドを50ml程度あげて、速攻で会社へ戻り
5時速攻に退社して自宅へ戻り、他のワンコにご飯をあげて、
また、速攻で病院へ向かいました。

夕方自宅へ戻った時、きっとペコちゃんは寝ていたからなのか
少しいつもより元気が無く、くしゃっとした感じでした。

病院へ向かう車の中、心細くて仕方ない。
暗い夜道を走っても走っても病院につかない気がする。。。。
途中、渋滞。。。

今日病院は、午後休診日なのに、
昨日、大丈夫ですよ!午後6時位までは先生がいらっしゃるから来て下さい。
とおっしゃって下さった受付の方。

いろいろ考えながら病院へ向かう車の中、涙が止まらなかった。
心細い。これからどうなるんだろう。

うっすらと病院の明かりが見えてきた。
夜道に一際暖かい明かりが浮かぶ、まるで砂漠のオアシスに感じました。
病院へ付けば大丈夫。そう、大丈夫!!

すぐに血液検査をして結果を待って診察をして頂きました。
今朝メールで連絡した通り、ペコちゃんの膵炎の痛みが辛いといけないから
痛み止めのパッチを出しておいてくれました。

少しでも楽になれるように。
みんなんペコちゃんに優しくしてもらえて、涙が止まりませんでした。

まだ先月の23日に初診に来たばかり、
ペコちゃんの事は、僕がいなくても病院の先生方はみんな知っているから大丈夫ですよ。
そうおっしゃって下さった先生に癒されました。

母ちゃん、こんな所で大切なひとしずくを使ってどうする!!
まだ最後のひとしずくを使う時じゃない!!
やることが、できることがあるはず。
最後まで、自分ができる事は頑張ろう。
この12年間、ペコちゃんからもらった計り知れない無償の愛を
ペコちゃんに返してあげないと。。。

【先生からのメール】

先生からのメールには、
膵炎は、たいてい腹痛があるので、
痛め止めの治療を追加してあげたいと考えています。
(本人とお話できれば良いのですが‥。)
とありました。

何度か先生とやり取りしながら、夜の診察の指示を出しておいてくれました。

きっとペコちゃんが先生とお話しできたとしたら
こんなにペコちゃんに愛情を濯いでくれる先生に恋しちゃいそうですね。

先生の心遣いと優しさにただただ脱帽でした。

2016.12.14
☆☆☆悪性リンパ腫完全寛解☆☆☆

ペコちゃんのお迎えに行ったら
ペコちゃんの血液検査の結果を持って先生がこちらの部屋へどうぞ。。。
ちょっと嫌な予感。

ペコちゃんにとってどの治療が良いか、一緒に考えましょう。
何もなければ16日に大学病院で2回目の抗がん治療をすることのなっていました。
しかし、黄疸を始め炎症反応など体調が悪い。
この状態だと大学病院へ行って一通り検査して、結局今日は抗がん治療ができないと言う事になるかも。
それじゃー、行っても意味がない、ペコちゃんも体調が良くないのにしんどいだろうし。。。

先生からの提案

ペコちゃんは、静脈点滴の為にゲージに入れると長い時間吠えている事が多いです。
吠えると言う事は、体力が残っているという事ですけど。
ペコちゃんが入院中、
何度か大学病院のicuにペコちゃんを見に行った時はグッタリ寝ていましたから。
(先生は、ペコちゃんが入院した病院の大学院へ通っており
学校へ行った時にはいつでもペコちゃんの様子を見に行ってくれたのだそうです。)
ペコちゃんのクオリティーを考えると皮下点滴に切り替えて病院にいる時間を短くしたほうが良いのでは。

しかし、皮下点滴は静脈点滴に比べ入れる薬は同じでも効果は静脈点滴のほうがあります。

二つ目の提案、
今の状態を改善するために、使える血管で静脈点滴をして体調の回復を図るか。
ペコちゃんの使える血管はもうそんなに多くない。
できれば、今後の抗がん治療を考えて取っておきたい。
それに病院で長時間いるストレスを考えると、体力を奪いかねない。
けれど、これも一つの方法です。

どの方法も間違っていない。

先生のお話の後
私もいつも葛藤しています。
飼い主の自己満足やエゴのため、苦痛がある治療をしていないか、
この子にとって一番の治療とは何だろうか。
ペコちゃんにとって苦痛しかない治療を続ける意味があるのだろうか。
一問一答の日々を過ごしている事を話した後、先生の意見も同じである事がわかりました。

たとえこの先何が起こったとしても、ペコちゃんの事を考え
ベストだったと思える日々を過ごした事に後悔しない事を確認しました。
僕たちは、ペコちゃんの事を思って相談して決めたことです。
その事は忘れないで下さい。

だから今回の先生の提案には、即答しました。
先生、皮下点滴にします。
ペコちゃんは家にいたほうがリラックスできるので、皮下点滴で頑張らせてください。

では、皮下点滴で明日から頑張りましょう。
「朝晩2回の通院はできますか?」と聞かれました。
もちろん即答で「大丈夫です。できます!!」

今までも静脈点滴で朝病院へペコちゃんを預けて、夜お迎えだったから、
2回通うことには変わりません。

こうして静脈点滴から皮下点滴を朝晩2回にして様子を看る事になりました。
ペコちゃんにとっても自宅にいる時間が長いのでノンストレスだと思いました。

今日も遅刻の残業、実質フレックス。
明日からは、通常勤務ですが昼休みに家に戻り、リキッドをあげる事になりました。

リキッドも昨日までは高栄養リキッドでしたが、膵炎は脂肪があまりよくないので
今日から低脂肪リキッドに変える事になりました。

先生からのお話のあとエコー検査をしました。
ペコちゃんのリンパ腫は完全寛解!!

これからは、急性膵炎と戦う事になりました。

2016.12.13
☆☆☆膵炎の疑い☆☆☆

静脈点滴3日目、
足から入れていた静脈点滴が
とうとう血管が硬くなって点滴が入らなくなりました。

少し液漏れして足が腫れてしまいました。
仕方なく、今日は残りの液は皮下点滴に切り替える事になりました

意外にもたった3日で足からの静脈点滴は入らなくなってしまい
ペコちゃんの腫れた足は痛々しそうでした。

後ろ足にわずか3日のテーピングだったのに、
点滴をした後ろ足をびっこを引く様になりました。
今は急性膵炎を治す事が最優先だけど、
とても不憫でした。

リキッドも昨日までは高栄養リキッドでしたが、
膵炎は脂肪があまりよくないので
今日から低脂肪リキッドに変える事になりました。

【認知度上昇中!】
ペコちゃんは毎日病院へ通っているので、病院のスタッフさんや患者さんまで
ペコちゃんの認知度は上がりました。

ペコちゃん、いかがですか?
お声をかけて下さる方もいます。
待合で待っている間は、今日の血液検査の結果が悪かったら。。。。
そう思うと緊張するので、おしゃべりしてる間は少し寛げます。

それにしても先月23日に初めてここへきてから
通院率は患者さんの中でもダントツの1位だと思います。

2016.12.12
☆☆☆快復への第一歩☆☆☆

今朝も病院へペコちゃんを連れて行きました。

いつも先生は、血液検査の結果が出るまで待ってもらって大丈夫ですか。
血液検査の結果で治療を考えたいのでと。

しばらくして先生が
ペコちゃん診察室へお入り下さい。

昨日、黄疸の数値が上がっていましたが、今日は少し下がっています。
それに伴い、crp(炎症反応)も少し下がりました。
良かったです。

念のため、膵臓の検査、犬膵特異的リパーゼという検査をさせて下さい。
ひょっとすると、ペコちゃんは
肝臓が悪くなって黄疸が出たのではなく
膵炎を起こして膵臓が腫れる事によりビリルビンの数値が上がったかもしれません。
抗がん治療の副作用で、急性膵炎になる事があります。

お腹を丸めたり、痛がったりすることはありませんか?

夕方お迎えに行った時には、すでに検査結果が出ており
標準値200が1,000オーバーでした。
そして、今度は急性膵炎と戦う事になりました。

その後、エコー検査もしてリンパ腫の状態を確認しました。
ペコちゃんは抗がん剤が良く効いて、リンパ腫は完全寛解しています。
今は、リンパ腫の方は大丈夫だから膵炎を早く治しましょう。

今日はこれから静脈点滴をしますので、また6時45分にお迎えをお願いします。
ペコちゃんが吠えて落ち着かないようだったら、体力を消耗してしまうので
少し眠くなるお薬を使って体力を温存しましょう。

こうして朝の出社は1時間程度遅刻、
帰りは残業をして会社から直接お迎えの毎日を過ごす事になりました。

幸い会社もこの状況に理解があり、
午前半休や午後半休、遅刻や早退などにも気持ちよく対応してもらえる事になりました。

先生も、今が正念場です。
どうにかこの状況を乗り越えて頑張りましょう!

いつも先生にそう言って頂けると
不思議と頑張れる気がしてくるから、不思議です!

ペコちゃんは、リンパ腫になり、DICと戦い、急性膵炎とも戦火を交える事になりました。
食欲も戻らない、リキッドのみで交戦できるのだろうか。

この急場をどうにか頑張らないと、
いつもこういう時の先生の言葉は力強い!!
黄疸が改善してきているので、希望が持てます。
頑張りましょう!

2016.12.11
☆☆☆黄疸悪化☆☆☆

日の血液検査で肝臓が悪く黄疸が出ているとのことでしが、
今日の血液検査のビリルビンの数値は昨日より上がっていて
黄疸が悪化している事が判明。

そしてまたもhct(ヘリマット値:貧血検査)が28.9%と下がってきました。
白血球も高値、栄養も足りないのでアルブミンは低下の一途。

退院したのもつかの間、
黄疸で白目も黄色に濁って、舌の色は貧血で白っぽい。。。
食欲も全くなく、食べる事も出来ない。

差し当って先生に相談してみました。
すると先生から、高栄養のリキッドがあるから、注射器で口の脇から飲ませてあげてください。
と言われてロイヤルカナン犬用消化器サポート高栄養リキッドを勧めてもらいました。

そして、この日からペコちゃんのご飯は、リキッドになりました。
今のペコちゃんには吸収・消化が良いから一番良いと思います。と。

そしてペコちゃんの点滴は足の血管から入れることになりました。
幸い、先生が病院に連日勤務だったので、毎日血液検査をして様子を診てもらうことができました。

今までペコちゃんは痛い思いをして治療を続けてきました。

自己満足のために、ペコちゃんに辛い思いをさせていないか、
自分が救われたいから、ペコちゃんの治療を続けているのではないか、

ここ最近、ずっと同じ事を考えています。
私は本当にペコちゃんの事を考えているのだろうか。

黄疸が出ていると聞いただけで、またも昨年の夏に胆管癌で旅立った母を思い出しました。
黄疸は、酷くなるとオシッコの色が赤錆の濁った色になります。
まだ、大丈夫。
オシッコの色はまだ褐色になっていないから。

2016.12.10
☆☆☆朝から吐き気・黄疸発症☆☆☆

今朝から食欲がない。
生牛肉をあげたら、美味しそうに食べたので少しあげました。
それから好物のヨーグルトを少々。
しかし、1時間しない内に、1回目の吐き気。
もしかしたら抗がん剤の副作用の吐き気かもと思い、
朝の内に病院の予約を取りました。
その後も2~3時間の間に7~8回吐きました。

確か大学病院の先生は、
一番弱い抗がん剤で副作用の出る子もしくない薬ですが、
抗がん治療してから3~4日すると副作用が出る子もいます。
との話だった。。。。
抗がん治療をしてからまだ2日目です。

今日も仕事が終わってから病院へ行きました。
ペコちゃんが吐いた写真を見せて、すぐに血液検査をしました。

炎症反応(crp:3.65)・
その他の数値も高低差がいっぱい・・・
急性腫瘍溶解症候群・dic・ステロイドの影響が出ているそうです。
そしてビリルビンの数値が上がって黄疸との事。

ビリルビンの数値が上がっていると
肝臓が悪くなっている位の事は理解しました。
本当は静脈点滴の方が良いとの事でしたが、
6半の予約だったので皮下点滴をして帰ってきました。

明日から静脈点滴をしますが、朝晩病院へ通えますか。
ペコちゃんは夜は家でゆっくり休んだ方が良いと思います。

静脈点滴は皮下点滴より効果はありますが、
先日大学病院で両腕の血管を使っているので
足の血管を使いたいと思っています。

元気になって次の抗がん治療をする時に
腕のまだ使える血管はとっておきたいんです。
と。

後から先生に伺った所、シーズー5kg程度の犬で
前足で点滴の針をさせる血管は5~6cmしかないそうです。

人間でも血管注射や点滴をすると内出血などをして
使える血管が少なくなっていきますが、
犬も同じで、針がさせる所が少ないという事でした。

【一喜一憂の世界】
昨日はあんなに元気だったのに、どうして?!
病院から昨日退院したばかりなのに、どうして?!
そして、また病院通いの生活に。。。

明日から、朝病院へペコちゃんを連れて行き静脈点滴をしてもらい、
6:45分にお迎えに行くという事になりました。

ペコちゃんのリンパ腫に気がついてから2ヶ月が経ち、
やっとスタートラインの第一回目の抗がん治療が終わったばかり。。。

あの時、ステロイド剤を使っていなかったら、
もっと早く、私が重い腰を上げて専門の先生に行っていたら、
自責の念が押しつぶされそうでした。

2016.12.09
☆☆☆無事退院☆☆☆

ペコちゃんが入院してから、土曜・日曜・火曜・木曜とお見舞いに行きました。
ペコちゃんは100mlの輸血をしてもらい、集中治療室で24時間体制の元治療が始まりました。

いつも面会した後は、寂しがって2~3時間鳴き続けてしまうとの事でした。
可哀想だけど、やっぱりペコちゃんに会いたくて面会しました。

そして金曜日
ペコちゃんは無事に退院となりました。
病院にいる時は、自分からご飯を食べる事はなく、
缶詰やドライフードをふやかした物を注射器で食べさせて頂いていました。

通常のベスト体重が5kgでしたが、退院時には4.3kgにやせ細っていました。

【元気な姿】
病院の支払いは、先日の検査費用と入院治療費を合わせた金額で請求書が送られてきました。
年内は入院なのかと思っていたので7日という短期で退院になる事に不安が少し残りました。

ペコちゃんを乗せて自宅へ着く頃は、辺りは真っ暗になり少し心細い気持ちでした。
家に戻りオシッコをさせるために庭に出すと、トコトコと軽快な足取りで歩き、
腰を落としてオシッコをしました。
そのあと、自分の足で玄関まで戻ってきて家の中に入りました。

思った以上に元気になっていたので感動でした。
夕ご飯をあげると、
ご飯もふやかしたフードを8割方平らげ、ヨーグルトを大スピーン1杯ほどなめました。
こんなに元気な姿は久ぶりだったので、本当に嬉しかったです。

2016.12.08(木)
☆☆☆第一回抗がん治療☆☆☆

大学病院で第一回目の抗がん治療
お見舞いに行った時に、研修医の先生から、4時頃に先生からお話がありますが、お時間は大丈夫ですか?
と聞かれました。

大丈夫です。
ペコちゃんを膝の上に乗せながらしばらく先生がいらっしゃるのを待っていました。
大学病院の先生は、会議・授業・ゼミ・診察・治療・・・と忙しい。。。

先生からは、

DICの状態も落ち着いてきたし細胞診の結果も分かりました。
ペコちゃんは、多中心型・B細胞性リンパ腫(悪性)ですが、このB型は 抗がん剤治療の効果が見込めるリンパ腫です。
この後、5時頃から第一回目の抗がん治療をして様子を見ます。
様子を見て特段変わった事がなければ、明日午後に退院です。

一番弱い抗がん剤を投与しますが、投与後3~4日すると副作用が出る子がいます。
副作用と思われる様な症状(食欲の低下や吐き気・嘔吐)などが出たら葉山どうぶつ病院の村上先生へご相談されて治療して下さい。

そして大学病院で抗がん治療、副作用などは掛り付けの病院で、一緒に協力しながら治療をして行きましょう。

とお話を頂きました。

2016.12.05(火)
☆☆☆集中治療室☆☆☆

集中治療室
集中治療室で24時間体制の治療が始まりました。
人間のICUと違い、ガランとした教室に動物用の檻がいくつかあり、その横に点滴用の計器などの機械がたくさん置いてありました。
人間と違い、殺伐とした感じで想像していた集中治療室と言うイメージとは違いました。
それでも頻繁に様子を診に来て頂ける様で、それだけは救いでした。

いつも面会した後は、寂しがって2~3時間鳴き続けてしまうとの事でした。
可哀想だけど、やっぱりペコちゃんに会いたくて面会に行きました。

後から伺った事ですが、村上先生が大学へ行く日(火曜日と木曜日)はペコの様子を必ず診に行って下さったそうです。ほんとありがたかったです。

2016.12.04(月)
☆☆☆お見舞い☆☆☆

大学病院へ入院
ペコちゃんは100mlの輸血をしてもらい、集中治療室で24時間体制の元治療が始まりました。
膝の上に乗せてたペコは、ぐったりした感じで覇気がありませんでした。。。

2016.12.02
☆☆☆DIC(播種性血管内凝固症候群)☆☆☆

ペコちゃんは、危機的状況になりました。
村上先生の昨日の言葉
「明日ここへ来て、大学病院へ電話しなさい。
急性リンパ芽球白血病の疑い、リンパ腫の疑いも。
出来れば本日診察して頂く事は可能でしょうか。」と話しなさい。
ここへ来て電話して、もし診てもらう事が出来ないようなら
この場からすぐに治療を始めます。
病名は間違っていても構わない。僕の誤診と言われても構わない。
ペコちゃんには、今輸血が必要です。
きっと大学病院は、焦ってすぐに診察してくれると思います。
もし、今日診てもらう事ができるのなら、ここから大学病院へ行った方が早いと思います。 一刻を争う状況です。

朝、電話をする原稿を書いて先生のところへ持って行ったら、先生が補足説明をしてくれました。
電話で話をしていてもなんだか頭の中が真っ白で自分が何を話しているのかわかりませんでした。
途中、先生が電話を代わって下さり、状況を説明してくれました。

大学病院の研修医の先生が「明日なら診察できます」とのお返事を頂きました。
村上先生が

まだ明日なら大丈夫!
貧血は進んでいるけど、明日ならまだ間に合うから安心して大学病院へ明日行きなさい。
輸血を用意しておいてくださいと話しておいたので大丈夫です。

11/23に初めて葉山どうぶつ病院の村上先生にお会いしてまだ数日です。
僕が悪者になっても構いません。ペコちゃんの命を助けたい、ただそれだけです。

先生が「この病院へ来てここから電話しなさい」
この言葉はきっと一生忘れる事がないでしょう!
この言葉は私のパワーフレーズでした。

2016.12.01
☆☆☆大学病院へ電話☆☆☆

朝、電話をする原稿を書いて先生のところへ持って行ったら、先生が補足説明をしてくれました。
電話で話をしていてもなんだか頭の中が真っ白で自分が何を話しているのかわかりませんでした。
途中、先生が電話を代わって下さり、状況を説明してくれました。

大学病院の研修医の先生が「明日なら診察できます」とのお返事を頂きました。

村上先生がまだ明日なら大丈夫!
貧血は進んでいるけど、明日ならまだ間に合うから安心して大学病院へ行きなさい。
輸血を用意しておいてくださいと話しておいたので大丈夫です。

11/23に初めて葉山どうぶつ病院の村上先生にお会いしてまだ数日です。
僕は、ペコちゃんの命を助けたい、ただそれだけです。

先生が「この病院へ来てここから電話しなさい」
この言葉はきっと一生忘れる事がないでしょう!
この言葉は私のパワーフレーズです。

先生の言葉に後から後から涙が出てきました。

しかし先生は、万が一大学病院へ診察を断られたことも考えて
昨晩、ペコちゃんの治療方針を色々調べてくれたそうです。
お客さんのワンちゃんが今日診察に見えるから、
その飼い主さんにも事前に連絡を入れておいてくれたそうです。

11/23に初めて先生に診察して頂いて、わずか10日あまり
本当に感謝の言葉しかありません。

先生曰く、いいタイミングで病院へ足を運んでもらった事、
毎日点滴をして様子が良くわかっていた事、みんな良かったんです。

これからが一番大事な時です。
大学病院へ行く事が目的ではなく、ここからが始まりです。
一緒に頑張りましょう!!

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました